「横浜ザル」の株式投資独り言

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リニア談合 大林と清水に罰金!?

2018-10-22 23:58:04 | 企業を斬る

       
リニア中央新幹線工事をめぐる談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)
罪に問われた法人としての大林組(東京都港区)と清水建設(中央区)の
判決が22日、東京地裁であった。

鈴木巧裁判長は「談合体質は根深い」と述べ、大林組に罰金2億円、清水
建設に1億8000万円(いずれも求刑罰金2億円)を言い渡した。両社は談合
を認めていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000049-jij-soci

判決で鈴木裁判長は、幹部職員らが受注予定業者を決めた上、見積価格や
積算資料などを周到に連絡し合ったと指摘。「ゼネコン業界トップ一角を
占める両社が、国家的プロジェクトで違法な受注調整をし、社会に与えた
影響は大きい」と非難した。

大林組に対しては「他社に先駆け捜査に協力した」としつつ、「清水建設を
談合に誘い入れる等、刑事責任は重い」と断じた。一方、清水建設について
「関与した時期は、他社に比べて遅い」とし、求刑より減額した。

事件では、大成建設(新宿区)元常務執行役員大川孝(67)、鹿島(港区)
専任部長大沢一郎(61)両被告と、法人としての両社も起訴され、公判前
整理手続きが続いている。

判決によると、大林組と清水建設の担当者は、大川、大沢両被告らと共謀し、
2014年4月~15年8月ごろ、都内の飲食店などで品川、名古屋両駅新設工事の
3工区について受注予定企業を決めたり、JR東海に提出する見積価格を教え
合ったりした。
大林組と清水建設はそれぞれ「判決を厳粛に受け止め、信頼回復に努める」
などとするコメントを出した。


公共事業を巡る談合事件は、大手企業のコンプライアンス重視でやや下火に
なったと思いましたが、既得権を持つ組織があるから、リニア談合が起きた
のでしょうか。

大型PJでの談合、歴史が繰り返されています。7、8年前、池井戸潤の
小説「鉄の骨」がテレビドラマ化、建設業界や官庁との生々しい人間模様
や仕事のやり方を思い出しました。

談合を破棄、競争原理を導入した競争入札は、形骸化しています。談合が
工事費を吊り上げ、最終的に利用者に跳ね返ると言った単純なものでなく、
国家PJの場合、「企画・調査」「設計」「施工」の各ステージで責任費用
分担を受発注時に決めて競争入札できれば、コストも下げる事が、できる
ではないか?と、シロウト目に思いますが、どうでしょうか。

さて、日経平均は反発して82円高の22614円の大引けでした。
(出来高 概算11.3憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウ/ナスはマチマチでしたが、ハイテク株が軟調。
その流れで売り優勢スタート。地政学リスクの高まりから一時200円超
下落する場面もありました。ただ、後場にかけ中国市場が大きく上昇する
と、値を戻してプラス圏へ浮上し上昇して終了した。

日経平均は上昇。ローソク足は陽線で、200日線を超えて終了した格好。
ボリンジャーバンドは-1σ~ー2σレンジのー1σ辺りの攻防。ここから
25日線を目指すか、NY市場や中国市場の追い風がほしいところです。

注目のNY市場、やや弱含みスタートですが、底堅い終了となるか、注目。

明日の日経平均、今日と同様に、陽線引けを期待しています。
 

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