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枚方市議会議長宛に「イラク検証委員会設置を求める意見書採択の」陳情を提出しました。

2011-02-25 16:06:55 | 政治 平和活動
 イラク戦争が始まり8年経つた。始まる前にとめようと世界中に反戦の動きがおこった。しかし、3月20日米軍は空爆を開始した。攻撃の理由とされた大量破壊は、単なる口実でしかなかったことは、明らかになっている。多くの人を殺し、町を破壊した責任は問われなければならない。イラク戦争の検証を日本政府に求める運動が国会内で進んでいる。政府が検証委員会を設置し自衛隊を派遣させた経過を明らかにすることは必要。枚方市議会の政府に対する意見書の採択を求めた陳情を行った。

枚方市議会議長様
枚方市議会議員各位
         
イラク戦争の第三者検証委員会の設置を求める意見書採択に関する陳情書

陳情主旨
2003年アメリカ政府は「イラクは大量破壊兵器を保持している」との理由でイラクに戦争をしかけました。当時の日本政府もこれを支持しましたが、その後この情報が誤りであったことをアメリカ・イギリス政府も認めています。しかし7年以上も続く占領の下で、イラクでは100万人以上の人の命が奪われ、700万人が難民となりました。いまだに水も電気もまともに通っていません。
世界では戦争を引き起こした政府の責任を問う市民の声が高まり、イギリス、オランダでは政府が任命してイラク戦争を検証する独立委員会が設置されました。2010年、イギリスではブレア元首相が証人として喚問され、オランダでは「イラク戦争は国際法違反であり、戦争を支持した政府の判断は誤りだった」という結論が出されています。
日本政府はイラクに自衛隊を派兵し、税金をつぎ込んで占領の一部を担ってきました。これに対して2008年4月に名古屋高等裁判所が憲法違反という判決を下し、確定しています。しかし政府は判決を無視し自衛隊を送り続けました。日本政府によるイラク戦争の検証は、2007年のイラク特措法改訂の際の衆議院付帯決議によって義務付けられています。
枚方市議会は、過去に3回イラク戦争に対して意見書を採択しています。平和を希求する枚方市として以下の項目でイラク戦争の第三者検証委員会を政府の責任により設置することを求める意見書を採択していただくよう、陳情いたします。