先日の雨の日に傘をさして歩いているの足元、靴の中が濡れてくる。両足とも靴下がすっかり濡れてしまった。いわゆる水漏れである。家に帰って調べてみると靴底が割れている。それも両足とも。そこで革靴を階に靴屋に行った。
私は靴を買うときは「東京靴流通センター」に行くことにしている。その理由は私の足に合う靴がめったに売っていないからである。私の足は長さの割に幅広である。従って普通の靴はなかなか合わない。20年くらい前だろうか、幅広の靴というのが店頭に出てきた。靴の幅はEで表示され普通の靴はEEEである。それが幅広でEEEEという靴が出てきた。私はこれを買うようになった。このEEEEの靴は結構いろいろな店で売っている。10年くらい前にEEEEEという超幅広の靴が現れた。これが私の足にぴったり合う。それまでは幅に合わせるために一回り大きめの靴を買っていたので踵が浮き気味になっていたのだが、EEEEEの靴ならば長さもちょうど良いもので済む。このサイズの靴はめったに売っておらず、東京靴流通センターでは売っているのでいつもそこで買うようになったのである。
さて昨日、買いに行ったのだがなかなか目指すようなサイズの靴が見つからない。仕方が無いので店員に聞くと色々探してくれてやっと一つだけあった。デザインも何も、サイズの合う靴は一つしかないのでそれを買うしかない。壊れた靴は茶系統の色だったのだが、今回は黒の皮靴だった。
以前は少ないとはいえもう少しバリエーションがあったような気がする。一つしかないというのはあまりに寂しい。私の求めるサイズの靴は売れないので絞っているのだろうが、絞り過ぎではないかという気がする。いずれネットで買うしかなくなるのだろうか。靴はサイズだけでは分からない部分の履き心地というのがあるのでできるだけ靴屋で買いたいと思うのだが・・。あるいは特注品を買うべきなのだろうか。特注品というのはえらく高くなるような気がする。
売れない品は店に出しておくとコストがかかる。一方、めったに売れないものでも欲しがる人はいる。いわゆるロングテールモデルで、ネット販売に適したビジネスモデルであるが、それを触ってみて買いたい、という人に対するビジネスモデルはまだ確立していないように思う。うまくやれば儲かるのではないだろうか。
確かに足にフィットとするかどうかという微妙な問題はあるものの、少し大きめのサイズに、中敷きで
補整することで、かなりぴったりの靴になります。
(最近は、中敷きにも靴の半分くらいの価格を投じています)
一旦、それが決まれば、あとは浮気をせずに同じショップで、同じようなシリーズで購入するようにしています。種類も自由に選べるし、サイズも懸念することなく、ピッタリになります。お勧めします。
やってみます