ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

木によって違う紅葉の速度

2012-11-12 14:56:45 | 生活

今日は暖かくなったが昨日は曇りで、夜には冷たい雨が降る一日だった。こういう冷たい日があると木々の紅葉がぐんと進む感じがする。私の自宅の近くにも大学にもイチョウ並木がある。紅葉の赤とイチョウの黄色は美しい紅葉の双璧だろう。

イチョウ並木を眺めていると木によって紅葉の速度が随分違うことに気がついた。紅葉が随分進んで葉がすっかり黄色くなりはらはらと落ちてくるような木もあれば全く紅葉の気配も見えない木もある。桜やクヌギも紅葉がかなり進んでいるがこれらの木は木による違いはそれほど感じられない。枝によって紅葉の度合いに違いはあるが全体的にはどの木も同じような速度で紅葉が進んでいる感じなのだが、イチョウは木による個性が大きく、枝による違いは小さい感じがする。

どういう木が紅葉が早いのかは良く分からないが何となく元気のよいどっしりとした感じの木は紅葉が遅く弱弱しい感じの木は紅葉が早い感じがする。根の張り具合が違っていて養分の吸収が違うのだろうか、などと考える。根の張り具合が違うと、木がどこまで大きくなるかも違うのだろうな、などとも思う。

そんなことを考えていたら人間のことを思ってしまった。30歳の人は元気な人も元気で無い人もそれほど大きな差はないが80歳では大きな違いになる。やはり根の張り具合が違うのだろうかと思う。