ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

卓球の世代交代

2011-01-23 08:48:30 | 生活

昨日はテレビで卓球の全日本選手権を見ていた。私は中学、高校と卓球部に所属していたので卓球には愛着がある。今でもたまにやる事もある。

昨日、女子シングルスの決勝があり17歳の高校生、石川佳純が優勝した。見ていると腕なども細く、ひ弱な感じがするのだが反応が速いのと、サーブのうまさで勝った感じがする。若さで調子が良かったから勝ったというよりはしっかり駆け引きをして勝った感じがするので今後しばらく続くのではないだろうか。

しかし、中国選手などと比べると、非力さがどうしても感じられ、世界のトップに立つのは大変ではないかという感じがする。

男子のダブルスも行われ、これまで全日本で4連勝していた水谷、岸川ペアに、19歳と16歳の松平、丹羽ペアが勝った。特に丹羽は高校1年生であるが試合はむしろ丹羽の方が松平を引っ張っていた感じだった。女子の石川佳純は世界大会にも日本の代表として出ているので、それほど驚きはなかったが、男子の丹羽孝希は急に出てきたという感じである。丹羽は現在18歳以下の世界ランキング1位だそうである。中国が圧倒的に強い中で制限付きとはいえ世界ランク1位は大したものだと思う。

卓球は反応の速さが強さの中で大きなウェイトを占めるので10代で結構上の方に行く人が出る。しかし、本当に世界で勝つようなハイレベルになるとパワーが必要になってくる。世界チャンピオンは20代が多い。これから鍛えて行けば高校生の二人も力が付いてくるので、日本の卓球界は3年後くらいが楽しみだと思う。