平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

「放射能から子ども達を守る枚方の会」を開催しました

2012-01-28 21:57:50 | 政治 平和活動
 放射能震災がれき、食の安全、原発の再稼動、子どもの避難・・。多くの課題がある。昨秋から取り組んだ署名や枚方市への要請行動を参加者で共有化し、今後の進め方の話し合いをした。参加者に親戚が被災地から避難されている方がおられ、住宅の問題等が具体的に出された。まだまだ分からないことは多いが、被災された方の生活保障は個人の問題ではない。参加者には初めて顔を合わす方も多く、様々な意見が出され内容が豊富になった。
 枚方市のがれき処理に対する姿勢は、大阪府の指針にあう清掃工場がないからという無責任なもの。早急にがれきを広域処理に限定せず様々な処理方法の提案がされていることを前提に、放射能の拡散の危険性の認識を持つことを再要請し、話し合いの場を持ちたいと思う。また、話し合い中でMLをつくることになり、集会後参加者の方の協力で作成した。


「平和がいちばん」1月号続き
 朝8時を過ぎているのに日の出は遅く窓からの景色はほんのりと暗く、街は動き出さない。正午から午後2時までは昼休み、昼食は2時、夕食は8時を過ぎる生活には、なかなかなじめなかった。夏は、陽射しがきつくサングラスをかけないと過ごせないから永住するかどうかはもう少し検討するとのこと。地中海が近いので冬は比較的穏やかなようだ。夏に1か月もの長期バカンスが多いヨーロッパでは、生活時間も自然環境に大きく左右されながら生活文化をつくっているという当たり前のことに気づく。海外の人を理解する前提に自然環境を忘れてはいけないと気づかされる。
1日目は、近所を知りたいと娘の家から15分ほどバレンシア旧市街訪問から開始した。2日もあればバレンシア主な市内は十分見学できる規模。果物・野菜屋がいたるところにある。街路樹は、たわわにオレンジがぶら下がっているオレンジ樹が目立つ。スペインは、17の独自の政府をもつ自治州から構成される議会君主制。現在のスペイン人はカスティーリャ人、ガリシア人、アンダルシア人、カタルーニャ人、バスク人などで構成されている多民族国家なのだ。言葉もスペイン語ではなく独自のバレンシア語やカタルーニャ語が公用語として認められている。街を歩きながら多様な人種の方と出会ったが、中国や韓国の経営する店舗も多く、日本ではない雰囲気があった。すぐに娘夫妻が孫の教育の場として選んだ理由が、この多民族の住む地域なのだと少しは理解できた。日本では、イギリス的といわれイギリスではアジア的だという風貌をもつ孫が、自由に教育を選び、のびのびと暮らせる地域の前提がここにはあった。