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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

「使い捨て時代を考える会」の集会に参加しました 

2012-01-27 20:57:59 | 政治 平和活動
 友人に紹介されて始めて「使い捨て時代を考える会」の集会に参加しました。有意義なないようだった。講師は、槌田つとむさん。視点が明快だった。放射能汚染が避けられない社会になってしまった現在を直視し、エゴではなく連帯を作りながら脱原発の動きをつくる原点を話されたと思う。公害が起こった時、真の向かうべき相手を忘れ被害者同士がいがみ合う状況が生じるという。忘れてはいけないのは、東京電力に責任があるということ。東電に対して責任を追求しないで、「食の安全」「がれき処理」をいっても「自分の子どもを守りたい」以上のものにならない。自分の子どもの安全な食を考えると同時に、子どもが、全ての子どもが、将来にわたり安心して暮らせる社会を目標にしないと運動の連帯はできない。
 そのようなことを何度も語られていた。福島の方の被害に比べ、関西は被害は少ないが、福島の方に学びながら共に電力会社に再稼動をやめさせる取り組み、損害補償を求める取り組みにつながりたいと考えた。
 有機農業の方と顔の見える関係を作りながら、農業の将来を見据え「福島の野菜を食べる」連帯もあるといわれた。もちろん、年齢により放射能の影響の受ける度合いが違うので、子どもたちは別とも強調されていたが・・。今、責任の所在があいまいにされ、放射能の影響を過小にしようとする政府や東電の意図がある状況で難しい問題だと、やはり思う。電力会社・政府が、過ちを認めることが、復興のスタートなのだとつくづく思う。

スペイン滞在記から(「平和がいちばん」1月号から)
 
  スペイン・バレンシアの市場 生ハムが塊で売られている