先程、愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ている中、
『 カリウムの取りすぎに要注意!
野菜、果物、豆・・・「体にいいもの」を食べているのにナゼ 』、
と題された見出しを見たりした。
野菜、果物、豆・・・「体にいいもの」を食べているのにナゼ 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む78歳の年金生活の身であるが、
このように私は、《・・野菜、果物、豆・・》を愛食しているので、
《・・カリウムの取りすぎに要注意! ・・》って、どのようなことなの、
と思いながら記事を読んでしまった・・。
この記事は、【日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、1月17日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。
《・・
《・・カリウムの取りすぎに要注意! ・・》って、どのようなことなの、
と思いながら記事を読んでしまった・・。
この記事は、【日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、1月17日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。
《・・
■腎機能低下と高カリウム血症
まずは、次の問いをチェックしてもらいたい。
・野菜や果物をよく食べる
・芋や豆類をよく食べる
・海藻類をよく食べる
・納豆をよく食べる
・緑茶をよく飲む
一見、体に良さそうな食生活だが、
もしかしたらカリウムの取りすぎになっているかもしれない。
東京医大病院腎臓内科主任教授の菅野義彦医師に聞いた。
カリウムは、細胞の浸透圧の維持、心臓機能や筋肉の調節、
神経刺激の伝達などの働きを担うミネラル。
一般的によく知られるのは、「塩分(ナトリウム)の排泄を促す」だろう。
「ところが、カリウムは血中濃度の正常域は4~5・4と範囲が狭く、
ほんの小さな変化が体に影響を与えます。
カリウムの血中濃度が5・5以上になると、
高カリウム血症と診断されます」
まずは、次の問いをチェックしてもらいたい。
・野菜や果物をよく食べる
・芋や豆類をよく食べる
・海藻類をよく食べる
・納豆をよく食べる
・緑茶をよく飲む
一見、体に良さそうな食生活だが、
もしかしたらカリウムの取りすぎになっているかもしれない。
東京医大病院腎臓内科主任教授の菅野義彦医師に聞いた。
カリウムは、細胞の浸透圧の維持、心臓機能や筋肉の調節、
神経刺激の伝達などの働きを担うミネラル。
一般的によく知られるのは、「塩分(ナトリウム)の排泄を促す」だろう。
「ところが、カリウムは血中濃度の正常域は4~5・4と範囲が狭く、
ほんの小さな変化が体に影響を与えます。
カリウムの血中濃度が5・5以上になると、
高カリウム血症と診断されます」
症状は、最初は手足の末端の痺れ。左右両方に出る。
そのうち、指先から腕、足先から太もも、と痺れが体の中心部に近づいていく。
「そして心筋(心臓の筋肉)の痺れである致死的な不整脈が起こります」
救急搬送されてきたある患者は、カリウムが9・8という高値に達し、
心電図では、脈拍の間がどんどん開き、
「このままいけば数10分持たずに心停止」という状態。
急ぎ透析治療でカリウムを抜き、助かった。
カリウムは、尿や便とともに排出される。
つまりカリウムの血中濃度の上昇は、
排出能力の低下と摂取量の増加が関係して起こる。
慢性腎臓病(CKD)による腎機能低下(排泄能力低下)、
排泄能力が低下する薬剤の服用、
食品やサプリメントによるカリウムの取り過ぎ(摂取量の増加)が主な原因だ。
問題は、カリウムをどれくらい摂取しているか、把握しづらいこと。
そのうち、指先から腕、足先から太もも、と痺れが体の中心部に近づいていく。
「そして心筋(心臓の筋肉)の痺れである致死的な不整脈が起こります」
救急搬送されてきたある患者は、カリウムが9・8という高値に達し、
心電図では、脈拍の間がどんどん開き、
「このままいけば数10分持たずに心停止」という状態。
急ぎ透析治療でカリウムを抜き、助かった。
