10月15日(土曜日)
100万馬券をゲットした雀友K君から競馬のお誘いメールが来た。「京都競馬場シンザン銅像前に10時集合」。
K君の元同僚Nさんは栗東在住で、スポーツ新聞記者に友人がいる。Nさんに京都競馬場の特A指定席の手配を頼めば、よきに計らってくれる。特A指定席 は3000円するので有り難い。
毎度のことだが、 「勝ってくるぞ!」 と家をでるときは勇ましい。 「負けたらあかんぇ~」 の激励の声はこれまた毎度のこと。
10時前に京都競馬場に到着した。
待ち合わせ時間まで余裕があるので、新潟競馬、東京競馬、京都競馬の1レースを購入する。やがてK君、Nさんがやってきた。
特A指定席は競馬場の左端の円形の入り口から入り、受付嬢から指定席券をもらう。
5階は特A指定席で、6階は馬主席でエレベーターで上がる。
他の席はエスカレータなので待遇が違う。前回行ったときはエレベータガールがいたのでビックリした。
席は前回行ったときと同じく、ガラスが前面にある最前列だ。真夏であれば暑くてたまらないが、今日は曇り空なので丁度良い。馬券購入するフロアーはゆったりとして、ホテルのロビーのようだ。
金持ちになったのではないかと錯覚しそう・・・・。
レースが始まる前のファンファーレーが鳴れば血が騒ぐ。
当たらんなぁ~。こんなセリフを何度発したことか。K君は昼飯代が出たと、Nさんと二人で食べに行った。
午後に入りようやく当たった。馬連、馬単、3連単とパーフェクトだ。
こんなことが続けばウハッウハッだが続くわけはない。あれよあれよと言う間にサイフは軽くなる。
まだ4時になっていないのに外は暗くなり、まるで11月のようだ。
今日も100万馬券は無理だった。笑顔は誰もなく、K君はほぼチャラで本日の競馬はお終い!
今日がダメなら明日があるさ。 ケ・セラ・セラ なるようになるさ。
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