夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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“腸のボケ”が健康寿命の決め手!  「長生き腸活」法、 78歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2023-01-22 15:25:25 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフージャパンから配信された記事を見ている中、
 『 “腸のボケ”が健康寿命の決め手!

               4万人の腸を見てきた医師が実践する「長生き腸活」法 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

私は年金生活を始めて、まもなく『国民健康保険』に加入していて、
年に一度だけ市より健康診断の通知が来て、基本の検査以外に、
『胃がん』と『大腸がん』の検査を受診してきた。

過ぎし2014年(平成26年)、『大腸がん』の検便提出後する検診で、

生まれて初めて再検査・要と診断されたりした。

そして晩秋には私の白内障の手術であったりして、
2015年(平成27年)の3月初旬には、内科胃腸専門医院で、大腸の内視鏡の受診した。
 

        
          
やがて最寄駅の近くにある胃腸科病院に予約時の午後一時半前に、

到着して待合室で待機していた。

まもなく60歳前後の女性の看護スタッフさんより、
上は作務衣風、 下半身は検査の為、レインウェア風の生地で御尻だけが開けようになっていたので、
私は検査を考えれば、もっともだよねぇ・・、と心の中で呟(つぶや)きながら微苦笑した。


そして予定時に40代の顔立ち綺麗な女性の看護スタッフさんより、
血液検査の注射、 肩の近くに大腸を静止させるの注射をして頂き、
何かと単細胞の私はこの麻酔を素直に効果した為か、

 この後の肝要の大腸の内視鏡の検診は、気を失って眠っていた。             

目覚めると60歳前後の女性の看護スタッフさんより、
検査は終わりましたので、 水分補給を中核とした点滴をしたが、

一時間近く要した。

この間、私は下腹部が張り、こうした状況を60歳前後の女性の看護スタッフさんに尋ねると、
水分不足でおならを出せば、解消するはずです、とアドバイスされ、
私はこっそりと点滴を右腕の手首に受けながら、腰と足を動かして、
10回くらい軽くおならをすると、 確かに楽になったりした。

           

やがて大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
大きなポリープはふたつ有り、摘出して傷口は出血防止の為、クリップで縫逢し、
小さなポリープは6ばかり有り、いずれワイヤーで摘出しました、 と私に説明して下さった。

こうした中で、悪性腫瘍であれば、がんに進むこともあり、 よくみられるポリープと思われますので・・
と医院長より私は言われて、御礼の言葉を重ねたりした。


そして、今後一週間は、おかゆ、うどん、スープなどの消化の良いを食べて下さい、 と教示されたりした。

この後、受け付けて精算した後、
内視鏡検査(病理検査)の結果は10日過ぎた頃に来院して下さい、 と私は言われたりした。

今回のポリープ摘出費用は、院内の告知表で、
一割負担で10、000円前後、 3割負担で25、000円前後から30、000円前後と明記されていたので、
私は二割負担の身であり、多くポリープがあっても20、000円で済み、
私は微笑ながら胃腸科病院を辞したのは、午後5時であった。


          

やがて内視鏡検査(病理検査)の結果を聞くために、私は検査を受けた病院に訪れた。

まもなく大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
摘出したポリープを専門検査する処で精密検査された表を見ながら、 緊張している私に言ったりした。

『特に悪質な状態は見られないですが・・、 貴方様が心配されているがんなどは・・
こればかりは予見できなく、稀に発達した人もありました。
今後、血の混じった便・・或いは大腸が異常と感じられる場合、来院して下さい』
と医院長は微笑みながら、私は少しばかり安堵した。

やがて70歳以上の人の高額療養費の限度額の特権として、
一か月自己負担上限額『一般』1万2000円に基づき、
私の住む調布市から、還付連絡を頂き、 いずれも樋口一葉さんのお札に満たない額を返金された。

これ以来、私は大腸も一生の大切なお友達だと再認識させられて、
一日のひととき、ヨーグルトを箱の2分の1を昼食の前に愛食している。



やがて2021年の健康診断の時に、『大腸がん』の検診で再検査・要と診断された後、
コロナ烈風の中、12月1日に、前回の成功体験もあり、
この医院で受診した・・。


検査までは前回と同様であったが、医院長と私は問診の時、
『小さいポリープを二つ摘出しましたが・・
申し訳けないけれど・・上部が不鮮明で、近いうちに再検査をお願い致します・・』
と私は言われて、もう一度・・苦手な下剤を飲むのか・・と心の中で呟(つぶや)いたりした。


この後、再検査をしたりしてきたが、検査をするたびに、

健康に過ごすため腸の大切さを学んできた・・。

こうした深情のある私は、今回の《・・ “腸のボケ”が健康寿命の決め手・・》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、麗しき女性向けの【 週刊女性PRIME 】に於いて、
1月22日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。


