なにかひとつでも、ちゃんとできることがあったらいいのに。
何一つちゃんとできない私。胸をはれるものがない私。
親友には恵まれている私。でも毎日死にたいと思っている私。
ああやっぱりだめだやっぱりだめだいいことなんてどこにもない。
なんでいきてるんだろうなんでまだいきてるんだろうなんどもおもいしったのに。
あのときもあのときもあのときもいきててもしんどいことばっかりだって!
手を抜いて生きてる分の報いは確かにここに。
歪んだまま成長した分の報いは確かにここに。
何か一つでもちゃんとできることがあればよかった。
何か一つでも胸をはれることがあれば、
自信を持って生きていけるような気がする。
でもなにもない。こんなに長いこと生きてきたのに全然なにもない。
しんどいことがあるたびに、死に憧れる。無に憧れる。
問題の本質から目をそらして、違う天秤を見つめて
目が腫れ上がるまで泣く。なんでこんな自分なんだろうと。
それの繰り返し。
なにが嫌って、それが一番嫌なの。
死にたいなら死ねばいいのに。
そんなことできないってわかってるのに。
何度でもはかりにかける。
その二つを。