10/9~週の日経平均は、波乱の中下落した。NY株が大きく下落して
市場にリスク回避の動きが広がり、東京市場は、増幅して暴落した。
米長期金利の上昇がトリガー、米・中貿易摩擦懸念やEUでの政治不安も
加わった。米ハイテク株の下落などが、日本株を翻弄した形であった。
加わった。米ハイテク株の下落などが、日本株を翻弄した形であった。
ただ、週末にかけて下げモード一服で、自律反発したが、戻りは鈍かった。
結局、日経平均は、週間で1089円下落(↓4.58%)22694円
でした。
さて、10月第3週(10/15~10/19)主なイベントと予定は、下記1.
の通りです。
週末のNY株式市場、アップダウンはあったものの、ダウ、ナスが反発。海外
株式市場の落ち着きを好感し、米株も買い戻しが強まったが、乱高下しており、
週明けの東京市場、下落から始まりそうである。
主なイベントは、国内は、10/16 9月月首都圏新規マンション発売、9月
訪日外国人客数、10/18 さくらレポート、黒田日銀総裁の支店長会議 挨拶。
米で10/15 9月小売売上高、10/16 9月鉱工業生産、9月設備稼働率、
10/17 9月住宅着工件数、FOMC議事録、10/18 9月CB景気先行
総合指数、10/19 9月中古住宅販売などに注目です。
中国では、10/16 9月消費者物価指数/9月生産者物価指数、10/19
第3四半期GDP、9月小売売上高、9月鉱工業生産などに注目です。
週明け日経平均は、為替、中国経済指標、上海・香港市場、NY市場の動向に、
反応する展開になりそうです。
反応する展開になりそうです。
ただ、調整は収束方向に向かい、為替112円台をキープする様なら、4~9月
決算の発表シーズンへ向けて、企業業績へ期待も高まりやすく、ここから下押し
限定的と捉えたい。
日経平均、10月第3週(10/15~10/19)レンジは22250円~
23150円程度を想定しています。
1.10月第3週(10/15~10/20)主なイベントと予定
10/15
日本 日置電、北の達人、一六堂、串カツ田中、メディアドゥ、ベクトル
ロゼッタ、松竹、大庄 各決算
米 9月小売売上高
米 10月NY連銀製造業景気指数
米 8月企業在庫
米 財務省、半年次為替報告書提出期限
米 バンカメ 決算
米 国債償還 3年債(240億ドル)
ア太 APEC財務相会合
10/16
日本 9月月首都圏新規マンション発売
日本 9月訪日外国人客数
日本 家電・ITの国際見本市「シーテック・ジャパン2018」(~10/19)
日本 ブロンコB、福岡リート 各決算
米 8月求人件数
米 9月鉱工業生産
米 9月設備稼働率
米 8月対米証券投資
米 10月NAHB住宅市場指数
米 J&J、G・S、モルガン・スタンレー、ユナイテッドヘルス、IBM
ネットフリックス 各決算
中国 9月消費者物価指数
中国 9月生産者物価指数
10/17
日本 「ワールドロボットサミット2018」(~10/21)
日本 平山、ザイマックス、ハウスリート 各決算
米 9月住宅着工件数
米 9月建設許可件数
米 FOMC議事録(9/25、26日開催分)
米 ブレイナードFRB理事、講演
米 アルコア 決算
加 カナダ大麻合法化
英 9月消費者物価指数
EU EU首脳会議・夕食会
10/18
日本 9月貿易収支
日本 10月日銀地域経済報告(さくらレポート)
日本 黒田日銀総裁、支店長会議 挨拶
日本 ゲンキドラ、アコモF
日本 プリントネット IPO
米 10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
米 9月CB景気先行総合指数
米 フィリップ・モリス、アメリカン・エキスプレス、トラベラーズ
ペイパル、ニューコア 各決算
米 クオールズFRB副議長、講演
米 セントルイス連銀総裁、講演
EU EU首脳会議
10/19
日本 9月消費者物価指数
日本 黒田日銀総裁、あいさつ
日本 モバファク、アジュバン、アルインコ、エンプラス 各決算
日本 デイ・アイ・システム、ギフト 各IPO
米 9月中古住宅販売件数
米 P&G、ハネウェル、シュルンベルジェ 各決算
米 ダラス連銀総裁、講演
米 アトランタ連銀総裁、講演
中国 第3四半期GDP
中国 9月小売売上高
中国 9月鉱工業生産
英 カーニー英中銀総裁、講演
伊 イタリア中銀四半期経済報告
10/20
米 アトランタ連銀総裁、講演
中国 9月新築住宅価格
2、NY市場、為替/債券 各結果(10/12)
今日のNY為替市場も株にらみの展開が続く中、ドル円の上値は依然として
重い。東京時間にはポイントとなってる112.50円付近まで戻していた
が、再び上値を拒まれた。NY時間に入ると400ドル超上昇して始まった
ダウ平均が失速し、一時マイナスに転じたことから、ドル円も111円台に
一時下落。ただ、後半になってダウ平均が再び上げ幅を広げたことからドル
円も112円台に戻している。
重い。東京時間にはポイントとなってる112.50円付近まで戻していた
が、再び上値を拒まれた。NY時間に入ると400ドル超上昇して始まった
ダウ平均が失速し、一時マイナスに転じたことから、ドル円も111円台に
一時下落。ただ、後半になってダウ平均が再び上げ幅を広げたことからドル
円も112円台に戻している。
株式の動向にドル円も神経質になっている。きょうの株式市場は下げが一服
