2時過ぎに一澤帆布を出た。お日様はまだ高いので知恩院へ行って見 ることにした。10分ほど歩いたら知恩院の山門へ到着した。最初にここに来たのは中学の修学旅行であった。その後2回くらいなので15年以上はご無沙汰している。
ここの山門はとにかく大きい。よくもまあ作ったものだ。昔の大工の腕には敬服する。
靴を脱ぎ本堂の廊下へ上がった。廊下を歩けばキュッキュッと音がするのは修学旅行のときバスガイドが説明してくれた記憶があるが古いからそんな音がするのもんだと思っていたがこれは間違いであった。曲者が侵入してきたとき分かるように細工がしてあると図解入りで書いてあった。
知恩院にはモミジがほどんど無いので観光客は少ない。ここを出て円山公園へ向かった。
春であれば大きな枝垂桜が見事であるが葉も落ちて寒そうであった。後5ヶ月もすれば花見客でごった返すことであろう。
途中若い兄さんが人力車を引いていた。嵐山にはあるのは知っていたが円山公園にあるとは知らなかった。平坦であれば楽かも知れないがここは坂道が多いので大変な重労働である。しばらく公園を歩くと池が 嬢さんが三人歩いていたが品があり目をなごませてくれた。
尻につられて歩いていると、ねねの道の道標があったので高台寺に上がった。
高台寺の駐車場のそばに霊山観音がそ びえたっていた。高さが24メ ートルあり昭和30年に建立されたとのことである。先日見た高崎観音の約半分だ。
背景の山の紅葉もきれいであった。ここの駐車場を下れば清水寺方面へ行くことができる。2年坂、3年坂はあっちの矢印が出ていたので降りて行った。またまたお嬢さん の着物姿を楽しめた。先ほどの方とは雰囲気が異なり上品さが欠けているような感じであった。清水寺の界隈は女性が好きそうな店がなんと多いことか。
デイトしたときはどこにしょうかと迷うこと間違いなし。4時を過ぎると日が落ちてきたので清水寺は次回の楽しみにおいておくことにした。五条坂を下り京阪電車の五条駅まで歩いていった。今日は3時間は歩いたので10キロくらいなものか。帰りの電車で二駅目で乗り換えねばならないのにボケーとしていて発車してから気がついたが後の祭り。年はとりたくない。チキショ~。
>尻につられて歩いていると
いいですねえ,この表現。笑えました。
乗換駅を忘れるのはしかたないこと。そうそう,画像がアップされているということは息子になおしてもらったのかな。やっぱり絵がないとたのしくないから。