東京の郊外は、昨日は昼前から小雨が降りだした。
私は昼過ぎより雨と天気情報が報じていたので、
雨の降り前に10時過ぎに買物に出かけ、
帰宅後してまもなく小雨が降りだしたのである・・。
『最近・・俺は行いが良いのかしら・・』
と私は家内に云って、小雨降る庭の樹木や空を眺めていたりしている。
小雨降る肌寒い午後、
読書の秋、と私は家内に云ったりし、
私は本を持ち、寝室の布団にもぐりこんだのである。
そして3時間ばかり読んでいるうちに、眠りに落ちたのである。
私は年金生活の4年生の身であるので、
好きな時に読書をし、好きな時に外出し、
そして眠くなったら眠れる時間は、何よりも年金生活の特権、
と定年退職後の日常から感じている。
私も数多くのサラリーマンと同様に多忙な身であったので、
せめて退職後は、自在に生活を過ごすのが夢のひとつであったので、
家内からは念願を叶えたのだから良かったじゃないの、
と微笑みながら時折いわれたりしている。
今朝、目覚めると雨は上がり、
曇り空となっているが、急速に回復し、さわやかな秋晴れの日中となる、
と気象情報は報じていた。
主庭にある金木犀の2本の樹木は、
殆どたわわな橙黄色の小花が落下し、
樹元の周辺を黒土の上で彩(いろど)っている。
秋海棠(シュカイドウ)の可憐なピンク色の花は、けなげにも咲き続けて折、
紫式部(ムラサキシキブ)のたわわな実も色合いを深め紫色に染められ、
ひと雨ごとに秋深まる、と微笑んだりしている。
そして、爽やかな秋晴れの中、駅前までの川沿いの遊歩道を散策し、
樹木・草花の秋色の情景を誉(ほ)めようかしら、
と思ったりしている。
こうした日中のひとときは、自在に過ごせるのは、
何よりの贅沢な時と感じて、ここ数年独りで散策し、
秋の移ろう情景に心を寄せたりしている。
そして、ときおり作家の城山三郎氏の遺(のこ)された格言、
【・・
人生の持ち時間に大差はない。
問題はいかに深く生きるか、である。
深く生きた記憶をどれほど持ったかで、
その人の人生は豊かなものにも、貧しいものになるし、
深く生きるためには、ただ受け身なだけでなく、
あえて挑むとか、打って出ることも、
肝要となろう。
・・】
を重ねながら、独り歩き、思索しながら深めている。
私は昼過ぎより雨と天気情報が報じていたので、
雨の降り前に10時過ぎに買物に出かけ、
帰宅後してまもなく小雨が降りだしたのである・・。
『最近・・俺は行いが良いのかしら・・』
と私は家内に云って、小雨降る庭の樹木や空を眺めていたりしている。
小雨降る肌寒い午後、
読書の秋、と私は家内に云ったりし、
私は本を持ち、寝室の布団にもぐりこんだのである。
そして3時間ばかり読んでいるうちに、眠りに落ちたのである。
私は年金生活の4年生の身であるので、
好きな時に読書をし、好きな時に外出し、
そして眠くなったら眠れる時間は、何よりも年金生活の特権、
と定年退職後の日常から感じている。
私も数多くのサラリーマンと同様に多忙な身であったので、
せめて退職後は、自在に生活を過ごすのが夢のひとつであったので、
家内からは念願を叶えたのだから良かったじゃないの、
と微笑みながら時折いわれたりしている。
今朝、目覚めると雨は上がり、
曇り空となっているが、急速に回復し、さわやかな秋晴れの日中となる、
と気象情報は報じていた。
主庭にある金木犀の2本の樹木は、
殆どたわわな橙黄色の小花が落下し、
樹元の周辺を黒土の上で彩(いろど)っている。
秋海棠(シュカイドウ)の可憐なピンク色の花は、けなげにも咲き続けて折、
紫式部(ムラサキシキブ)のたわわな実も色合いを深め紫色に染められ、
ひと雨ごとに秋深まる、と微笑んだりしている。
そして、爽やかな秋晴れの中、駅前までの川沿いの遊歩道を散策し、
樹木・草花の秋色の情景を誉(ほ)めようかしら、
と思ったりしている。
こうした日中のひとときは、自在に過ごせるのは、
何よりの贅沢な時と感じて、ここ数年独りで散策し、
秋の移ろう情景に心を寄せたりしている。
そして、ときおり作家の城山三郎氏の遺(のこ)された格言、
【・・
人生の持ち時間に大差はない。
問題はいかに深く生きるか、である。
深く生きた記憶をどれほど持ったかで、
その人の人生は豊かなものにも、貧しいものになるし、
深く生きるためには、ただ受け身なだけでなく、
あえて挑むとか、打って出ることも、
肝要となろう。
・・】
を重ねながら、独り歩き、思索しながら深めている。
