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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活の我が家、今年の夏季旅行は・・。

2010-06-27 16:23:54 | 旅のあれこれ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
家内との共通趣味は国内旅行であり、
四季折々、私の定年退職後は各地を訪れている。

しかし暑さに苦手な私は、特に小中学生が夏休みの間は敬遠しているが、
家内は夏祭りのような風物詩が好きであるので、
富山県の越中七尾の『おわら風の盆』、、『青森のねぶた祭』、『秋田の竿燈まつり』、
そして昨年は『祇園祭』を観たりしている。

私は熱い期間は、エアコンの冷風の中で、読書をしたりするのが最上の喜びであり、
大半はこのようなふしだらな生活を過ごしているが、
ときには家内に妥協し、国内旅行に出かけたりしている。


ここ2週間前、家内は旅行雑誌を見ていた時、
『ここはどうかしら・・』
とJR東日本が発行している『びゅう(VIEW)』の『北東北 青森・秋田・岩手』編、
そしてJTBが発行している『北東北 青森・秋田・岩手』編も重ね、
私に手渡したのである・・。

家内が指定された箇所は、東北地方の太平洋に面した三陸海岸で、
宮古市の海岸にある『浄土ヶ浜』にある観光ホテルを指したのである。

http://www.jodo-ph.jp/
☆ 浄土ヶ浜パークホテル ホームページ ☆

『ここでしたら・・夏休みの期間のピークを避ければ・・
貴方の好きな・・人気の少ない浜辺を散策する、ことができそうょ・・』
と家内は私に微笑みながら、私に云った。

その後、私は旅行案内書の『上撰の旅 北東北』(昭文社)を見たりし、
北山崎、久慈の海岸の美麗は観たが、この浄土ヶ浜はいずれ訪れてみたい処であった。

この旅行案内書の解説文をお借りすれば、
《・・
三陸海岸を代表する景勝地でもある浄土ヶ浜は、宮古湾の入口にある美しい海岸。
沖には飛び石状に岩がつらなり、まるでは箱庭を思わせるような海岸美を見せている。
(略)
手前には白い玉砂利が広がり、青い海とのコントラストが美しい。

浄土ヶ浜の名は1683(天和3)年に、宮古の常安寺の僧侶、霊鏡が発見し、
「さながら浄土のようだ」
と賞辞したことから由来するという。
(略)
・・》
と解説されて折、
この下段には、海岸の水際から海上の幾重か連なる岩の写真が掲載されていた。

私は玄関庭の軒下で、煙草を喫いながらこうした解説を読み、
ぼんやりとした思いで、中世の作庭家たちは、このような情景を観ながら、
石庭を創りはじめたのだろう、と思ったりした。

この後、私は居間にいる家内に、
『XXちゃん・・良い処みたい・・3泊ぐらいしょうよ・・』
と私は家内に云ったりした。

いずれにしても、東北新幹線で盛岡経由で在来線の山田線を利用し、
宮古を往復する旅となるので、帰路する際に盛岡周辺の温泉地を探したのである。

繋(つなぎ)温泉は、2005(平成17)年の晩秋に家内の母を誘い、
私達三人は5泊6日で温泉滞在したり、盛岡市の街を散策したりした。

そして鶯宿温泉を見つけて、観光ホテルを検索し、
《源泉100%掛け流しの温泉旅館・・》に私達は魅了された。

http://www.choeikan.com/
☆鴬宿温泉 「長栄館」ホームページ ☆


昨日、私達は駅前に買物した後、旅行代理店に寄り、
8月の月末近くから、浄土ヶ浜パークホテルを3泊、鴬宿温泉の「長栄館」を2泊、
そして新幹線、山田線の乗車予約をしたりした。

このように私達の今年の夏旅行はこのように決めたのであるが、
私の現役のサラリーマン時代は、数多くの人たちと同様に多忙であったので、
夏季休暇5日間と伝達されても、2泊3日の旅行が行ければ良かった方であり、
年金生活をして、初めて少し期日を無視して出来ることでもある、と微苦笑をしたりしている。




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国会議員定数の削減案の中、新たなる優美な『議員会館』を知り・・。

2010-06-27 00:18:12 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
たまたまネットでニュースを見ようと、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたが、
ひとつのニュースに驚き、しばらくため息をしたのである。

