関電枚方営業所への働きかけは、昨年9月21日に開始し1年が経過した。ほぼ毎週の街頭行動と毎週とはいえないが(枚方営業所の担当の方2人の仕事の都合もあるのでその都度、話し合う日を調整しながら進めている)枚方営業所へ要望を質問と要望を出し続けてきた。
昨日は、大飯原発4号機が9月15日に定期検査に入り、全国で稼動している原発はゼロになった直後の金曜日行動でした。
私達は、今後も再稼動をしないことを願い、次の要請文を関西電力宛てに枚方営業所を通じて読み上げながら提出した・・・・。要請者は、10日ほどの間に知人・友人に呼びかけ100名をこえる連名で提出することができた。
2013年9月20日
宛 関西電力株式会社 八木 誠社長
既に出た核のゴミの最終処分に責任をもって下さい!再稼働は止めて下さい!
私たちは、前回2013年6月28日の申し入れにおいて、「放射能のゴミをどこに、どのように長期間保管し続けるのでしょうか」と疑問を投げかけました。関西電力には、原発所在地の住民はもとより、電気を買っている全ての人々に、その最終処分計画について説明する責任があると考えます。丁度その同じ日に「週刊朝日」は、「広瀬 隆<脱原発先進国>の現場を行く」と題するルポルタージュを掲載していました。2022年までに原発を全て停止すると法律にも明記し、<脱原発先進国>と言われてきたドイツ。ところがその現状は、「地獄」のような未来につながるものであることをこのルポルタージュは明らかにしています。日本の私たち市民が抱いてきた、核のゴミに関する疑問と不安に対して、「まさにその通り」と具体的に応える内容です。(添付資料:週刊朝日6月28日、朝日新聞大阪夕刊9月4,11日)
運転開始から30年を超える原発のうち、美浜1号機、2号機(いずれも40年以上稼働)、高浜1号機、2号機、美浜3号機、大飯1号機、2号機と合計7基が関西電力のものです。危険極まりない老朽化した原発と言えます。関西電力は、これらが生み出した放射性廃棄物と廃炉により解体される巨大構造物をどこに、どのように最終処分しようとしているのですか。ドイツで既に解体された8基の原発は「総量180万トン」の核のゴミとなり、しかも、「半永久的な10万年単位の歳月、人間の生活圏から隔離しなければならない危険物」と記されています。最終処分場の確保、その建設、核のゴミの保管・管理のための費用など、莫大な経費を要することが解ります。(上記資料)危険な重荷を背負い続けるためだけに必要な莫大な費用と時間。それも正常に収束・廃炉されることを前提にしての計算です。
ところが、福島第一原発のように爆発にいたったものは、メルトスルーした核燃料棒を扱う技術がない以上、炉にも近づけず、2年以上経った現在でも、事故の真相と収束・廃炉への道筋も立っていません。投入される国費は天井知らずです。
さらに汚染水問題も深刻です。燃料棒を冷やすために注がれた水と地下水が、毎日約
400トンの汚染水となって増え続け、さらに地上のタンクにためられていた汚染水が 300トン漏えいしたとの事。しかも、この漏えいに1ヶ月間ほど気づいていなかったのです。1リットルあたり8,000万ベクレル、300トンで24兆ベクレル。タンクから海までの距離は約500メートル。東電は海への流出の可能性を認めました。これ以前にも何度も大量の汚染水は確認されており、海外の関心も高まり、日本の国際的信用はさらに落ちようとしています。(毎日新聞東京朝刊8月22日、日刊ゲンダイ8月22日、 朝日新聞大阪朝刊9月4日)
関西でこのような事態が決して起きないと言いきれるでしょうか。9月1日夜9時に放送されたNHKスペシャル:MEGAQUAKEⅢ「南海トラフ見え始めた“兆候”」によれば、このところスロークウェイクと呼ばれる人体には感じない微小な揺れが続いているとの事。これは東日本大震災のときも続いていたという不気味な兆候です。しかも、南海トラフによる大地震の範囲は首都圏へも広がる可能性があると、専門家は指摘しています。
福島第一原発のような事故を二度と引き起こさないため、莫大な費用をかけて(東京新聞朝刊8月31日)原発の再稼働を進めるのは止めてください。特に、1,000兆円もの借金を抱える日本にとって、原子力発電は亡国の事業以外の何物でもありません。
地球全体を汚染し、人間をはじめ全ての生物の命を危険にさらす原子力発電から、一日も早く全力を尽くして手を引くべきです。政府・全ての電力会社・国民が知恵と勇気を出し合い、この「国難」に一丸となって当たるべき時です。決断してください!!その大きな一歩を、今、踏み出してください!!ここにこそ、日本の国が生きながらえる幾ばくかの可能性が残されています。
<要請>
既に出た核のゴミの最終処分計画について、責任ある説明をしてくださるようもとめます。
全ての原発が停止した今、再生可能エネルギーへと大きく方向転換するチャンスです。再稼働は止めて下さい。
放射能から子どもたちを守る枚方の会 平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
連絡先 枚方市禁野本町1丁目5-15-106
市民の広場「ひこばえ」内 TEL&FAX 072-849-1545
昨日は、大飯原発4号機が9月15日に定期検査に入り、全国で稼動している原発はゼロになった直後の金曜日行動でした。
私達は、今後も再稼動をしないことを願い、次の要請文を関西電力宛てに枚方営業所を通じて読み上げながら提出した・・・・。要請者は、10日ほどの間に知人・友人に呼びかけ100名をこえる連名で提出することができた。
2013年9月20日
宛 関西電力株式会社 八木 誠社長
既に出た核のゴミの最終処分に責任をもって下さい!再稼働は止めて下さい!
