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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

我が家は、夏の初めに『冷たい戦争』となり・・。

2010-06-17 23:13:11 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
私達夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけで家族で、
古惚けた築後33年の一軒屋に住んでいる。

過ぎし6月の初旬は初夏のような28度前後の快晴が続いた後、
今週の14日に『梅雨(つゆ)入り』宣言が、気象庁より公表されたりした。
この日は、梅雨入りにふさわしく小雨が降り一日で、
朝昼夕は19度ばかりの横並び日となり、暑さに苦手な私は微笑んだりしていた。

翌日の15日は、早朝から陽射しが燦燦と庭を照らし、
私は歯科医院に歯の治療を予約していたので、
快晴の中、駅前まで川沿いの遊歩道を往復したり、
帰宅後は付近のスーパーに買物に行ったりした・・。
そして29度前後の暑い中、汗を二度かいたりし苦笑したのである。
いずれも帰宅するたびに、洗面所で水で顔を洗い、着替えたりした。

午後3時過ぎ、私は奥の6畳和室に、
簡易ベットを敷いて、扇風機の風を受けながら、本を読んだりした。

家内はクーラーの冷風が苦手であり、
私はクーラーの冷風をこよなく愛するタイプであり、
毎年、夏の初め梅雨の時節は我が家は『冷たい戦争』となる。

家内にすれば、女の人で冷え症の身としては、冷風は禁物なのよ、
と天上の神のような声に私には聴こえたので、
これ以来、私なりに多少耐えてきたのである。


私が若き40代のサラリーマンで奮闘していた時、
休日の時、テレビで確か主婦連の女性が、
夏のクーラーは程々に倹約して27度を超えたら、体調を配慮してクーラーを、
このような発言をしていた。

我が家は古い温度計しかなかったので、
私は渋谷のデパートに出かけて、西ドイツ製の堅牢な温度・湿度計を購入してきたのである。

そして、この後の暑い日になると、
『XXちゃん・・30度を超えているょ・・
主婦連だって・・体調を配慮してクーラーを・・と云っていたよ』
と私は温度計を指して、家内が見た後、クーラーの冷風をセットしたのである。


昨日の朝は小雨が降った後、曇り空となり蒸し暑い午前中となり、
昼には31度となり、
家内はおもむろにクーラーのカバーを取り外し、
『昨年の初秋に掃除をしてカバーしたので・・臭(く)さが出ないかしら・・
テストょ・・』
と私に笑いかけた。

『臭さはないよ・・XXちゃんが丁重に掃除していたからだょ・・
蒸し暑いから湿度も取り・・どんどん冷やそうよ・・』
と私は家内に明るく大きな声で云った。

こうして我が家で今年初めて、クーラーの冷風の時節を迎えることが出来た。
そして我が家は居間の17畳の洋間、そして2階の寝室の6畳の和室だけしかクーラーはないが、
これから秋のお彼岸まで、団扇(うちわ)と扇風機にはお休み頂き、
私の愛するクーラーの冷風と共に過ごすことが多いのである。


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本屋で買い求めてきた私でも、『Amazon』などのネット購入を検討し・・。

2010-06-17 00:09:02 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
遅ればせながら高校生になってから、突然に読書に目覚めて、
定年後の今でも読書が第一趣味となっている。

小説、随筆、ノンフェクション、近代史などの本が圧倒的に多いが、
ときには映画、音楽の専門誌も買い求めたりすることもあり、
つたないなりに乱読をしたりしている。

こうした本は、殆どが駅前の本屋で買い求めたり、
或いは古本屋で偶然に魅せられて購入してきた本である。

私は民家、美術など3万円を超える豪華な本だけは、
やむえず図書館で年に一度ぐらい拝見するぐらいで、
通常の本に関しては、たとえ一食抜いて、お金をためて購入し、手元に置きたい習性がある。

こうして50年ばかり過ごしているが、具体的に購入する時は、
新聞、総合月刊誌の出版社の広告を見たり、
本屋、古本屋の陳列棚で偶然に見かけたりして買い求めたりしている。

一番に困るのは、ある日、突然に魅せられた作品を読み、
この著作者の過去の作品を読みたい場合は、
ここ10数年、本の流通の速度が余りにも速く、駅前の本屋などには皆無となっている。

少なくとも20年数年の頃であったならば、
本屋で注文して、二週間過ぎた頃に手に入れることが風潮であったが、
昨今、『Amazon』などのネットで本を買い求める人たちがいると知り、
遅ればせながら先程、ある作家を検索したら、驚いたのである。

大半の刊行された本が羅列し表示されて折、
本屋の新刊本、旧刊本、そして古本屋でも中々見かけることの出来ない本もあり、
まぎれなく『Amazon』などは本の集約されたセンターかしら、
と思いながら、その作家の出荷できる本の一覧表を見ていたのである。

これだったならば、もとより本屋で取り寄せの注文で2週間も待たず、
或いは古本屋で探し求める必要はない、と感じたりした。

そして、時代の流れかしら、と思いながら、
本屋で偶然に見かけ購入してきた心の高揚感が失われることもあるので、
しばらくは本屋とネツト購入の二刀流も良い、と決意をしたりしている。


尚、最近は電子書籍が盛んな話題となっているが、
少なくとも文藝作品に関しては、本は手に取り活字を読み、
著作者に伝えたいことを受け止めながら、行間から著作者の思いを馳せ深める、
こうした習慣が50年ばかりとなっているので、私には論外である。



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