《 公約は定数削減、広~い新議員会館ムダに? 》

と見出しされた記事であり、
私は現役時代は民間の中小業に35年ばかり勤めた身であるが、
どうしてこのような安易な豪壮な建物が出来てしまったか、
不思議な思いで読んだのである。

無断であるが、この記事を転載させて頂く。

《・・
参院選で、各党がこぞって国会議員定数の削減を公約に掲げる中、
現在の定数に合わせて新築された東京・永田町の議員会館の引き渡しが、今月末に行われる。

国会議員の事務所が入る地上12階建ての新会館は、
各議員が使用する個室の広さが約2・5倍にグレードアップ。衆参で計722人分の個室が用意されるが、
各党からは「120人減」「半減」などの声も出ている。

せっかく完成した立派な新会館、「ムダ」にならない――?

新議員会館は、2004年に衆参両院が整備方針を公表し、
それぞれ建設が進められてきた。
現在と同じ衆院2棟、参院1棟だが、高さは地上7階から地上12階に。
議員の個室スペースもこれまでの議員室、秘書室の間取りで計40平方メートルから、
新たに応接室も加え計約100平方メートルとなる。

建設費と維持費などを含めた事業費は、
衆院が約1170億円、参院が約610億円。

現在の国会議員の定数に合わせて衆院480室、参院242室の個室が設けられるが、
気になるのが、各党が今回の参院選で掲げる「国会議員定数の削減」という公約だ。


民主党は、衆院比例で80人、参院で40人程度の定数減を参院選公約に明記した。
菅首相も、記者会見などでこの削減目標に触れている。
自民党も公約で、衆参合わせて3年後に72人減、6年後には222人減らすと宣言。
国民新党、新党改革は「半減」を掲げた。

民主党の公約通りだと、新会館は1割以上、
自民党の主張では3年後に約1割の部屋が空くが、
議員個室は内部を壁で区切っているため、用途を変更するには改修工事が必要。

建設工事を所管する国土交通省では
「定数削減を念頭に建て替えを進めてきたわけではないので……」
と戸惑い気味だ。

比例選に出馬した民主党の現職候補(46)は
「削減は絶対必要。
空いた部屋は、政策や立法の機能を高めるために増やすスタッフの部屋として使えば、
国民の理解も得られる」
とした。

一方、「長期的視野が欠けていたかもしれない」
と漏らすのは自民党の現職候補(63)。
「定数削減が実現したら、議員会館をどう使うのか、国民にしっかり説明していく必要がある」
と語った。

◆国会議員定数=公職選挙法で定められており、現在は衆院480人(小選挙区300人・比例180人)、
参院242人(選挙区146人・比例96人)。

2000年の法改正で、衆院20、参院10の議席の削減がそれぞれ決まり、
現在の形になった。

(2010年6月26日14時35分 読売新聞)

・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100626-OYT1T00561.htm
☆【YOMIURI ONLINE】 《公約は定数削減、広~い新議員会館ムダに? 》☆

 
私は政治にも疎(うと)い身であるが、有権者の責務として、
ここ45年ばかり、新聞、雑誌、テレビのニュースなどを見たりしている。
恥ずかしながら政治の専門知識もないが、
国会議員の定数の多さ、余りにも優遇されている制度に憂いたりしている。

私の昨今の思いは、衆議院に関しては、現状の480人をすべて『小選挙区』とし、
『比例』は廃止する。
そして参議院は廃止し、一院制する。

このような国会議員の定数で、審議が行なわれば・・と固く思ったりしている。


私の参議院に関して知る限りは、創設された当時は少なからず、
有識で党派に属さない議員が増えるような努力がされ、
無所属議員たちによる緩やかな院内会派で、「良識の府」の理念を果てしてきたが、
次第に政党化し、衆議院と同じような党派対決の場へと変貌し、
議員の諸兄諸姉の大人のおもちゃと化して「政局の府」となった。

このような事態であるので、迅速に参議院は廃止し、衆議院で運営されれば、
無駄もなく迅速に審議できると思考したのである。

しかし本来の創設された理念を配慮すれば、
小沢一郎氏が自由党の党首の時代に総合月刊雑誌『文藝春秋』に於いて、
1999(平成11)年9月特別号で『日本国憲法改正試案』と題し、
この中の一部で『参議院を「権力なき貴族院」にせよ』と真摯な思いが掲載されたことも、
思い浮かべたりしている。