《・・「若いころは毎日お通じがあったのに、
年齢とともに便秘がちになってしまった・・・」
という悩みはないだろうか。

実はそれ、腸の老化が原因かも。


☆高齢者の腸は危機に瀕している

「70歳以上になると、脳がしだいに機能しなくなり、
脳のボケが出現してきます。

実は脳がボケると、 “腸のボケ”も始まります。
腸のボケとは、老化によって腸管機能が低下するという意味です」 
そう解説するのは、腸活の第一人者でもある松生クリニック院長の松生恒夫先生。

なぜ、脳がボケると、腸管機能が低下するのだろうか。
 「脳は、腸が進化することによってできた器官で、
密接に関係しているからです。

発生学的にみると、腸から生まれたのが、脳ということになります。
  
実際、原始的な生物の中には、
腸があるものの、脳はない生き物がいるんです」(松生先生、以下同) 

腸は私たちの寿命にも大きく関わっている。 
「腸には免疫細胞の7割が集まっています。
アメリカのミネソタ州で20歳以上の約4000人を対象に行った調査では、
便秘が慢性的にある人とそうでない人とでは、
便秘がない人のほうが、寿命が長いことが判明しています」



☆腸の弾力性・腹圧・腸内細菌も大幅減!

老化は、誰にでも起きる現象だが、
腸の老化とは、具体的にどのような状態を指すのだろうか。 

「肌や身体の老化は自覚できても、腸の老化には気づきにくいものです。
実は、腸の弾力性は20歳をピークに低下し、
75歳前後になると、その弾力性は20代の約2分の1に落ちてしまいます。
つまり、年齢とともに排便が、困難になるということです」  

加齢によって低下する運動機能や筋力も、腸の老化に関わっている。 

「腸は大きく動いたり、収縮したり、とさまざまな動きを経て便を直腸に送り、
私たちは便意を催します。

老化が進むと、便を排出するためのすべての運動機能が、
衰えてしまううえに、内臓の感覚が鈍くなり便意も感じにくくなります。 

また、直腸にある便を押し出すためには、腹圧が必要ですが、
筋力が低下すると腹、圧をうまくかけられなくなり、
便をスムーズに排出できなくなります」  

さらに、食事の変化も腸の老化に関係している。
 「高齢になって食事量が減ると、腸の健康維持に欠かせない食物繊維の摂取量が減少。

食事のバランスが崩れると、加齢とともに減少する腸内細菌が、
さらに減ってしまい、腸内環境も悪くなります」




☆腸の健康を保ち長寿を実現


松生先生のクリニックが開設している「便秘外来」を訪れる患者の中には、
70代以上の人も少なくない。

 「高齢になってから、便秘に悩むようになった患者さんは多く、
毎日、下剤を服用しないと、排便ができないという方も多数います。

下剤を連用すると、さらに腸の働きが悪くなり、下剤に依存するようになります。  
私はこのような状態を“下剤依存症”と呼んでいます。

下剤依存症を放置しておくと、自力で排便できなくなる、
下痢、抑うつ感など、さまざまな症状を引き起こします。  

下剤の服用量が多い場合は、
便秘外来や消化器内科、胃腸科、大腸・肛門科などを一度、
受診することをおすすめします」  

松生先生は、便秘は今後の健康状態に大きく関わっていくと語る。

 「便秘は、万病のもとといわれています。
例えば、若いころから便秘を繰り返していたり、
慢性的に便秘の人は、大腸がんのリスクが上がるという報告があります。  

また、高齢の慢性便秘症の患者さんの中には、
腸のぜん動運動が極端に低下している“結腸無力症”の方もいます。

さらに、便秘は肌のくすみや乾燥などの原因になることもありますから、
見た目も老化してしまいます」  

高齢者の場合、認知症によって便秘が悪化するケースも。
 「2025年には5人に1人が認知症になるといわれていますが、
認知症になると、自分の排便を記憶することができません。

その結果、便秘が悪化して、
腸閉塞や直腸潰瘍といった病気を引き起こしてしまう可能性もあります」

 「長寿=腸寿」と松生先生。
健康に長生きするためには、腸の老化と便秘を防ぐことが、
いちばんの近道。 

「便秘は、腸の老化のひとつのサインです。
日常生活や食生活に気をつけて便秘を改善して腸の健康を保ち、
さらに無理をせずに楽しい日々を過ごせば、
100歳まで生きることも、きっと不可能ではありません」 



☆自分の腸の状態を知るためのCHECK List

 □下剤を服用しないと排便が3~4日に1回しかない

 □便の状態が常に硬い。コロコロうんちだ 

□排便ができないと、お腹が張ってくる

 □運動不足だ 

□食事の回数は1日1~2回、食事量も少ない 

□便意があっても、トイレに行くのが面倒で我慢してしまうことがある 

□下剤を使わない、または下剤を使うようになって1年以内である 

□自然に便意を催すことがない 

□下剤を服用するのは週に1回程度だ

 □下剤を服用しないと、まったく排便ができない

 □下剤を服用して1年以上5年未満である

 □おならが以前に比べて異常に臭くなった 

□毎日下剤を服用している

 □下剤を飲むときは、指定された服用量よりも多い

 □下剤を飲むときは、指定された服用量の倍以上を飲む

 □体重がいちばん多かった時期に比べて10kg以上減っている

 □下剤を5年以上続けて飲んでいる



☆ “排便力”をアップさせる腸活のポイント

バランスのとれた適量の食事と規則正しい生活、
十分な睡眠は健康な身体を維持するための基本。
毎日の生活習慣や食事にほんの少し配慮するだけで腸内環境がグンとアップ。