カリウムは、尿や便とともに排出される。
つまりカリウムの血中濃度の上昇は、
排出能力の低下と摂取量の増加が関係して起こる。
慢性腎臓病(CKD)による腎機能低下(排泄能力低下)、
排泄能力が低下する薬剤の服用、
食品やサプリメントによるカリウムの取り過ぎ(摂取量の増加)が主な原因だ。
問題は、カリウムをどれくらい摂取しているか、把握しづらいこと。
「一般的な食品表示には、カリウムの含有量は書かれていません」
また、カリウムは味がない。
体にいいと思われている野菜や果物、芋、豆類、海藻類、納豆、緑茶に豊富で、
肉や魚にも多い。
知らないうちに、たくさん摂取している可能性がある。
「カリウムの血中濃度は、ルーティンでは測定しません。
意識していないと、自分のカリウムの血中濃度を知るチャンスは、
ほぼ生まれません」
■高齢者は、一度は血中濃度の測定を
前述の通り、慢性腎臓病(CKD)で、
腎機能が低下しているとカリウムの排泄能力が低下する。
慢性腎臓病(CKD)の人は、まずはカリウムの血中濃度を測定し、
必要に応じて主治医や管理栄養士らと食事内容を見直す。
一方、慢性腎臓病(CKD)でなくても、安心はできない。
腎機能のポピュラーな評価項目であるクレアチニンは、
腎機能が半分程度まで低下しないと、高い数値を示さない。
そのため最近は、クレアチニン、年齢、性別を
特殊な計算式にあてはめ算出する「eGFR」という数値が用いられるが、
すべての人がeGFRで正しく評価されているとは限らない。
また、カリウムは味がない。
体にいいと思われている野菜や果物、芋、豆類、海藻類、納豆、緑茶に豊富で、
肉や魚にも多い。
知らないうちに、たくさん摂取している可能性がある。
「カリウムの血中濃度は、ルーティンでは測定しません。
意識していないと、自分のカリウムの血中濃度を知るチャンスは、
ほぼ生まれません」
■高齢者は、一度は血中濃度の測定を
前述の通り、慢性腎臓病(CKD)で、
腎機能が低下しているとカリウムの排泄能力が低下する。
慢性腎臓病(CKD)の人は、まずはカリウムの血中濃度を測定し、
必要に応じて主治医や管理栄養士らと食事内容を見直す。
一方、慢性腎臓病(CKD)でなくても、安心はできない。
腎機能のポピュラーな評価項目であるクレアチニンは、
腎機能が半分程度まで低下しないと、高い数値を示さない。
そのため最近は、クレアチニン、年齢、性別を
特殊な計算式にあてはめ算出する「eGFR」という数値が用いられるが、
すべての人がeGFRで正しく評価されているとは限らない。
「クレアチニンは正常でも、腎機能が落ちているかもしれない。
加齢で知らずに腎機能が落ちていることもあります」
そういう人が、カリウムが豊富な食品を「体にいいから」と、
積極的に食べていたら・・・。
過去にカリウムの血中濃度を測定したことがなければ、
一度は測定することをお勧めする。
一般内科でも、希望すれば測定してもらえる。
▽高カリウム血症と低カリウム血症
カリウムの血中濃度が低すぎても、低カリウム血症を起こす。
高カリウム血症も低カリウム血症も、
健康な人が普通の食生活を送っていればそう起こるものではないものの、
超高齢社会で慢性腎臓病(CKD)患者や、
慢性腎臓病(CKD)までいかなくても、
腎機能が低下している人が増えているため、高カリウム血症に注目が集まっている。
カリウムの血中濃度を下げるには薬物療法もあるが、
基本は食事内容の見直し。
一番重要なのは、カリウムが多い食品を知ることで、
料理を撮影すればAIが、すぐにカリウム量を測定してくれるスマホのアプリも登場している。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、《・・カリウムの取りすぎに要注意!・・》、
78歳の私は初めて学び、漠然としながら、戸惑ったりした・・。
今回の《・・野菜、果物、豆・・》を愛食しているが、
カリウムは、尿や便とともに排出される、と学び、
慢性腎臓病(CKD)になれば腎機能低下(排泄能力低下)すると学び、
私は幸運にも、日々の排泄能力は順調となっている。
しかしながら体力の衰えを実感しているので、
程々に《・・野菜、果物、豆・・》を食べていれば・・、
慢性腎臓病(CKD)に無縁で過ごせるかしら、と念願したりしている。