今週から村のあちこちに、梅祭りのノボリが立ち始めた。
新聞の梅だより（ＪＲ西日本調べ）では、近畿では和歌山の南部梅林が満開になったそうだ。私の住んでいる青谷梅林は”つぼみふくらむ”になっている。２月に入ってから梅林を散歩していないので、ふくらみ具合を見に行った。
今週は寒いと天気予報が出ていたが、梅林はさえぎるものが無いので風が吹けば一層寒い。梅林を見渡せば、どこの畑でも１～２本だけ早くちらほら咲いている。新聞の梅だよりのように、 「つぼみふくらむ」 でいいだろう。
親類の畑の雲竜梅は満開で、
紅梅も満開に近い。
青谷梅林で収穫される多くの梅は、「城州白」と言う品種で、主に梅干に使われる。梅生産農家の方に「今年の開花はどうですか？」と聞けば、「今年は少し遅いなあ」とのこと。昨年は春一番が吹いたのは２月１３日だった。梅祭りは２月２０～３月１４日のかけて開催されるが、観梅に来られるのであれば月末以降が良いだろう。城陽市は「市の木」が梅で、京都府下一の生産量を誇っている。３月になれば梅林一帯は約一万本の白梅が咲き誇り、青谷は大きな白布を広げたように白一色となり、辺り一面甘い梅の香りにつつまれる。乞うご期待！
