ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

大学での仕事始め

2011-01-07 08:40:04 | 生活

2011年の社会も動き始め、私も大学に通い始めた。

1月5日に辞令を受け取った。学長の代理で工学部長から辞令をいただいたのだが、工学部長室が立派なのには驚いた。正式名称は「東京工業大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻鉄道技術のイノベーションと標準化(JR東日本)寄付講座特任教授」である。長い名前で驚いてしまう。名詞にどう書こうかと悩んでいる。

部屋も暫定的ではあるが与えられた。他の連携教授との二人部屋である。部屋の相棒は東京電力から来ておられる方で、仕事上は直接関係は無い。この寄付講座の特任教授は2名予定されており、もう一人の方は2月に着任予定であるが、当面は別の部屋になる。昨日、一連の人事関係の書類を提出したところなので、まだ身分証明書が発行されておらず、ネットアクセスなども限定的ではあるが、大学からのインターネットアクセスはできるようになっており、基本的な仕事は大学でできるようになった。

私が一番気がかりなのはスポンサーの意向である。寄付講座の場合には特任教授の活動は大学に任せるスポンサーが多いらしいが、今回のスポンサーはかなり期待するところがあるらしく、上層部の力が入っているそうである。それはそれだけやりがいがあることで好ましいことなのだが、まだ私自身どう動くのが良いのかつかみ切れていない面がある。昨日、短時間ではあるが挨拶をして、ある程度イメージは持てるようになったが別途こちらから訪問して期待するところをじっくり聞いてみたいと思っている。

昨日は電気電子工学専攻の新年会が大学内であって、若い人やスタッフを含めて70人くらいが参加していたので結構な人数に顔を知ってもらったと思う。立食パーティだったが元々知り合いだった方も10人位はいるので違和感なく溶け込めたと思う。

新しい環境に入ると、細かいことを含めて日々新しいことを覚え、自分が環境になじんでいく。旅行で初めての国を訪問した時の感触と似ていて、自分のできることが増えていく実感があり、こういう感じは私は好きである。