昨夕、【YAHOOH! JAPAN】のニュースを検索していたら、
読売新聞の配信に寄るひとつのニュースに私は衝撃を受けて、しばらくため息をついた。
私は読売新聞の夕刊が配達され、この記事を精読した。
新聞の一面のトップに、
【図書館の本 傷だらけ】
と見出しが躍っていた・・。
無断であるが、この記事を引用させて頂きます。
各地の公立図書館で、雑誌などから写真や記事を切取ったり、
専門書に蛍光ペンで線を引いたりするなど、
図書を傷つける行為が増加している。
東京都・世田谷区の区立・中央図書館で被害が目立ち始めたのは、
5年ほど前から・・徐々に悪化・・
3年ほど前、館内で若い女性が、
最新号のファッション雑誌から、ヘアスタイルの写真をカッター切り抜いていた。
資料係の方が、驚いて注意すると、
女性は悪びれる様子もなく、
『どうして、いけないんですか』
と言い放ったという。
同館で最も多いのは、雑誌から人気アイドルの写真が切取られるケース。
このほか新聞の縮刷版から丸々1ページが引き抜かれたり、
論文を掲載した書籍に300ページ以上にわたって、線を引かれたりした。
・・本を傷つける行為は、刑法の器物損壊罪にあたる恐れがある。
しかし、『とにかく【罪の意識】が薄い』と資料係の方はため息をつく。
以上、読売新聞の記事を無断であるが、引用させて頂きました。
私は年金生活3年生の身であるが、
私達が小学校の2年生の時、
校庭で上級生が体操時間に使われたのマットが残されていたので、
私は友達数人と遊んでいた・・・、
これらの状況を目にした先生は私達を並ばせ、
『体操の時間に皆で使うもので・・
遊びに使うなんて・・』
と私達は顔をたたかれた・・。
私達はよろけるどころか、身体は地面にとんだ・・。
私は帰宅後、両親にはこの話は出来なかった。
学校の大切な公共物で戯れていたのだから、
私の方に当然として、非があるのは幼年心でも理解した。
父親に話していたら、
『お前は・・皆が大事に使うものに・・遊ぶなんて・・
傷ついたら・・どうするのか・・言ってみろ・・』
とぶん殴られた上、家の外に放り出されただろう。
私はそれ以来、公共物を大切に接している。
私は年に1回前後は、私の住む図書館を利用させて頂いている。
ともかくお借りするのだから、汚さないようにしているし、
必要な箇所がある場合は、私のノートに転記したりしている。
お借りしている期間は、私の後でお借りしたい方も心に留めて、当然として期日内に返納している。
私は、公共でしかも無料で住民にサービスして下さる図書館の存在は、
有難いと思っているひとりである。
唯、雑誌はいかがなものかしら、と思っている。
私は本屋には、たびたび行っている。
ある時、雑誌コーナーに立ち寄った折、
30前後の女性が一冊の雑誌を開き、携帯電話のデジカメで撮られていた・・。
私は最初は分からなかったが、
雑誌の記事かグラビアを撮っていたことが理解した。
私は昨今の図書館の余りに心貧しく、
公共の本の汚し、切り取りなどの薄汚された精神には無知であったが、
本屋の雑誌に於いても、撮影という心の荒廃は、
どうして何で・・と心をめぐらしている。
読売新聞の記事で、このような社会状況について、真摯なコメントが掲載されていた。
『他人を見下す若者たち』の著者の速水敏彦・名古屋大・大学院教授はこう述べられている。
無断であるが、この新聞に寄せられたコメントを転記させて頂きます。
『自己中心的で他人を軽視する行動をとる傾向が強くなっている結果、
罪の意識もなく公共の財産を傷つけるような行為がが横行しているのではないか』、と分析。
そして、『幼少時からの教育が重要なのに、
親がルーズな為、家庭できちんとした教育を受けていない人が少なくない。
給食費を払わなかったり、学校に非常識な要求をしたりする保護者と根っこは同じ。
学校より、家庭の問題だ』
と指摘している。
以上、コメントの全文を転記させて頂きました。
私には何時の頃から、日本の社会の一端で、このような心の荒廃が始まったのだろうか、
と憂(うれ)いている・・。
私は益々都心や街に出るのは億劫となり、川沿いの遊歩道、公園に行くこととなると思うが、
こうした折でも公共施設を甘受しているので、