《・・
   参議院に選挙はいらない

(略)
第4章「国会」(第41条~第64条)は、全面的に改正すべきだ。
憲法第42条に「国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する」と書かれているように、
わが国は二院制をしいている。

私の実感では、これが機能していない。
衆議院と参議院がほぼ同等の権限をもっており、
共に選挙によって選ばれることになっているので必然的に参議院まで政党化し、
本来の二院制度の目指している衆議院との機能分担ができなくなっている。

法案、予算、条約などの制定において衆議院が優越することになっているけれども、
その他の案件は参議院で否決されると衆議院は3分の2の特別決議が必要になる。
あとは完全平等で、同じことを二度やるからカーボンコピーと言われている。

衆議院で過半数を獲得しても、強いリーダーシップが発揮されないことは、
現在の政治状況がよく示している。
両院を実質的に同等にしているために、
総選挙で示された国民の総意が現実政治になかなか反映しない。

選挙によって国民の代表を選ぶのは、
衆議院に限定して、参議院はチェック機能に徹するべきだ。


私は、参議院についてはイギリスのような「権力なき貴族院」をイメージしている。
イギリスでは直接選挙によって659人の代議士が選ばれている。
約10万人に1人である。
それとは別に約1300人の貴族院議員がいる。

しかし、国会の実質的機能は、衆議院(下院)にあり、
その意味では事実上は一院制といってもよい。


日本も英国を始め他の国々のように実質的な一院制をとっているならば、
衆議院議員の定数は500人、約25万人に1人であるから、
人口比を考えれば衆議院議員は現在の2倍以上に増やしてもいい。

しかし、日本の場合は、ほぼ対等の衆参二院制度をとっているので、
国民からは衆参両院が同じようなことをやっているから、無駄だということになり、
定数削減が求められるのである。

従って私の結論は参議院議員を選挙によらない名誉職的なものにして、
立派な業績や顕著な実績のある方に、
大所高所から御審議願うという制度に変えた方が良い。

選挙されるということは何らかの形で利害代表者になることだ。
名誉職的参議院議員には、そういう個々の利害関係から遮断し、
公平中立な判断を行わしめるのがよい。

衆議院を通過した法案は、参議院で否決されても衆議院に戻され、
通常議決で可決できるようにする。

利害の絡まない参議院がチェックしているという事実の重みに、
両院制の存在意義が生まれるのである。


貴族院的な参議院と言っても、身分制度的な爵位という意味ではない。
一代限りの栄典にすれば、貴族制度の弊害は生じない。
その代わりに勲章と称号は惜しむことなく与える。
憲法第14条は、貴族制度は認めないけれど、栄典の授与は認めている。
それに財政負担も現在よりははるかに少なくてすむ。

例えば衆議院を25年間つとめた人には勲章を与えて、参議院の終身議員になってもらう。
サッチャー元首相も「サー」の称号をもらって貴族院に移っている。
私だって、喜んで参議院に行く。

名誉ある地位を与えられて、選挙の心配がなければ、みんなが競うように参議院に移るだろう。
地元への利益誘導は必要ないし、国家的見地から発言するようになる。
年金を増やすより喜ばれるばかりでなく、参議院の若返りにもつながる。
(略)
・・

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。


このようなまぎれない実情を配慮し、小沢一郎氏の真摯な改定論を拝読すれば、
私は付帯条件の上、賛意したい。

参議院の終身議員となる名誉職は、年収1200万以下に留め、
審議中は都心のホテルに宿泊して頂くことである。


さて、本題の今回の新たなる優美な『議員会館』であるが、
与野党の議員定数削減案の結果、今後は削減の実施されると期待するが、
空室は・・と余計な心配を私はしてしまうのである。

昨今の国家の財政悪化を配慮して、上階は資産の余裕ある方に、
たとえば一議員当たりの部屋を少なくとも9億円以上で分譲し、
事務所か居住などに使用して頂き、早期に国庫に収納する。
そして下階より順に国会議員の諸兄諸姉の事務所とする・・。

私の65年の人生を過ごし生活苦の体験したことがあるので、
遠い異国の出来事のように感じながらも、
無念ながらこの程度しか案しか浮かばないのである。



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