私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であり、
たまたま私達夫婦の結婚して35年目となり、
記念旅行と称して北東北地方の青森県の一部を周遊し、9泊10日間の旅行をした。
旅の終わりは、東北新幹線の『はやて』で、東京駅に午後10時38分に到着し、
私は愛煙家のひとりであるので、プラットフォームにある喫煙ルームで、
煙草を喫った後、帰宅に向った。
中央線で新宿駅、そし小田急線で最寄の成城学園前で下車した後、
タクシーで自宅の付近まで乗車した。
私は大きな旅行バックとペアのバックを引き車で引張り、
家内は大きな紙袋を持ちながら、自宅の門扉を開けた・・。
私達は子供に恵まれなかったので、たったふたりだけの家族で、
古惚けた築後33年の一戸建てに住んでいる。
従った私達の旅行の間は、当然ながら留守となっている。
玄関に家内が近づき、玄関の鍵を取り出して、開けようしたが、
『おかしいわねぇ・・』
と呟(つぶや)いて、再度試みたが、
『駄目だわ・・』
と家内は私に云った。
私は自分が持っている玄関用の鍵を取り出して、
2回ばかり試みたが、肝要の自宅の玄関のドアーが開かないのであった。
困ったねぇ、とお互いに苦笑しながら思ったりした時は、
深夜の午後11時半過ぎでであった。
やむえず警察の交番に駆けつけて、相談しょう、
ということになり、家内が明るい大通りの最寄の交番に行った。
まもなく家内が戻り、『鍵の110番』を紹介して頂いた、
と私に云った。
何かしら鍵に関して、深夜に関わらず対応して下さる鍵の業者であるらしい、
と補足していた。
まもなく、我が家に警察官のふたりが、来宅した。
20代と30代のふたりで、それぞれ白い自転車に乗り、駆けつけて下さったのである。
改めて事情を私が説明すると、
玄関の鍵穴に鍵をセットしたり、そして鍵穴をのぞき込んだりしたが、
『空き巣とか・・鍵のいたずらではないようです』
と30代の警察官は、襟を正しながら丁重に私に云った。
私は深夜に関わらず、市民の安全を守り防犯などの労苦の多い勤務に携わる、
警察官のふたりに感謝の意味を込めて、礼の言葉を重ねた。
この後、携帯電話を持たない私達は、公衆電話で、
『鍵の110番』の中で、我が家から最も近いと思われる業者に連絡し、
来宅を待ちわびたのである・・。
私は家内に、
『楽しかった旅行の最後は・・我が家で門前払いかょ・・』
と苦笑しながら云ったりした。
まもなく鍵の業者が来宅し、
鍵を色々と触ったりしていた後、
『シリンダーの鍵は・・鍵の磁気と受けての鍵の部分の磁気が・・
金属の疲労のようで・・合致しないような感知で・・』
と私は説明を受けたので、新調の鍵セットの価格を聞き、
新調することにした。
そして、業者の方は役立ずの玄関の鍵を強制的に取り、
玄関ドアの鍵の受け手の部分も取り去り、新しい鍵を設置した。
このような深夜の作業が終ったのは、一時半過ぎであり、
私達はやっと我が家に入ることが出来たのである。
雨戸、ガラス戸などを開け放ち、風呂も沸かし始め、
『鍵を新調し・・3万X円・・思いがけない出費だわ・・』
と家内は私にぼやいたりしていた。
『30数年・・住んで・・一年当たりだと、千円ぐらいだから・・』
と私は家内に微笑しながら云ったりした。
この後、私は風呂に入った後、家内が入浴していた間、
居間のテーブルで、今回の北東北の宿泊の売店で買い求めた五品のひとつを開け、
ビールを呑みながら頂いたのである。
そして旅先で、満天の星空を観ることができた上、
40歳前後の稀な美麗な三人の仲居さんにめぐり逢えたので、
バチが当たったのかしら、と微苦笑を重ねた。
ぼんやりと置き時計を見ると、深夜の2時半を指していた。
