平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

「平和がいちばん」1月号

2012-01-26 23:16:28 | 政治 平和活動
 忙しい中、1ヶ月日本を離れた。留守の間、市民の会の取り組み、留守宅の見守り等多くの方のお世話になった。「平和がいちばん」の紙面にスペインでの滞在記掲載させてもらい、嬉しい気持ちだ。
    他民族が自然に暮らす街
 昨年12月から1月にかけて1ヶ月間、娘夫妻の住むスペインに行ってきた。2年前に日本で第1子を出産した娘が、スペイン・バレンシアでの生活を始めたのが昨年の夏。5月から相手の実家イギリスのケントで生活をしていたが、突如子供を育てる場所としてスペインを選んだというのだ。親の経験を超えている娘夫妻の判断にはいつも驚かされる。又、彼の母親に会っていなかったので、会えること楽しみに思い切ってスペイン行きを決めた。
 初めてのヨーロッパ行きだ。夫の仕事の都合を考えながら最大限の期間を取ろうと準備を始めた。そして、単なる旅行者ではなく、娘家族を囲む地域の生活に触れたいと考えた。娘は、常に生活する国の条件として仕事に真面目で、勤勉であることをあげていた。同時に、子供が社会の中で大切にされ、町で子供に声をかけあう大人が多いことも条件の一つだった。そんな娘の選んだ地域を確かめたい思いもあった。
 もちろん、スペインに行くのだから、少しは、若い頃に憧れた19世紀から20世紀にかけてモデルニスモ(アール・ヌーヴォー)期のバルセロナを中心に活動した建築家ガウデイの建築物を見たいとの思いもあった。しかし、なによりも、言葉がではじめた2歳の孫との再会を楽しみにしていた。持参物は、娘の要望によるミソ のり こうや豆腐 乾操わかめ ひじき インスタント生みそ汁 かつお 出し昆布等の日本食材と、孫向けには日本語の絵本、初めての日本語が「黄色いきりん」なので、キリンのぬいぐるみ等。そして、私は、日本語が恋しくなった時のために「六か所村ラプソディ」(著:鎌仲ひとみ)を持参した。
 十分な準備もせず、12月18日関西空港を出発。直交便がない為、フランスのシャルル・ドゴール空港周辺のホテルに1泊し、短時間でルーブル美術館を見学し、19日夕方にバレンシアに到着した。関空から12時間でシャルル・ドゴール空港、そこから2時間でバレンシアという距離。時差は約8時間。そして、娘家族のマンションの1室を利用しながらの約1か月の海外生活がはじまった。(続く)

今が大切な時

2012-01-26 23:06:27 | 政治 平和活動
 しばらく日本を離れていた。帰国後1週間だが、メールや年賀状の整理等に時間をとられてしまった。今、経済産業省前の原発をなくす市民の座り込みに対し政府による立ち退きの要請が出たので抗議のメールやFAXを終えて久々のプログ更新をしている。
 枚方市が放射能震災がれきの受けいれをしないとやっと表明した。
 表明内容は・・枚方市は被災地の早期の復旧・復興を支援するため、災害廃棄物の広域処理への協力は必要であると考えますが、平成23年12月27日に大阪府が策定した指針を検討した結果、枚方市の東部清掃工場は「焼却灰のみを溶融する灰溶融炉」であること、および穂谷川清掃工場は電気集じん機と湿式排ガス処理装置を設置しておりバグフィルターは設置していないことから府の指針による処理施設の基準に合致しないため、災害廃棄物の受け入れ、焼却処理は行わないこととします。なお、被災地の早期の復旧・復興に向けた協力は必要であることから、今後も可能な支援方法の検討を続けていきます・・・というもの。
 枚方市の主体性のない無責任な姿勢は変わらないが、1歩前進だと考えたい。この土曜日1月28日に「放射能から子どもたちを守る枚方の会」を開催する。福井の大飯原発3・5号機の再稼動の動きが進められている中、2月から3月の動きを共有したい。

 写真は、帰国後最初に参加した「われわれは99%だ」という集会。世界を日本を変える意欲に充ちた集会だった。原発、非正規・・・1%に「富」が集中する。そんな社会を変えたい思いが伝わる構成詩の様子・・・世界中で大きな流れを作り出している99%の動きは、今年も必ず強まると信じている・