困ったなぁ、と思いながら、樹木のうつろいを眺めている。
読売新聞の配信に寄るひとつのニュースに私は衝撃を受けて、しばらくため息をついた。
私は読売新聞の夕刊が配達され、この記事を精読した。
新聞の一面のトップに、
【図書館の本 傷だらけ】
と見出しが躍っていた・・。
無断であるが、この記事を引用させて頂きます。
各地の公立図書館で、雑誌などから写真や記事を切取ったり、
専門書に蛍光ペンで線を引いたりするなど、
図書を傷つける行為が増加している。
東京都・世田谷区の区立・中央図書館で被害が目立ち始めたのは、
5年ほど前から・・徐々に悪化・・
3年ほど前、館内で若い女性が、
最新号のファッション雑誌から、ヘアスタイルの写真をカッター切り抜いていた。
資料係の方が、驚いて注意すると、
女性は悪びれる様子もなく、
『どうして、いけないんですか』
と言い放ったという。
同館で最も多いのは、雑誌から人気アイドルの写真が切取られるケース。
このほか新聞の縮刷版から丸々1ページが引き抜かれたり、
論文を掲載した書籍に300ページ以上にわたって、線を引かれたりした。
・・本を傷つける行為は、刑法の器物損壊罪にあたる恐れがある。
しかし、『とにかく【罪の意識】が薄い』と資料係の方はため息をつく。
以上、読売新聞の記事を無断であるが、引用させて頂きました。
私は年金生活3年生の身であるが、
私達が小学校の2年生の時、
校庭で上級生が体操時間に使われたのマットが残されていたので、
私は友達数人と遊んでいた・・・、
これらの状況を目にした先生は私達を並ばせ、
『体操の時間に皆で使うもので・・
遊びに使うなんて・・』
と私達は顔をたたかれた・・。
私達はよろけるどころか、身体は地面にとんだ・・。
私は帰宅後、両親にはこの話は出来なかった。
学校の大切な公共物で戯れていたのだから、
私の方に当然として、非があるのは幼年心でも理解した。
父親に話していたら、
『お前は・・皆が大事に使うものに・・遊ぶなんて・・
傷ついたら・・どうするのか・・言ってみろ・・』
とぶん殴られた上、家の外に放り出されただろう。
私はそれ以来、公共物を大切に接している。
私は年に1回前後は、私の住む図書館を利用させて頂いている。
ともかくお借りするのだから、汚さないようにしているし、
必要な箇所がある場合は、私のノートに転記したりしている。
お借りしている期間は、私の後でお借りしたい方も心に留めて、当然として期日内に返納している。
私は、公共でしかも無料で住民にサービスして下さる図書館の存在は、
有難いと思っているひとりである。
唯、雑誌はいかがなものかしら、と思っている。
私は本屋には、たびたび行っている。
ある時、雑誌コーナーに立ち寄った折、
30前後の女性が一冊の雑誌を開き、携帯電話のデジカメで撮られていた・・。
私は最初は分からなかったが、
雑誌の記事かグラビアを撮っていたことが理解した。
私は昨今の図書館の余りに心貧しく、
公共の本の汚し、切り取りなどの薄汚された精神には無知であったが、
本屋の雑誌に於いても、撮影という心の荒廃は、
どうして何で・・と心をめぐらしている。
読売新聞の記事で、このような社会状況について、真摯なコメントが掲載されていた。
『他人を見下す若者たち』の著者の速水敏彦・名古屋大・大学院教授はこう述べられている。
無断であるが、この新聞に寄せられたコメントを転記させて頂きます。
『自己中心的で他人を軽視する行動をとる傾向が強くなっている結果、
罪の意識もなく公共の財産を傷つけるような行為がが横行しているのではないか』、と分析。
そして、『幼少時からの教育が重要なのに、
親がルーズな為、家庭できちんとした教育を受けていない人が少なくない。
給食費を払わなかったり、学校に非常識な要求をしたりする保護者と根っこは同じ。
学校より、家庭の問題だ』
と指摘している。
以上、コメントの全文を転記させて頂きました。
私には何時の頃から、日本の社会の一端で、このような心の荒廃が始まったのだろうか、
と憂(うれ)いている・・。
私は益々都心や街に出るのは億劫となり、川沿いの遊歩道、公園に行くこととなると思うが、
こうした折でも公共施設を甘受しているので、
困ったなぁ、と思いながら、樹木のうつろいを眺めている。