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たまたま私達夫婦の結婚して35年目となり、
記念旅行と称して北東北地方の青森県の一部を周遊し、9泊10日間の旅行をした。
旅の終わりは、東北新幹線の『はやて』で、東京駅に午後10時38分に到着し、
私は愛煙家のひとりであるので、プラットフォームにある喫煙ルームで、
煙草を喫った後、帰宅に向った。
中央線で新宿駅、そし小田急線で最寄の成城学園前で下車した後、
タクシーで自宅の付近まで乗車した。
私は大きな旅行バックとペアのバックを引き車で引張り、
家内は大きな紙袋を持ちながら、自宅の門扉を開けた・・。
私達は子供に恵まれなかったので、たったふたりだけの家族で、
古惚けた築後33年の一戸建てに住んでいる。
従った私達の旅行の間は、当然ながら留守となっている。
玄関に家内が近づき、玄関の鍵を取り出して、開けようしたが、
『おかしいわねぇ・・』
と呟(つぶや)いて、再度試みたが、
『駄目だわ・・』
と家内は私に云った。
私は自分が持っている玄関用の鍵を取り出して、
2回ばかり試みたが、肝要の自宅の玄関のドアーが開かないのであった。
困ったねぇ、とお互いに苦笑しながら思ったりした時は、
深夜の午後11時半過ぎでであった。
やむえず警察の交番に駆けつけて、相談しょう、
ということになり、家内が明るい大通りの最寄の交番に行った。
まもなく家内が戻り、『鍵の110番』を紹介して頂いた、
と私に云った。
何かしら鍵に関して、深夜に関わらず対応して下さる鍵の業者であるらしい、
と補足していた。
まもなく、我が家に警察官のふたりが、来宅した。
20代と30代のふたりで、それぞれ白い自転車に乗り、駆けつけて下さったのである。
改めて事情を私が説明すると、
玄関の鍵穴に鍵をセットしたり、そして鍵穴をのぞき込んだりしたが、
『空き巣とか・・鍵のいたずらではないようです』
と30代の警察官は、襟を正しながら丁重に私に云った。
私は深夜に関わらず、市民の安全を守り防犯などの労苦の多い勤務に携わる、
警察官のふたりに感謝の意味を込めて、礼の言葉を重ねた。
この後、携帯電話を持たない私達は、公衆電話で、
『鍵の110番』の中で、我が家から最も近いと思われる業者に連絡し、
来宅を待ちわびたのである・・。
私は家内に、
『楽しかった旅行の最後は・・我が家で門前払いかょ・・』
と苦笑しながら云ったりした。
まもなく鍵の業者が来宅し、
鍵を色々と触ったりしていた後、
『シリンダーの鍵は・・鍵の磁気と受けての鍵の部分の磁気が・・
金属の疲労のようで・・合致しないような感知で・・』
と私は説明を受けたので、新調の鍵セットの価格を聞き、
新調することにした。
そして、業者の方は役立ずの玄関の鍵を強制的に取り、
玄関ドアの鍵の受け手の部分も取り去り、新しい鍵を設置した。
このような深夜の作業が終ったのは、一時半過ぎであり、
私達はやっと我が家に入ることが出来たのである。
雨戸、ガラス戸などを開け放ち、風呂も沸かし始め、
『鍵を新調し・・3万X円・・思いがけない出費だわ・・』
と家内は私にぼやいたりしていた。
『30数年・・住んで・・一年当たりだと、千円ぐらいだから・・』
と私は家内に微笑しながら云ったりした。
この後、私は風呂に入った後、家内が入浴していた間、
居間のテーブルで、今回の北東北の宿泊の売店で買い求めた五品のひとつを開け、
ビールを呑みながら頂いたのである。
そして旅先で、満天の星空を観ることができた上、
40歳前後の稀な美麗な三人の仲居さんにめぐり逢えたので、
バチが当たったのかしら、と微苦笑を重ねた。
ぼんやりと置き時計を見ると、深夜の2時半を指していた。
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