したとはいえ、このまま落ち着きを取り戻せるのか不透明で手探りの状況。
今のところドル円は見切売りを強める雰囲気まではなく上向きのモメンタム
は温存しているようだが、ともかく株式が落ち着いた後に上下どちらの方向
に進むのか確認したいところのようだ。目先の下値サポートは、前日安値の
111.85円付近が意識される。
は温存しているようだが、ともかく株式が落ち着いた後に上下どちらの方向
に進むのか確認したいところのようだ。目先の下値サポートは、前日安値の
111.85円付近が意識される。
ポンドが下落。ロンドン時間の朝方には1.3250ドル付近まで上昇して
いたものの、NY時間にかけて100ポイント下落した。
来週のEU首脳会議に向けたEU離脱協議の合意への期待感が高まっており、
ポンドは買い戻しが続いていた。しかし、議論は尚アイルランド国境の取り
扱いで難航している模様で、関係者からも大きな問題がなお残っているとの
発言も出ている。一部報道では、協議の膠着感を打開するために英EU離脱
後の移行期間の延長が議題にのぼっていると伝えていた。移行期間を現在の
21ヵ月から延長する案だという。月曜日には何らかのアナウンスがある事
が期待される。
いたものの、NY時間にかけて100ポイント下落した。
来週のEU首脳会議に向けたEU離脱協議の合意への期待感が高まっており、
ポンドは買い戻しが続いていた。しかし、議論は尚アイルランド国境の取り
扱いで難航している模様で、関係者からも大きな問題がなお残っているとの
発言も出ている。一部報道では、協議の膠着感を打開するために英EU離脱
後の移行期間の延長が議題にのぼっていると伝えていた。移行期間を現在の
21ヵ月から延長する案だという。月曜日には何らかのアナウンスがある事
が期待される。
ポンドドルの目先の下値サポートは21日線が1.3110ドル付近に来て
おり意識される。なお、ポンド円も戻り売りが優勢となり147円台半ば迄
下落。200日線を再び下回っている。147円台前半がサポートライン。
おり意識される。なお、ポンド円も戻り売りが優勢となり147円台半ば迄
下落。200日線を再び下回っている。147円台前半がサポートライン。
ユーロドルは1.1540ドル付近まで下落していたが、1.1560ドル
近辺に下げ渋る展開。ユーロに関してドルやポンドの動きに左右される展開。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455240
米国債利回り
2年債 2.855(+0.007)
10年債 3.163(+0.013)
30年債 3.336(+0.012)
期待インフレ率 2.124(0.000)
※期待インフレ率は10年債で算出
今日NY債券市場で10年債利回りは上昇。ここ数日の債券市場、インフレ
より株式にらみの展開となっている。10年債利回りは、上昇して始まった
ものの、その後、大幅に反発して始まった米株が急速に伸び悩みマイナスに
転じたことで、利回りも下げに転じたが、後半になって米株が再び上げ幅を
拡大 したことから同様の動きが債券市場でも見られた。
より株式にらみの展開となっている。10年債利回りは、上昇して始まった
ものの、その後、大幅に反発して始まった米株が急速に伸び悩みマイナスに
転じたことで、利回りも下げに転じたが、後半になって米株が再び上げ幅を
拡大 したことから同様の動きが債券市場でも見られた。
10年債利回りは3.13%まで一時低下後、3.16%まで戻している。
2年債、30年債も同様の動き。
2年債、30年債も同様の動き。
2-10年債の利回り格差は31(前日30)。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455239
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3、NY株式市場 結果(10/12)
NY株式12日
ダウ平均 25339.99(+287.16 +1.15%)
S&P500 2767.13( +38.76 +1.42%)
ナスダック 7496.90(+167.83 +2.29%)
CME日経平均 22590 (大証比:-60 -0.27%)
ダウ平均 25339.99(+287.16 +1.15%)
S&P500 2767.13( +38.76 +1.42%)
ナスダック 7496.90(+167.83 +2.29%)
CME日経平均 22590 (大証比:-60 -0.27%)
今日のNY株式市場でダウ平均は反発。海外の株式市場の落ち着きを好感して
米株も買い戻しが強まった。IT・ハイテク株中心に買いが強まり、ダウ平均
は寄り付き直後に400ドル超急上昇して始まった。しかし、買いが一巡する
と急速に戻り売りが強まり一時マイナスに転じている。
米株も買い戻しが強まった。IT・ハイテク株中心に買いが強まり、ダウ平均
は寄り付き直後に400ドル超急上昇して始まった。しかし、買いが一巡する
と急速に戻り売りが強まり一時マイナスに転じている。
ただ、押し目買いも見られる中、後半になって買い戻しが再び強まるなど乱高下
し、下に大きく往って来いの動きとなっている。
し、下に大きく往って来いの動きとなっている。
ダウ平均は取引開始直後の水準には戻せなかったものの、ローソク足は長い下
