夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

物価高時代の「食費」節約術、買物メール老ボーイの私、こっそりと学び、微苦笑して・・。

2023-01-11 12:15:50 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【マネーポストWEB】を見ていたら、
『 物価高時代の「食費」節約術 
  買い出し頻度を週2~3回にして「手取りの17%」を目指そう 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む78歳の年金生活の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、雑木の多い小庭の中で、
古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、我が家の平素の買い物に関して、
年金生活を始めた2004年の秋の当初より、私は自主宣言をして、
 家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に独りで行っている買物メール老ボーイとなっている。




私はある民間会社に35年近く奮戦して2004年〈平成16年〉の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたりした・・。


そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。

そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。



平素は、朝食後に家内は、いつものように新聞に添付されているスーパーのチラシを見た後、
赤のサインペンで丸印を付けたりする・・。

やがて私は手渡されて、赤丸が付いたのが本日の買物の対象品であり、
そして私が店内で魅せられた品を追加するのが、我が家の鉄則となっている。

このような年金生活をしている私は、午前中のひととき、
スーパー、コンビニ、専門店のドラック・ストアー、

ときには本屋に立ち寄ったりしている。



しかしながら昨年の秋の頃より、私はスーパーのレジで精算する時、
思ったより支払額が高く、テレビのニュースで報じられた値上げラッシュ、
実感させられたりした・・。


このような心情を秘めてきた私は、
今回の《・・物価高時代の「食費」節約術
・・》、

学びたく、記事を読んでしまった・・。

この記事は、『女性セブン』の2023年1月19・26日号に掲載された記事で、
関連の【マネーポストWEB】に於いて、1月8日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・2022年は、異常な円安に相次ぐ値上げと、
とにかく「お金」に振り回される1年だった。

年が明けたところで、一度上がった物価が下がることはなく、
私たちの暮らしは、苦しくなる一方だ。

だからこそ2023年は、しっかり家計を見直したいところだ。

やはり、支出のもっとも多くを占めているのは、「食費」。
総務省の家計調査によれば、4人世帯の1か月の食費の平均は、
8万7000円で、総支出の27%だ。



ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんは、
食費を減らすには、買い物の頻度が重要だと話す。

「買い出しの理想は、週に2回、多くて3回です。
確かに、毎日買い物に行くと、
見切り品などが手に入りやすくはなりますが、
余計なものを買ってしまうことも増える。

一方、まとめ買いは一見、大容量の肉や日用品を購入できて経済的に思えますが、
使い切れずにムダにしてしまったら、元も子もありません」


できれば、買い出しに行くのは、土日を避けた方がいい。
レジャー感覚で家族で買い出しに行くと、
夫や子供の欲しがるものを買わなければならなくなる可能性が上がる。

「 “土日しか時間がない”という人以外は、買い物はできるだけ平日に。
1回の買い物で買うの3日分の食材です。

3日分×2で6日分になるので、
残りの1日は、 “冷蔵庫空っぽにするデー”。
カレーや鍋など、余った食材を使い切るメニューにしましょう」(黒田さん・以下同)


在庫管理を徹底するため、「買い物メモ」をつくるのも忘れてはいけない。
食材や日用品はすべて、切らしたときにスマホのメモなどに書いておき、
店ではメモに書いてあるものだけを買うようにする。

「詰め替えを買ってあるのを忘れて、洗剤を買ってしまった」、
「牛乳を買ったばかりなのを知らずに、夫が同じものを買ってきた」、
といったダブり買いを防ぐためにも、在庫管理は重要だ。

「見落としを避けるためにも、ストックの置き場所を決めておくこと。
また、足りなくなりそうなものをふせんに書いて見えるところに貼っておいたり、
冷蔵庫内の写真を撮ったり、家族で在庫数を共有することも大切です」



