花海棠（はなかいどう）が満開だ！

畑の「花海棠（はなかいどう）」が満開になった。この花は濃紅色で女性の年齢に例えれば３０代半ばの色気がある。桜の「ソメイヨシノ」よりも美しく感じる。３月末のときは、まだ蕾でいつ咲くのだろうと思っていた。しばらく見ていなかったのでビックリだ。この花は、赤 い蕾の頃も遠慮がちに下を向いて垂れ下がっている。花が開いても下を向いているので、花びらの写真を撮るのに苦労する。ひかえめな所は私と瓜二つだ。うっそ～などと言ってはいけない。「下を向いて頭が上がらないのは、尻に敷かれてるからだろう」ってそれもダメ。真実は一つだ。
［豆知識］
・薔薇（ばら）科りんご属。                           
・学名  Malus halliana                        
          Malus    : リンゴ属                
          halliana : 採集家「ハル」さんの    
  Malus（マルス）は、ギリシャ名の「malon（リンゴ）」が語源。    
・開花時期は、  ４／上～  ４／下ごろ。   
・春の代表花の一つ。濃ピンクの集団花で桜以上に華やか。
・原産地：中華民国の西部。江戸時代初期に日本に渡来した。それより前の１５世紀に渡来した、実の大きな「実海棠（みかいどう）」に対して、花が美しいので「花海棠」と命名されたそう
だ。 中国では、牡丹（ぼたん）とともに最も愛好される。 その美しさから様々なエピソードがあり、唐の玄宗皇帝は世界三大美女として名高い「楊貴妃」をこの花に例えて詩を読んだと言わ
れている。                           
・花の色がなんとも美しい。開花前の、赤いつぼみは垂れ下がっている。                        
・別名  「海棠」（かいどう）、「垂糸海棠」（すいしかいどう）。      
・４月８日の誕生花                           
・花言葉は『艶麗（えんれい）』 『美女の眠り』花柄が細長く、垂れ下がるように花を咲かせる姿は「美しい女性が眠っている姿」を思わせる。
　枝にはトゲがある。枝は粗いので樹形に注意して栽培する。日当たりが良い場所に植える。５～８メートルの落葉中木