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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

尖閣諸島の出来事・・・

2012-10-04 09:50:09 | 沖縄基地問題 
 昨日の朝日新聞の朝刊に「尖閣で何を慰めたのか」という記事が掲載されていた。尖閣列島戦時遭難者遺族会会長 慶田城用武さんの静かな問いかけがあった。「敗戦直前、あの島で何が起きたかご存知ですか?遺族が、あの島で慰霊祭よりも望んでいるものが何か、わかりますか?」 記事から抜粋すると・・・
 1945年沖縄戦の時の出来事。台湾疎開船が米軍の機銃掃射を受け、5歳の兄が殺されたこと。魚釣島に漂着し救助されるまでの45日間の壮絶な飢えとの闘い。その後の「忘れもしない悲惨な出来事は、思い出したくない」という母を含めた生存者の言葉。しかし、戦後50年を機に、体験を後世に伝えようと遺族会を結成された。この夏以降、尖閣諸島の領有権がクローズアップされ、「慰霊」という言葉が飛び交うことに対し、不思議な思いがわいたという。
 今年の8月18日に石垣慰霊前で政治家達が、神職3人を伴い神道形式で行い、君が代が斉唱されたことに驚いたという。慶田城用武さん達は、仏式でつづけておられた。その時、政治的に慰霊が利用されたのだと、分かったという。 
 石垣は国境の町だからこそ、守るのではなく、開いていった方がよい。交流が進めば信頼関係が生まれ、それが守ることにつながるから。
 沖縄は、日米地位協定により主権が侵され続けている。尖閣諸島購入を支持する人は、本気で、主権を考えているのでしょうか。オスプレイ配備に反対の声を上げてくれたでしょうか?万が一中国と事を構えることになった時、国境に接する私たちの生活はどうなるか考えてくれたことがあるのか・・・

 この記事を読むと、戦死者の記憶と領土問題を重ねることよりナショナリズムをあおる動きは、危険だと教えられる。尖閣問題は、逃げずに向き合う必要がある。
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沖縄県議会・・・オスプレイの沖縄配置・・・緊急抗議決議!

2012-10-01 22:57:45 | 沖縄基地問題 
 オスプレイの沖縄への配置が強行された。腹立たしい思いだ。
 県議会(喜納昌春議長)は1日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ6機が普天間飛行場に飛来したことを受け、配備に抗議する緊急の抗議決議を全会一致で可決した。県議会がオスプレイ配備に反対する決議を全会一致で可決するのは3度目。
 また、佐喜真淳宜野湾市長は1日午前開いた緊急連絡会議で「われわれの意図とは逆に、願いとは裏腹にオスプレイが配備される。いくら飛来しても決して許さない。市を挙げて中止行動を起こしたい。指をくわえて現状を放置できない」と述べ、緊急で野田佳彦首相と面談し、あらためて配備中止を要請したいとの意向も示している。

 一方、枚方市議会ではこの9月「オスプレイの沖縄配備に反対する」意見書が否決されている。私も枚方市議会に同趣旨の要請をしていただけに、議員の沖縄と本土の温度差を痛切に感じている。すぐに決議文を多くの人に伝えたい。

 以下、沖縄県議会の決議内容

 本日、県民の反対を押し切って、米軍普天間飛行場にMV22オスプレイが配備された。
 沖縄県では、県議会を初め、県内41市町村議会の全てにおいてオスプレイ配備に抗議する決議が行われ、去る9月9日には、10万3000人余が「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」に参加し、オスプレイ配備計画の即時撤回と米軍普天間飛行場の閉鎖、撤去を求める決議が採択された。趣旨実現のため、関係省庁への要請や米軍普天間飛行場ゲート前での抗議集会等に取り組んできたところである。
 そのような中、日米両政府は、9月19日の日米合同委員会において「安全確保策」で正式合意し、安全宣言を発表した。
 しかし、同安全宣言は、「できる限り」、「可能な限り」などの米軍の恣意的運用を可能にする条件つきのものとなっており、到底安全性が確保された内容とはなっていない。
 オスプレイの配備は、米軍普天間飛行場のみならず、本島全域及び周辺離島において訓練と即応運用を実施する計画であり、深夜及び早朝の飛行が年間204回増加する。また、墜落事故は人的要因によるもので機体自体に問題なしと決定づける無責任な対応に対し、各地の住民からは騒音・環境問題等に対する不安と怒り、墜落への恐怖の声が上がっている。
 オートローテーション機能を有しないオスプレイが、もし、市街地に落下する事態となったとき、一体誰がどう責任をとるというのか。余りにも県民の声を無視し続ける両政府の対応は、言語道断で到底容認できるものではない。
 よって、本県議会は、県民の生命、安全及び生活環境を守る立場から、県内へのオスプレイ配備に強く抗議するとともに、米軍普天間飛行場の固定化に強く反対し、オスプレイ全機の撤収と米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去を強く要求する。
 上記のとおり決議する。
 平成24年10月1日


 沖縄県議会


(あて先)内閣総理大臣 外務大臣 防衛大臣 米国務長官 米国防長官 駐日米国大使



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ドラえもんクイズ・・・台風が一番上陸する県は?

2012-09-18 08:46:33 | 沖縄基地問題 
 朝日新聞の朝刊に「しつもん!ドラえもん」がある。同じ新聞の他のページに答えが乗せられている。今日の答えに???と感じた。
 質問内容は、台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸に着くことを上陸というよ。最も多い県?というもの
 答えは、鹿児島県。1951年~2011年に37個上陸したよ。2位は高知県で24個。沖縄県のような島の場合は「通過」というから、上陸ではないよ。

 言葉の定義によると、上陸とは、日本の中でも特に「本土」(本州、北海道、九州、四国)の海岸線にまで台風が到達した場合に限って使う言葉という。本土以外には台風は決して「上陸」しないことになる。日本では最も多くの台風が来襲する沖縄も、台風上陸数では毎年ゼロとなってしまう。
 言葉の定義では、沖縄や他の多くの島は、単なる「通過」という。なぜか実感と違う。

 話を飛躍させる。前の世界大戦のときは、本土を守るといわれていたが、沖縄は含まれていたのだろうか?沖縄は、本土を守るための「捨石」にされたのは事実。今、オスプレイ配備問題がある中。いろいろなことを考えてしまう。
 
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