以下で紹介する腸活を試して、腸の健康を高めよう。

1. 体内時計を活用して排便のリズムをつくる

私たちの身体には体内時計が備わっており、
腸をはじめとする消化器官の運動は日中は活発になり、
夜は休息の時間帯となる。

そのため、深夜に暴飲暴食をすると大腸に負担がかかってしまう。 

1日3食、決まった時間に食事をとって大腸のリズムをつくることが、
スムーズな排便につながる。


2. 朝は排便のためのゴールデンタイム!

大腸は、自律神経の働きと深い関わりがあり、
副交感神経が優位になると、ぜん動運動が活発化する。  

1日のうちでいちばん、副交感神経が優位になる時間帯が朝で、
食事をすると、腸が刺激されて大きく動く「大ぜん動」が起きて便意を催す。

朝食をとって排便のゴールデンタイムを活用しよう。



3. 不調の原因「停滞腸」は、半身浴で解消

排便するために必要な大腸の運動が弱い「停滞腸」になると、
便が長時間、大腸内にとどまってしまう。  

この状態を改善するのにおすすめの方法が、半身浴。
38~41度のぬるめのお湯に20~30分ほど、
腰までつかる半身浴をしてリラックスすると自律神経が整い、
腸の動きも改善される。


4. 腸の動きの悪化を招く冷えをとって便秘を改善

身体が冷えると腸の動きが悪くなり、便秘の原因になる。
松生先生のクリニックでも、1月~2月は便秘の患者さんが増えるそう。  

身体を冷やさない服装にし、シナモンやしょうが、根野菜など
身体を温める効果がある食材をとる、
入浴はシャワーですまさずに、湯船につかるなど、
冷えを予防する生活を心がけたい。



5. 腸内環境をアップする身体にいい油をとる

エキストラバージン・オリーブオイルに含まれているオレイン酸には、
腸を刺激したり、大腸で便を滑りやすくしてくれる効果がある。

また、ポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化作用を持つ成分も
含まれているので、身体の老化防止にも役立つ。

毎日、大さじ1~2杯を目安にとりたいもの。


6. 冬でもこまめに水分を補給する

健康的な便の70~80%は水分。
便の水分量が減ると、コロコロの硬い便になり、便秘の原因になってしまう。

また、便が硬くなると、腸の「ぜん動運動」の活動が悪くなり、
大腸内にとどまる時間が長くなってしまう。  

こまめに水分を補給することは、
便をほどよい状態にして大腸の働きを助け、快便生活に役立つ。




7. シニアこそ積極的に食物繊維をしっかり


便秘の解消を含め、腸の健康に欠かせない栄養素が食物繊維で、
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類がある。  

穀類やいも類、豆類などに含まれる不溶性食物繊維と、
キウイフルーツ、りんご、柑橘類、海藻類に含まれる水溶性食物繊維を
2:1のバランスでとるのが理想的。



8. 腸の働きを整える植物性乳酸菌の選び方


腸の健康を保つためにとりたいのが、植物性乳酸菌。
みそやしょうゆ、漬物といった発酵食品は、
植物性乳酸菌を含む代表的な食材で積極的に摂取したい。  

また、ヨーグルトに含まれる動物性乳酸菌は、生きて腸に届きにくいため、
生きたまま届く植物性乳酸菌(ラブレ菌)入りのものを選ぶことが大切。


☆ 教えてくれたのは・・松生クリニック院長 
●1955年東京生まれ。1980年、東京慈恵会医科大学卒業。
松島病院大腸肛門病センター診療部長などを経て
2004年に現クリニックを開業。

著書多数。最新刊に『70歳からは腸ボケ予防で最高の老後をかなえる』(主婦の友社) 

(取材・文/熊谷あづさ)

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、腸活の第一人者でもある松生クリニック松生恒夫院長より、
“腸のボケ”が健康寿命の決め手! 、そして「長生き腸活」法、
懇切丁寧に教示して下さり、78歳の私は学び、多々教示させられたりした。

そして『自分の腸の状態を知るためのCHECK List』、
具体的な状況を私なりに、受診したりした。

そして『 “排便力”をアップさせる腸活のポイント』8箇条を、
復誦するように2回読んだりした。

私は何かと煎茶を飲むことが多く、殆ど便秘はないが、
ときには不摂生の為か、力(りき)んで便をすることもある・・。

こうした状態を私の信愛している内科医師に告げた時、
便通を柔らかくする薬、
『酸化マグネシウム錠』を朝食後3錠を服用している。

結果的には、効果はあり、78歳の私は、何とか健康寿命の範囲で過ごしている。
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