「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

円の暴走を回避せよ!

2008-10-23 22:08:51 | マ-ケット

昨日に続いて、為替の値動きに振り回された1日と言っていいでしょう。

為替のボラテイリテイが大きすぎて、FX取引してる方は、妙味はあるが、
かなりリスクが高いでしょう。

米欧の景気先行き懸念と米欧の利下げを見越して、ドルとユーロが売られ
円の独歩高となっています。( 日本円の価値が高まっているのか、米ドルや
ユーロの価値が下がっているのか!?)

昨日の昼間から今日にかけ、ドルが99円台→97円台、ユーロが127円台
後半→124円台後半と 株価の下押し材料となっています。

かなり、行き過ぎです。日銀も協調介入と称して、ドル/ユーロ買いはどうか。
また、リップサービスでもOKだから、「景気下支えのため、金利引下げも
視野にある。」位のコメント出せば、為替の行き過ぎに歯止めがかかる
でしょう。

「市場を注視して、対応していく。」だけでは、国益を損ねます。

さて、日経平均ですが、続落し213円安の8460円の大引けでした。
(出来高 概算28.2億株と大商い。)

世界的景気後退懸念と円高(ドル安/ユーロ安)により、エネルギー関連や
国際優良株が下げ幅を広げており、相場環境は厳しい状況。

救いは、前場でSQ値7992円を割り込まず、午後、WSJ紙が「ブッシュが
金融危機の対応策一環として、400億ドルを使い、差し押さえ物件購入支援に
乗り出す。」と報じたことが手がかりに、先物主導で買い戻しが入り、8000円
割れを回避、下ひげをつけて、下げ幅を縮めたことでしょう。

さて、明日の相場は、NY市場動向次第だが、そろそろ下げ止まってもいい頃。

先程、リリースされた米新規失業保険申請件数は、予想468千件に対し、結果は
478千件で着地した模様。
9月最終週の499千件から改善しており、どう評価されるか。

週末、底堅い展開になるか、正念場です。

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円の独歩高が 相場をかく乱!

2008-10-22 18:34:25 | マ-ケット

昨晩、気になった為替動向でしたが、今日の為替市場は、米欧の景気先行き
懸念を背景に、ドルとユーロが売られて、円の独歩高状況!!

1日で、ドルが1.5円高の99円台、ユーロが6.5円高の127円台後半。

ちょっと、行き過ぎです。政府の対応と日銀の金融政策が試される時で、協調
介入や金利引き下げを匂わすメッセージの発信が必要
でしょう。

市場を注意深く、見守るだけでは、国益を損ねます。

そう言えば、「ニコニコ動画(秋)」に、麻生首相の公式動画コーナーが開設
されてました。また、公式動画で、アンケートを実施してました。政策について
聞きたいことは、「景気、雇用」が41%で最も多く、「年金、医療」16%
「外交、防衛、テロ対策」11%でした。
最後に、麻生総理を支持するのか尋ねた所、「支持する」が47%でトップ。
次に「どちらとも言えない」42%、「支持しない」11%でした。

景気/経済を下支えする財政政策と日銀の待ったなしの金融政策が急務です。

アンケート結果は、ニコニコ動画をアップしておきます。


さて、今日の日経平均、後場一段安の大幅下落し、631円安の8674円の
大引けでした。
(出来高 概算21.5億株の商いでした。)

9000円台の下値固めかと思いきや、昨日復帰した5日移動平均線を割り込み、
ボリンジャーバンド下降する-2σラインを下回ってしまいました。
米NY市場の軟調さから「 前門の米 」とユーロ急落による「 後門の欧州 」と
またまた、警戒感が強まる状況
です。

欧州市場の序盤は、経済不透明感が根強く、昨日の英キング総裁が「英経済は
リセッション入りしている可能性 」 と発言したことも 軟調な展開となってる模様。

取り合えず、明朝にかけてNY市場の底堅さを示してもらえば、意外の切り返しも
ありそうですが、どうでしょうか。

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日経平均、久々の3連騰!