私たちは、前回2013年6月28日の申し入れにおいて、「放射能のゴミをどこに、どのように長期間保管し続けるのでしょうか」と疑問を投げかけました。関西電力には、原発所在地の住民はもとより、電気を買っている全ての人々に、その最終処分計画について説明する責任があると考えます。丁度その同じ日に「週刊朝日」は、「広瀬 隆<脱原発先進国>の現場を行く」と題するルポルタージュを掲載していました。2022年までに原発を全て停止すると法律にも明記し、<脱原発先進国>と言われてきたドイツ。ところがその現状は、「地獄」のような未来につながるものであることをこのルポルタージュは明らかにしています。日本の私たち市民が抱いてきた、核のゴミに関する疑問と不安に対して、「まさにその通り」と具体的に応える内容です。(添付資料:週刊朝日6月28日、朝日新聞大阪夕刊9月4,11日)
運転開始から30年を超える原発のうち、美浜1号機、2号機(いずれも40年以上稼働)、高浜1号機、2号機、美浜3号機、大飯1号機、2号機と合計7基が関西電力のものです。危険極まりない老朽化した原発と言えます。関西電力は、これらが生み出した放射性廃棄物と廃炉により解体される巨大構造物をどこに、どのように最終処分しようとしているのですか。ドイツで既に解体された8基の原発は「総量180万トン」の核のゴミとなり、しかも、「半永久的な10万年単位の歳月、人間の生活圏から隔離しなければならない危険物」と記されています。最終処分場の確保、その建設、核のゴミの保管・管理のための費用など、莫大な経費を要することが解ります。(上記資料)危険な重荷を背負い続けるためだけに必要な莫大な費用と時間。それも正常に収束・廃炉されることを前提にしての計算です。
ところが、福島第一原発のように爆発にいたったものは、メルトスルーした核燃料棒を扱う技術がない以上、炉にも近づけず、2年以上経った現在でも、事故の真相と収束・廃炉への道筋も立っていません。投入される国費は天井知らずです。
さらに汚染水問題も深刻です。燃料棒を冷やすために注がれた水と地下水が、毎日約
400トンの汚染水となって増え続け、さらに地上のタンクにためられていた汚染水が 300トン漏えいしたとの事。しかも、この漏えいに1ヶ月間ほど気づいていなかったのです。1リットルあたり8,000万ベクレル、300トンで24兆ベクレル。タンクから海までの距離は約500メートル。東電は海への流出の可能性を認めました。これ以前にも何度も大量の汚染水は確認されており、海外の関心も高まり、日本の国際的信用はさらに落ちようとしています。(毎日新聞東京朝刊8月22日、日刊ゲンダイ8月22日、 朝日新聞大阪朝刊9月4日)
関西でこのような事態が決して起きないと言いきれるでしょうか。9月1日夜9時に放送されたNHKスペシャル:MEGAQUAKEⅢ「南海トラフ見え始めた“兆候”」によれば、このところスロークウェイクと呼ばれる人体には感じない微小な揺れが続いているとの事。これは東日本大震災のときも続いていたという不気味な兆候です。しかも、南海トラフによる大地震の範囲は首都圏へも広がる可能性があると、専門家は指摘しています。
福島第一原発のような事故を二度と引き起こさないため、莫大な費用をかけて(東京新聞朝刊8月31日)原発の再稼働を進めるのは止めてください。特に、1,000兆円もの借金を抱える日本にとって、原子力発電は亡国の事業以外の何物でもありません。
地球全体を汚染し、人間をはじめ全ての生物の命を危険にさらす原子力発電から、一日も早く全力を尽くして手を引くべきです。政府・全ての電力会社・国民が知恵と勇気を出し合い、この「国難」に一丸となって当たるべき時です。決断してください!!その大きな一歩を、今、踏み出してください!!ここにこそ、日本の国が生きながらえる幾ばくかの可能性が残されています。
<要請>
既に出た核のゴミの最終処分計画について、責任ある説明をしてくださるようもとめます。
全ての原発が停止した今、再生可能エネルギーへと大きく方向転換するチャンスです。再稼働は止めて下さい。
放射能から子どもたちを守る枚方の会 平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
連絡先 枚方市禁野本町1丁目5-15-106
市民の広場「ひこばえ」内 TEL&FAX 072-849-1545