2023年も「値上げラッシュ」。主な食料品・商品の値上げスケジュール




「うちメモ」や「リストック」といった家庭用在庫管理アプリもあるので、
活用してほしい。

『貯蓄1000万円の壁』の著者でファイナンシャルプランナーの飯村久美さんは、
食費について、手取り収入の17%をめざすといいと話す。

「以前は手取りの15%が目安でしたが、
物価高のいまは、17%ほどが現実的。

もちろん、住んでいる地域や子供の年齢、家族構成などで、
柔軟に対応してください。

そのほか、手取りに対して住居費25~30%、水道光熱費5%、
スマホ代2、3%、貯蓄10~20%くらいをめざすといいでしょう。

出費の増える年末年始は予算をオーバーしがちですが、
事前にわかっている場合は、数か月前から少しずつ積み立て貯金を。

すでにオーバーしてしまった場合は、
2月以降の予算を少し減らして補填しましょう」


☆「使う口座」と「貯める口座」に分けて先取り貯蓄

余計な出費を抑えるためには「ノーマネーデー」、
つまり「お金をまったく使わない日」を意図的につくるのがいい。

「週に1日からでもいいので、達成できたら
家計簿や手帳、カレンダーにシールや印をつけること。

達成感でドーパミンという快楽物質が出て、
自然と節約を楽しめるようになるのです」(飯村さん・以下同)



そもそも、収支を記録して振り返っていなければ、
家計管理のしようがない。

近年は「マネーフォワードME」など、
口座やカードと連携させて自動で収支を記録できる家計簿アプリが使える。

「記録するだけで満足して、翌月に生かしていない人も少なくありません。
まずは1か月の収支をしっかりと記録し、
予算の範囲内でやりくりできているか、把握するところから。

ずっと赤字が続いているなら、予算の立て方に無理があるか、
固定費が高すぎる可能性があります」



☆貯められる人はやっている「ノーマネーデー」

赤字が出やすいいまの時期、ボーナスをあてにしてローンを組んだり、
買い物するのはNG。

金額も、支給されるかどうかも会社の業績によって左右されるため、
 ボーナスに頼っていると、いざというときに家計が回らなくなる恐れがある。

もっとも確実なのは、入ってきたお金を「使う口座」と「貯める口座」に分けて、
先取り貯蓄をすることだ。

「家を買うなら財形貯蓄、しばらくは使わない老後資金はつみたてNISA口座・・と、
目的別に口座をつくることをおすすめします。

いま人気が高まっているのは、ATM
住信SBIネット銀行や楽天銀行などのネット銀行。
比較的金利が高く、ATM手数料が安い」


黒田さんは、いま注目されているのは「捨てる節約」 だと話す。
「とにかく、余計なものを持たず、買わないことで
“いま、持っているもの”を大切に使うことができ、
余計なものを買わなくなる。

モノを持っていないことが豊かだという考え方に、
変わってきているのです」(黒田さん)

これからの時代はこの意識の違いが、
お金を貯められるかどうかを分けるのかもしれない。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、物価高時代の「食費」節約術を学び、多々教示されたりした。


我が家の生計は原則として、
私たち夫婦は、お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸18年を過ごしてきた・・。

こうした中で私たち夫婦は、原則として月初めには
家計簿をお互いに確認しながら実施している。

こうした根底の理由としては、47年前、私たち夫婦が婚約する前、
お互いに隠し立ては・・やめましょうねぇ、
と私は妻となる人から言われたりしてきた。

そして私たち夫婦は、結婚以来、毎月家計簿を原則として翌月の初めにしているが、
もとより生活費をお互いに確認した上で、
私、家内が趣味に使える費用を捻出する為に、 毎月確認し、家計簿の月次決算をしている。

こうした中で、昨今は値上げラッシュが到来し、
年金は下がることはあっても、上がることは夢でもないよなぁ・・、と微苦笑したりしている。



しかしながら、子供を育てて働いて下さる諸兄諸姉の御家庭を始め、若い世代の御方は、
これからの時代を生活されることは、何かと大変だなぁ・・、
と無力の私でも、溜息を重ねたりしている。
コメント
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