夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

明日より4連休、年金生活の都民の私でも、戸惑いながら微苦笑して・・。

2020-07-22 16:09:06 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


今朝、ぼんやりとカレンダーを見ると、23日の木曜日は『海の日』、
そして24日の金曜日は『スポーツの日』と朱字で明記されていた。

私は長らく民間会社に勤めていた50代の頃は、土曜日が休日であったので、
今回、日曜日を加算すれば、多くの御方は4連休になるのかしら、と思ったりした。

そして私は年金生活16年生である為か、
恥ずかしながら曜日感覚も忘れる日もあり、独り微苦笑する時もある。

それにしても祭日の『スポーツの日』・・いつの年に制定されたのかしら、
と世の中の出来事も無知なことがあり、
認知症と誤解されると困るので、注意しなければ、と苦笑したりした。
   

本日の昼のテレビ・ニュースをぼんやりと視聴していると、
小池百合子都知事が、23日からの4連休に不要不急の外出を控えるよう都民に伝言されていた。

私は結婚前後5年間を除き、70年ばかり都民のひとりであったので、
了解いたしました・・、と心の中で呟(つぶや)いたりした。

しかしながら官房長官の菅 義偉さんが記者会見で
「政府としては、体調の悪い方には外出を控えていただきたい。
外出する際にも『3密(密閉、密集、密接)』を避けるなど、
感染防止策を徹底していただきたい」と公言されていた。

私は都民のひとり、そして国民のひとりであるので、
何かしら洗濯ばさみのような板挟みのような心情となり、
戸惑いながら微苦笑してしまった。

     


私は過ぎし2月の初旬より何かしら新型コロナウィルスの感染を避ける為、
公共の交通機関の電車、路線バスも乗らず、ひたすら人影の少ない処を選定して歩いてきた。


やがて小池都知事が、都民に新型コロナウィルスの感染拡大を避けて、
当面として、5月6日までは「 不要不急の集まり」を避けるようして下さい、
と報じていた。


そして5月6日をピークに新型コロナウィルスは終息化に向かっていく、
と思い深め、コロナ疲れにあともう少しだ、と自身を叱咤激励をしたりしてきた。


            


しかしながら私は、2012年にノーベル賞を受賞された京都大学iPS細胞研究所所長されいる山中伸弥さんが、
京都新聞のインタビューに於いて、
『・・1カ月だけの辛抱だと、多くの人が思っている気がする。
僕は専門家ではないが、かなりの確率で1カ月では、元通りにならないと確信を持って言える。
継続して我慢していかないと駄目だ。中国や米国の状況を見ていてもそう思う・・

感染者の拡大が収まるには、ほとんどの人が感染して、集団免疫という状態になるか、
ワクチンや治療薬ができることだが、1年ではできないのではないか。
最低1年は覚悟しないといけない。・・』

このようなことを学び、少なくともあと一年「 不要不急の集まり」は我慢かょ・・
友人、知人と仲良しグループの懇親会も、延期だね・・と私は落ち込んだりした。



            

       
やがて
5月4日、新型コロナ対策として、専門家会議が提案した、
「身体的距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い」、
そして「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れましょう、
と公報されてきた・・。

高齢者の私は、苦手なマスクをしながら、我が家の買物でスーパーに行ったり、
そして体力の衰えた私は、やむなく散策をしたりして自粛生活をしてきた。
          


この後、5月25日、緊急事態宣言が全国で解除されて、
私は過ぎし2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてきたので、
解放感に心身共に深く感じたりした。

          


しかしながら新型コロナウイルスは終息していなく、何かしら多くの御方が油断すると、
第二波が襲来し、ふたたび『緊急事態宣言』もありえるので、
私も困苦するので、これから当面は自粛生活の延長戦だよねぇ・・と思いながら過ごしている。

そして昨今、
自粛から自衛の風潮に変貌し、無力な私でも大切な社会経済の復興を願うが、
もともと
年金生活の私でも、自分の身は自分で守る、大切な生活指針としているので

私は
新型コロナウイルスが沈静化するまで、程々に自粛生活の延長戦する、
と微苦笑したりしている。

こうした根底には、新型コロナウイルスの難題に対しては、新たなワクチンしか、解消できないと学び、
世界の主要国で、それぞれ専門分野の御方が英知と鋭意で開発して下さり、
やがて私たち国民が誰しも安心して接種できるまで、
それぞれの多くの人は、大なり小なり自粛生活の延長戦が余儀なくされる、と私は思い深めたりしている。






日本に於いては、山積する難題が多い中、直面している社会経済の復興、そして新型コロナウイルスの
終息まで、
政府が国民に明示すれば、殆どの国民は従う習性がある健全な人々であるので、
政府として、具体的な指針を国民に緊急に提示するのが責務でもある。


しかしながら政府の観光支援事業「Go To トラベル」は、
多くの国民が戸惑うあやふやな園児のような経済施策であるので、
誰しも判りやすい清廉された社会経済の復興施策を期待している。

このようなことを無力な私は、心の中で呟(つぶや)いたりしている。

コメント (2)
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