2008-10-21 17:55:56 | マ-ケット

また、また食の安全、安心を揺るがす問題が飛び出しました。

中国産の粉ミルク(メラミン含有。)、インゲン(ジクロルボス含有。)に
続いて、ピザ生地から有毒物質メラミンが検出されました。

ファミレスのサイゼリアは、おわびと問題のピザ生地を使った商品を食べた
客に、代金を返還すると会見しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000530-san-soci

中国産食品の安全/安心の信頼性の無さには、辟易です。横浜ザルも
原産地 中国の食品は、敬遠してます。

それにしても、とばっちりを受けたサイゼリアは、「泣きっ面に蜂」状態。
株価も、ストップ安水準まで売り込まれたようです。

因みに、下記メニューを最近 食した方、レシートがあれば、代金返還される。

  ▽マルゲリータピザ   ▽ミラノサラミとハムのピザ 
  ▽野菜ときのこのピザ ▽マイカとアンチョビのピザ
  ▽熟成生ハムピザ

さて、日経平均ですが、3連騰となり 300円高の9306円の大引けでした。
NY市場の大幅高を受け、買戻しが進んだ格好で、先週木曜の暴落分の約80%
戻しとなりました。

テクニカル的に、5日移動平均線を上回り、陽転シグナルを見せ、リバウンド
継続が期待されます。
株高にも関わらず、為替の円高シフトは、米の金利引下げを想起させますが、
これ以上の円高で、水を差さないでほしいところ。

明日、4連騰となるか、今晩の欧州や明朝にかけてのNY市場の動向次第ですが、
底堅い展開で推移する様なら、米国に対する過度な警戒感も後退し、見直し買い
継続もあるかもしれません。

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ブラックマンデ-から21年

2008-10-20 18:18:56 | マ-ケット

1987年10/19、NYダウ508ドル安(22.6%安)を受け、21年前の
今日、日経平均は 3836円安(14.9%)と 大暴落となりました。
あれから、もう21年です。

週明け今日、21年 経過しても 市場参加者は、戦々恐々の状態でしたが、
意外や、その後の10/20は 上昇アノマリ-が あるようです。

下表は、ブラックマンデー以降の記録を 列挙した物(10/20が休場の
場合、直前日)だが、88年以降の21年(今日を含める。)で18勝3敗と
勝率 約86%となりました。

 ブラックマンデ-記念日の日経平均の増減

  年     月 日            前日比   (円)
 87年  10/20(火) ▼3836.48
 88年  10/20(木) △  96.88
 89年  10/20(金) △ 112.16
 90年  10/19(金) △ 114.41
 91年  10/18(金) △ 454.97
 92年  10/18(火) △  83.85
 93年  10/20(水) △ 103.51
 94年  10/20(木) △ 123.03
 95年  10/20(金) △ 201.97
 96年  10/18(金) △ 188.56
 97年  10/20(月) ▼ 183.91
 98年  10/20(火) △ 286.66
 99年  10/20(水) △ 280.54
 00年  10/20(金) △ 387.65
 01年  10/19(金) △  63.94
 02年  10/18(金) △ 126.25
 03年  10/20(月) △ 123.82
 04年  10/20(水) ▼ 182.68
 05年  10/20(木) △  60.97
 06年  10/20(金) △ 100.27
 07年  10/19(金) ▼ 291.72
 08年 10/20(月) △ 311.77

先週末、NY市場が反落していただけに、警戒もあったが、底堅さから
安心感が出たためか、先物主導で、上げ幅が拡大した格好です。
(上記のアノマリ-で買われた!?・・・それは、ないでしょう。)

小幅上昇はあり を想定してましたが、先週木曜の大暴落分の半値戻しと
捉えれば、週初 上出来のスタートでした。

と言うことで、日経平均は、後場に上げ幅を広げ、311円高9005円の
大引けで、9000円台を回復しました。
(出来高概算22.1億株の商いでした。)

GLOBEXの米株先物が堅調なことや、ザラ場で、102円台の円安に
振れた事で、先物が動意づいた感じです。

この先、米国発の金融危機が、グロ-バルな実体経済を反映した業績に注目。
萎んだ デカップリング論ですが、今日リリースされた、中国の7-9月のGDPの
伸び率は、9.0%のようでした。
 
(因みに、この成長鈍化は、織り込み済みか、上海/香港とも上昇。)

