夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京の郊外に住む私、この時節の日常の散歩路のひとつは・・。

2012-11-12 14:58:39 | 定年後の思い

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、結婚前後の5年を除き60数年となっている。
そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

最寄駅は京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』であり、
小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』となり、
この間の中間地域となり、いずれもバスの利便性は良いが、年金生活の今は殆ど散歩も兼ねて歩いたりしている。

そして現役のサラリーマン時代の通勤の時は勤務地の関係、
或いは昨今の都心に買物、旅行をしたりする時は、
更にバスの利便性も良い『成城学園前』を利用したり、ときには散策をしたりしている。

こうした辺鄙な所に私は住み、定年後の年金生活の日常に於いて、
その日に応じて歩き廻ることが多い。


昼下がり、自宅の小庭のテラスに下り立ち、黄色、朱紅色に染められた落葉樹を眺めたりしていた。
そして私は秘かに待ち焦(こ)がれた錦繍(きんしゅう)の季節となっている。

平年ならば、11月3日の『文化の日』の頃から、
11月23日の『勤労感謝の日』の頃まで錦繍(きんしゅう)の時節となるが、
今年は暖かな日に恵まれたせいか、10日ばかり遅れている、と微苦笑したりしてきた。

私は幼年期の頃から、初春の芽吹き、そして秋たけなわの錦繍(きんしゅう)の時節に、
圧倒的に魅せられている。

こうした秘めたる私は、この深まるいく錦繍の時節から
晩秋の黄色、朱紅色の葉が舞い散る時節までの季節は、少しばかりそわそわとしてしまう。

私の散策の好きなコースのひとつとして、近くに流れる野川の川沿いの遊歩道があり、
週に3回ぐらい歩いたりしている。


この野川は、自宅が少し歩くと、下流の『喜多見』方面に片側が帯状に小公園となり700メートル前後あり、
樹木、草花が四季それぞれに彩(いろ)っている場所でもある。

錦繍の時節を迎えた今、桜(サクラ)、モミジ、ドウタン躑躅(ツツジ)等の朱色を誉(ほ)めたり、
白梅、公孫樹(イチョウ)、コナラ等の黄葉の彩(いろど)る錦繍の中、
木漏れ陽を受け、ときおり舞い散る葉を眺め、
ぼんやりと、時が止まったように静寂なひとときを過ごすのが、この世の最良の時かしら、
定年退職後から深め過ごしてきた・・。



この散策路は、小田急電鉄の【小田急沿線 自然ふれあい歩道】の中で、
《狛江駅~喜多見駅(野川)コース》にも『野川の川沿いの遊歩道』として掲載されていたのを
私は2年前に知り、微笑みを重ねたりした。



この遊歩道には、『きたみふれあい広場』の小公園も隣接されて、
私も幾たびが立ち寄って歩き、四季折々の情景に魅せられている。







帰路は自宅付近を通り過ぎて、上流に向い団地の小公園に立ち寄ったりし、
この時節の情景に、心を寄せたりしている。




このような散策を日常生活の中で、ひたすら歩き廻り、この時節の情景に魅せられている。


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