昨日、改正薬事法が施行され、コンビニやスーパーなどで、大衆薬の取り扱いが
始まりました。薬剤師がいなくても、「登録販売者」がいれば、大衆薬の9割が
販売できるようになりました。
コンビニ各社は、タスポ効果で売り上げを伸ばしたように、今回の規制緩和で、
売り上げ増を狙っているかもしれません。
薬品販売に 新たな販売チャンネルが加わり、登録販売者の出現で、既得権のある
ドラッグストア業界や薬剤師は、競争激化で戦国時代でしょうね。
因みに、薬品の販売は 改正で概略 下記のようになりました。
① 大衆薬を第1~第3類に、副作用リスクで分類。第1類(副作用リスク大)、
第2類(同リスク中)、第3類(同リスク小)を商品に記載し、分類ごとに
店舗に陳列。
② 第1類は薬剤師が対応し、購入者の手の届く場所には陳列されない。
③ 第2、3類は、薬剤師または店舗にいる有資格者(登録販売者)が対応。
楽天 三木谷社長は、ネット販売を許可する様 政府に要請したが、却下されました。
それで、裁判沙汰になるようで、先月新聞を賑わしていたのは、記憶に新しい所。
暫定で、薬のネット販売や通信販売は1、2類が原則禁止。但し、離島にいる人や
以前からの利用者には、2年間の猶予期間が与えられるようです。
いつも思うが、規制緩和は2面性があり、利便性を享受できる一方、不利益を
被る業界や人もいるということ・・・。
コンビニ各社は、タスポ効果宜しく、改薬法効果を狙っているかもしれません。
さて、日経平均は、5日続伸し、26円高の9704円の大引けとなりました。
(出来高 概算26.7億株の商いでした。)
NY市場、GM破綻のアク抜けで大幅続伸の割りに、日経平均は、後場伸び悩み、
9800円台に届きませんでした。昨日、既に前倒しの上昇と強い動きでしたので
今日は、少し利食いの流れが出た格好です。
それでも、週末の米雇用統計を控えて、下押し場面では、押し目を拾う投資家が
狙っているかもしれません。
日経平均は、ボリンジャーバンド+2σ 手前辺りの推移で、かつバンド上限が上昇
しており、上値余地がある格好です。
明日は、米雇用統計を控えても、NY市場の底堅い展開に期待しています。
日経平均も、戻り売りをこなして、6日小幅続伸ならOKでしょう。
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