10/10安値を起点とした下値を切り上げており、自律反発の域ですが、
NY市場の波乱が無ければ、リバウンド継続に期待がかかります。
明日の日経平均、3連騰なるか、注目です。

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レッド クリフ(赤壁の戦い)

2008-10-19 10:03:21 | コ-ヒ-ブレイク

 10月も半ばを過ぎ、めっきり秋らしくなってきました。

 例年なら、春先から夏場にかけ投資の種まきから、収穫の秋となる所。
 米国発金融危機から、実体経済の悪化が 露出し始め、消費マインドは
 一足早い冬に向うかのような雰囲気となっています。
 
  しかし、このピンチは、投資のチャンスでもあります。
 悪化材料が増幅されている中、投資マインドでプラス面もあります。

 1)日本の金融システムは、欧米と比較し、健全で疲弊していない。
 2)原油価格がピーク147ドル/バレルから半減。
   (原油価格10ドル下落で1.5兆円の経済効果との試算あり。)
 3)日本株式の歴史的安値水準
   PER 11倍程度。 PBR0.9倍台と解散価値割れ水準。
   配当利回り2.8%程度

 財務内容が良く、バリュ-株を 業種/時間/資金の分散投資で半年
 スパンで見れば、チャンスと・・・。

 さて、本題に入りましょう。人的投資の観点からAvexは、すごいシンガーを
 発掘しましたね。
 
 曲を聴いて、気に入りました。
 そのシンガーは、映画、三国志の「赤壁の戦い」を描いた「RED CLIFF」
 の主題歌「心・戦~RED CLIFF~」を歌うalan

 alanは、愛と信頼を澄み切った声で歌っており、琴線に触れました。  
 

 知っての通り、赤壁の戦いは、中国の後漢時代(三国時代)の208年、
 長江の赤壁(現在の湖北省)において曹操軍と孫権・劉備連合軍の間の
 戦いです。
 因みに、映画は、ジョン・ウー監督で、金城武が諸葛孔明役で出演し、
 11/1公開との事。 映画もおもしろそう。   詳細は下記、参照方。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%95

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恐慌消した首相、反面教師は!?

2008-10-17 18:31:51 | マ-ケット

日本を手本にしたらしい。タイトルの首相は、麻生ではなく、ブラウン首相でした。

リリースによれば、英国のブラウン首相は、最近まで「サブプライム(信用力の劣る)
首相」と揶揄されていたらしい。が、英政府が先週に、他先進各国に先駆けて、公的
資金による主要銀行への資本注入方針を公表した。

これで、フランス、ドイツ、米国等が同様の施策に踏み切るトリガーとなりました。
ひとまず、世界的な恐慌の嵐が荒れ狂った「暗黒の10月」に 沈静化の兆しを見せ、
歴史的な経済危機から世界を救った最大の功労者として賞賛を集めているらしい。

昨日の暴落を見ると、まだ疑心暗鬼ですが、もっとひどい状態を回避したと言う事か。

「ブラウン首相とダーリング財務相は、世界全体に通用する救済策を形にしてみせた。
他の先進国はこれに追随しているに過ぎない。ロンドンが世界有数の金融センターの
一つであるのは事実だが、英国は米国に比べて、経済規模がずっと小さく、それほど
影響力も大きくない。イングランド銀行も米連邦準備制度理事会(FRB)や他の欧州の
中央銀行ほどの影響力を持っていないから、英国が指導力の発揮を期待されていた訳
でもない。

しかし、英国政府は金融危機の本質を明確に捉え、果敢にその結論を行動に移した。
この明確性と果断な行動は、西側諸国のどの政府も肩を並べていない。特に、米国は
足許にも及ばない」――。

プリンストン大学教授のポール・クルーグマン氏は、ニューヨーク・タイムズに寄稿
したコラムにこう書き綴ったと言う。
クルーグマン教授といえば、もともとブッシュ政権の経済政策に対して批判的なことは
有名である。しかし、今年、この金融危機の最中にノーベル経済学賞を射止めたほどの
経済学者でもある。それだけに、その経済政策への評価には説得力が備わっている。
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2008101703-diamond.html

さて、今日の日経平均は、反発し235円高の8693円の大引けでした。
(出来高概算22.9億株の商いでした。)

NY市場の半値返しからすれば、物足りないが、週末に 前引けより、上げ幅を広げて
取引を終了したので、まずは良し
としましょう。
13日安値から、少しずつ下値を切り上げている状況なので、来週に繋がりました。

週末のNY市場に注目ですが、先週の金曜日のニューヨークの前場(7700ドル)を
大底に、金融危機が大きな山を越え、実体経済の折込に掛った週になる様、祈りたい

まあ、1930年代の大恐慌にでもならない限り、既にかなり、リセッションまで
現状の株価が、織り込んだという見方になるかどうかです。

NY市場が底堅い取引で終了すれば、来週は、リバウンドを試す展開になりますが、
どうでしょうか。

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冷え~、恐怖心にファイト!!

2008-10-16 20:37:07 | マ-ケット

また、暴落です。昨日の東京市場の続伸でマインド好転と思いきや、
1日で戦後最大の下げ幅となった日本市場。

ここまで、下げた理由は、投資家の恐怖心理でしょうか。

株価の暴落は、2つの要因の「過剰」解消によって引き起こされる
ものと、良くテキストに書かれています。
第1の要因は「過大な株価」で、第2の要因は「過剰な負債」です。

現在の日本の株式市場は、上記2つの要因に当てはまらないと考えて
いる人も多いはずで、おかしな状況です。
東証1部上場銘柄のPBRは、また1倍を割り込んだんでしょうね。
PBR1倍割れは「解散価値」以下の水準で、企業が そのまま事業を
継続せず、解散してしまった方が株主にとって、メリットがある水準。

「金融危機」から「業績相場危機」と言う言葉が独り歩きしてる様な、
非常識な世界へバイアスが掛かり過ぎ
でしょう。
世界的な景気後退懸念が強まったとして、輸出依存度の高い日本企業も
業績下方修正を織り込み過ぎ~。

原油価格も7月ピークから半値になっており、75ドル/バレル程度。
原油価格10ドル下げれば 1.5兆円の経済効果になると試算もあり、
70ドル下落した現在、約10兆円の経済効果。

まあ、疑心暗鬼の中、予断は許さないが、過去の例から、短期暴落から
調整局面を経て、暴落1ヶ月前の株価水準の戻りもあるとすれば、年末
12000円程度となっても、おかしくない、と思ってます。

さて、今日の株式市場、暴落し1089円安の8458円の大引け。
この下げ幅は、今年最大。下落率の11.41%は、87/10月の
ブラックマンデー14.9%安に次ぐ、歴代2位の下落率でした。
(出来高 概算25.1億株)

テクニカルは、大陰線で、昨日期待した3陽連とならず、8000円を
割る水準も意識に入りますが、明朝にかけてNY市場、注目企業の決算
(IBM、グーグル、シティグループ、メリルリンチ、AMD)を受けて、自律
反発となるか注目です。

因みに今日、引け間際に、三菱商事と三井鉱山を拾いました。

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押し目意識強いのか!?

2008-10-15 17:47:03 | マ-ケット

10月も丁度、半ば。めっきり秋らしくなってきました。

最寄駅から自宅まで路すがら、金木犀の香りに秋の深まりを感じます。
仕事の秋、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と何でも、熱中できる
シーズン到来です。

ところで、以前に、原油高騰による都内の銭湯の廃業について書いた
ことがありましたが、スポーツの秋の為せる技か、ビジネスマンらの
「皇居ランナー」による都心の 銭湯利用が急増しているらしい。

銭湯経営者は、うれしい反面、利用者のマナーの悪さを憂いてる様です。
詳細は、下記記事参照方。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081014/trd0810142310010-n1.htm

さて、投資マナーに目を向けると、先週までの問答無用の売り浴びせの
マインドも修正され、少し落ち着きを取り戻している事は、良いサイン。

今日の日経平均は、続伸となり、99円高の9547円の大引けでした。
(出来高 概算25.1億株と売買2.34兆円と商い増加。)

今朝のNY市場の小幅反落から、日経平均も小幅安を想定していましたが、
円高や企業業績の悪化懸念から、上値が重かったものの、大引け前30分で
GLOBEXの米株先物の上昇を手掛かりに、プラス引けになったようです。

アジア市場の軟調さを嫌気せず、米株先物とは言え、ポジテイブに捉えており
押し目マインドはありそうです。
日経平均の2日続きの陽線で、明日、3陽連になるか、注目です。

今晩にも、米金融機関のJPモルガンやウェルズ・ファーゴの下方修正決算が
発表されますが、どの程度の着地になるか。この決算で 米政府の資本注入額の
妥当性の判断となりましょう。

米市場のアク抜けから反発となれば、明日の日本市場も追い風で、リバウンド
継続となりますが、どうでしょうか。

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ホワイト・チュ-ズデイ

2008-10-14 17:43:01 | マ-ケット

今日の株式市場、暴騰と歴史的な1日になりました。
ホワイト・チュ-ズデイ」として、証券史に1頁刻むことでしょう。

こんな上昇は、めったにありません。もっとも、先週の暴落分を考えれば、
まだ、1/3の戻しの状態です。

どうやら先週末10/10が大底になったような気がします。03/4末の安値
7607円が接近し、10人中9人のアナリストが、この安値を伺う展開になると
先週末 予想していただけに、ひとまず、安堵。

午前中に流れた、米政府の金融機関への公的資金25兆円注入し、金融安定化を
目指すとのリリースも買い安心感を誘ったようです。
http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/081014/081014_mbiz038.html

さて、日経平均は、大幅反発し1171円高の9447円の大引けでした。
(出来高 概算23.8億株、売買代金は1.92兆円の商いでした。)

昨日のアジア市場や欧州市場の海外市場が、世界の金融危機対応を評価した
流れで、急伸し、今日の全面高になりました。
日経平均の上昇率の14.15%は、歴代1位となりました。

これで、先週末の下落分を吸収し、5移動平均線を上回りました。今週中 1万円への
戻りもある展開です。

米国市場が、今週、金融機関の悪化決算を折込み、金融システム安定化へ向かうなら
もう、一段のリバウンド期待も出てきます。

まずは、明朝にかけて、NY市場の続伸となるか、注目です。

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三菱UFJ、モルガン買収!?

2008-10-13 12:51:17 | ニュ-スからひと言

週明けのアジア市場/オセアニア市場ですが、序盤戦は、下げ止まりを
感じさせる展開となっているようです。

夕方からの欧州市場、明朝にかけてのNY市場と下げ止まりから、落ち
着きを取り戻せれば
、いいなと思います。

10/12付のサンデー・タイムズとサンデー・テレグラフは、三菱UFJ
フィナンシャル・グループが、モルガン・スタンレーの買収を検討していると
報じました。

「 リバウンドするナイフ 」を買い時と見たMUFGは、9000億円に上る巨額
出資でモルガン株の取得を決めました。でも、モルガン株の株価は、結果論
として「落ちるナイフ」であったわけで、対応変更を余儀なくされ戦術変更

見る方が、自然のようです。

一方、野村グループは、リリースにあったように、リーマンの「箱」は購入
せず、人的資源を買い取った訳で、「落ちるナイフを拾うな」の格言を実行し、
「落ちたナイフ」を拾った訳ですから、したたか
です。

戦術に違いはあるにせよ、日本の金融機関が、M&Aを模索し成長戦略へ
軸足を移す事
は、この「アメリカ発の金融危機」をグローバル展開好機と捉え、
勝負に出る
ことですから、市場の活性化につながりそうです。

日経平均株価は、25日移動平均線、11402円からマイナス乖離率は、
約27%に達しています。
下げ止まれば、日本株のPER11倍台、PBR1倍割れは「レッドタグセール」
ある状況で、評価のタイミング待ち
でしょう。

個人投資家、機関投資家を問わず、こういう局面で慌てずに済んでいるか
どうかは、日常のリスク管理が、身の丈に合った水準で行われていたのか
どうかを計るバロメータになるように思います。

3連休明けの明日、G7通過、ブッシュ発言、協調国の金融政策実行に
留意しながら、NY市場結果に注目。日本市場の暴落サイクルに歯止めが
かかり、反発になれば
と思います。

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