ひげをつけており、来週以降に期待を残す展開ではあった。
ひげをつけており、来週以降に期待を残す展開ではあった。
今年2月の急落時にも指摘されていたが、VIX指数が節目の20を上回って
きている。ボラティリティが高まればポジションを減らすリスク・パリティ
ファンドの売りが見込まれるとの指摘も聞かれる。VIX指数は2月ほどの
急上昇は見せていないが、この先、更に高まるようであれば警戒される所では
ある。なお、きょうは大幅に低下した。
きている。ボラティリティが高まればポジションを減らすリスク・パリティ
ファンドの売りが見込まれるとの指摘も聞かれる。VIX指数は2月ほどの
急上昇は見せていないが、この先、更に高まるようであれば警戒される所では
ある。なお、きょうは大幅に低下した。
取引開始前に大手銀の決算が発表されており、一部には債券トレーディング
部門の好調も伝えられていた。しかし、他の部門では減収も伝えられ好調な
決算とは言い難い。
部門の好調も伝えられていた。しかし、他の部門では減収も伝えられ好調な
決算とは言い難い。
シティやウェルズ・ファーゴは上昇したものの、JPモルガンは下落。
ダウ採用銘柄ではビザが上昇したほか、ウォルグリーン、シスコ、マイクロ
ソフト、アップルが上昇。一方、JPモルガンのほか、シェブロン、エクソン
モービルが軟調。
ソフト、アップルが上昇。一方、JPモルガンのほか、シェブロン、エクソン
モービルが軟調。
ビザはフィンテック関連の位置づけでここ数日売りが強まっていたが、他の
ペイパル、スクエア、マスターカードなどと伴に買い戻しが強まっている。
ペイパル、スクエア、マスターカードなどと伴に買い戻しが強まっている。
ナスダックも下に往って来いの展開となり反発。ネットフリックスが主導する
形でIT・ハイテク株には一斉に買い戻しが入っていた。
形でIT・ハイテク株には一斉に買い戻しが入っていた。
特殊医薬品のコリウムが50%超急伸。同社は皮膚や粘膜を通して医薬品を
送達するシステムを開発している。スイスの富豪ベルタレリ氏が率いるヘルス
ケアへの投資ファンドが5億ドル以上で買収する事で合意したと伝わっている。
1株12.50ドルでの買収で前日終値を50%上回る水準。
送達するシステムを開発している。スイスの富豪ベルタレリ氏が率いるヘルス
ケアへの投資ファンドが5億ドル以上で買収する事で合意したと伝わっている。
1株12.50ドルでの買収で前日終値を50%上回る水準。
ウェアラブル健康機器を手掛けるフィットビットが上昇。アナリストが投資
判断を「買い」に引き上げ、目標株価も6.50ドルに引き上げている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455236
判断を「買い」に引き上げ、目標株価も6.50ドルに引き上げている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455236
4.NY市場 原油先物11月限/金先物12月限 各結果(10/12)
NY原油先物11月限(WTI)
1バレル=71.34(+0.37+0.52%)
1バレル=71.34(+0.37+0.52%)
NY原油は期近が小反発。時間外取引から買いが先行し、自律修正高場面を
迎えた。国際エネルギー機関(IEA)がこの日、発表した月報で今年の
世界の石油需要見通しを前月の予測から下方修正したことから、日中取引で
いったん上げ幅を失い、小安くなる場面があった。しかし欧米の株価の反発
からリスクオン(リスク容認)ムードが強まり、再度、買い優勢となり、
小高く引けた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455244
迎えた。国際エネルギー機関(IEA)がこの日、発表した月報で今年の
世界の石油需要見通しを前月の予測から下方修正したことから、日中取引で
いったん上げ幅を失い、小安くなる場面があった。しかし欧米の株価の反発
からリスクオン(リスク容認)ムードが強まり、再度、買い優勢となり、
小高く引けた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455244
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=1222.00(-5.60 -0.46%)
1オンス=1222.00(-5.60 -0.46%)
金12月限は小幅安。時間外取引から小安くなり、1219.3ドルまで下落。前日の
急騰に対する修正安局面を迎えた。日中取引では、アジア株に続き、欧米の
株価の反発、ドル高からジリ安となったが、時間外取引の安値1219.3ドルが
支持線となり、下値堅く推移した。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455247
急騰に対する修正安局面を迎えた。日中取引では、アジア株に続き、欧米の
株価の反発、ドル高からジリ安となったが、時間外取引の安値1219.3ドルが
支持線となり、下値堅く推移した。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=455247
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