ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

子どもの日に甦る「せいくらべ」

2013-05-05 20:41:48 | 

5月5日(日曜日) (祝日:こどもの日
5月5日がくれば60年ほど前の光景が鮮明に甦ってきます。この日は今は亡き父が、子どもを柱の前に立たせて、背の高さを柱に印すのが恒例になっていました。昨年よりどれだけ背が伸びたかなと見比べます。大きくなってからも、柱の印しは消えることはありません。見る度に思い出したものです。今時は、柱にそんなことをする親はいないかも。
そして思わず口ずさむ歌は、大正時代に発表された中山晋平作曲、海野厚作詞「背くらべ」。5月の端午の節句の様子が描かれた日本の童謡大好きです。

『背くらべ(背比べ/せいくらべ)』
柱(はしら)のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
計(はか)ってくれた 背のたけ
きのうくらべりゃ 何(なん)のこと
やっと羽織(はおり)の 紐(ひも)のたけ

柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔だして
てんでに背伸(せのび) していても
雪の帽子(ぼうし)を ぬいでさえ
一はやっぱり 富士の山

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラマ”ゴミ箱からの生還!”

2013-05-05 00:59:52 | ギャンブル

5月4日(土曜日) (祝日緑の日
彼女とのデイトの待ち合わせは、シンザン像の前で10時です。今日はゴールデンウィークの二日目です。電車で行こうか、車で行こうか迷います。電車で行けば、家を出てから1時間。車であれば30分。心配するのは帰りの道が混むことだけです。「ええい行っちゃえ」で、車で行きました。休日の淀までの道は空いています。30分ほどで到着しました。淀駅のそばの民間駐車場へ置いて、競馬場まで8分ほど歩きます。
早く到着したので、パドックで子どもが馬に触っている姿をパチリ。

Dscf2427

競馬の第1レースは新潟9時50分。京都は10時。東京は10時10分発走です。三つのレースを購入し、彼女を待ちます。20分ほどするとオネェちゃんでは無く、白髪のヒゲのオッサンが。5分ほどするとこれまたオッサンです。10時になると、今度は女性かと期待するも、これまた若い兄ちゃんです。

Dscf2430

オトコ4人の合コンに相成りました。合コン会場は5階の来賓席です。ここの席は滋賀県からお出での方が確保してくれていて、受付に行けば、受付嬢が「4名様ですね」とニコヤカナ顔で出迎えてくれます。
席は前面ガラスの最前列なので、日が照れば温室になり、暑くてたまりませんが、今日は曇り空でラッキーです。

Dscf2434

初っ端の新潟は外れましたが、京都、東京は的中しました。東京は馬単4,400円の高配当だったので、三場のトータルはプラスです。三場を20分間で予想し、馬券を購入するのですが、忙しいのなんのってありゃしません。競馬場に来るまでは、メインレースを除き京都競馬だけやると決めていたのに・・・。大勝はしませんが、的中はよくします。1万円を投入して馬券を買ったのですが、つり銭が1000円そこそこしか出て来ません。そんなに沢山の金を賭けていないのに・・・。おかしいなぁと首をひねります。
馬券を見れば、1点100円で馬単を7点を買ったはずが、1点1000円で7000円になっています。

Dscf2432

マークシートの塗り間違いです。気がついたのが、締め切りのベルが鳴った後なので、修正は利きません。しょうがない。当たることを願いましょう。勝利の女神は非情です。1着に予想した馬は、残念ながら2着になってしまいました。これが馬連であれば的中したのに残念です。7,000円はドブの中・・・。これを取り戻そうと頑張りますが容易ではありません。随分とハンデを背負ったものです。
窓口から見覚えのある顔がニョキと出てきて、お客さんに何やら説明をしています。

Dscf2433

説明が終わると私と顔が合いました。自称:松嶋菜々子さんではありませんか。 「この間のタケノコパーテーに行きたかった」 「体調でも悪かったの?」 「体調は良かったのだけど、友達が病院に入院したのでお見舞いに・・・」
60歳も過ぎれば、大抵の方があちこちガタが来ます。幸いにも私は顔だけです。京都競馬場の5階特別席の馬券売り場は、松嶋菜々子さんの職場です。
昼食も食べずに飲みながら予想します。さすが2時を過ぎれば腹も空いてきます。3階にある中華の店「比龍」でラーメンを食べることにしました。

Dscf2440

この店は美味しいので人気があります。ラーメンが運ばれて来ました。運んで来た女性の顔を見れば「おう!」。知り合いの女将さんではありませんか。しばらくすると「先生からです」とビールが出てきました。これまた沖縄民謡ライブでの知り合いの、三線の、お師匠さんから差し入れです。顔を出されたのでご挨拶。女将さんの話を聞けば、美美味しいラーメンの仕込みは、お師匠さんと女将さんが、朝早くからやっているそうです。

Dscf2439

後半のメインレースは途端に的中しなくなりました。的中馬券はこんなにあるのに、払い戻しをしたところ購入金額の6割」くらいなものです。

Dscf2442

一緒に行った他の三人も、誰も儲かっていないようです。ドラマは最後に訪れました。

【地獄ならぬゴミ箱からの生還!】
最終レースは12レースです。新潟も外れ、京都も外れ負債は膨らむばかりです。残るは東京です。やけくそ気味にあれやこれやを買いました。
スタートから4番は快調に飛ばします。ゴールが近づけば胸が高鳴ります。ゴール!を見れば1着は4番です。友人に次は何番が入ったの?聞けば「4番13番だよ」と聞こえました。馬券を見ればあるではありませんか。

Dscf2443

それを持って払い戻しに並び、1万円ほど受け取りました。
何気なく着順表示を見ると1着4番。2着10番。3着3番。それこそ「ええっ」と絶句です。座っていた席のゴミは、全部ゴミ箱に捨ててしまいました。モチロン外れ馬券もゴミ箱の中です。確か10番を2着で買っていたはず。新聞を見ても赤ペンで確かに書いてあります。
ゴミ箱をあさるも馬券はありません。席の周りを探すもどこにも落ちていません。どこに行ってしまったんだろう。ふと思い出しました。紙コップの中に入れて捨てたことを。もう一度ゴミ箱をあさりました。見覚えのある紙コップがありました。中をかき出すと「あった!」。

Dscf2444

喜び勇んで払い戻しの機械に通すと、22,000円出てきました。

Dscf2445

友人が言った言葉は、「4番、10番、3番」。これを4番13番と聞き間違えたのです。清掃人がゴミ箱の中を持ち去っていなくて助かりました。 歳をとればイヤですね。耳も顔も悪くなるばかりです。

最終レースで30,000円の払い戻しにありつけ、これで負債は大幅に減りました。やれやれです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする