「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

恐慌消した首相、反面教師は!?

2008-10-17 18:31:51 | マ-ケット

日本を手本にしたらしい。タイトルの首相は、麻生ではなく、ブラウン首相でした。

リリースによれば、英国のブラウン首相は、最近まで「サブプライム(信用力の劣る)
首相」と揶揄されていたらしい。が、英政府が先週に、他先進各国に先駆けて、公的
資金による主要銀行への資本注入方針を公表した。

これで、フランス、ドイツ、米国等が同様の施策に踏み切るトリガーとなりました。
ひとまず、世界的な恐慌の嵐が荒れ狂った「暗黒の10月」に 沈静化の兆しを見せ、
歴史的な経済危機から世界を救った最大の功労者として賞賛を集めているらしい。

昨日の暴落を見ると、まだ疑心暗鬼ですが、もっとひどい状態を回避したと言う事か。

「ブラウン首相とダーリング財務相は、世界全体に通用する救済策を形にしてみせた。
他の先進国はこれに追随しているに過ぎない。ロンドンが世界有数の金融センターの
一つであるのは事実だが、英国は米国に比べて、経済規模がずっと小さく、それほど
影響力も大きくない。イングランド銀行も米連邦準備制度理事会(FRB)や他の欧州の
中央銀行ほどの影響力を持っていないから、英国が指導力の発揮を期待されていた訳
でもない。

しかし、英国政府は金融危機の本質を明確に捉え、果敢にその結論を行動に移した。
この明確性と果断な行動は、西側諸国のどの政府も肩を並べていない。特に、米国は
足許にも及ばない」――。

プリンストン大学教授のポール・クルーグマン氏は、ニューヨーク・タイムズに寄稿
したコラムにこう書き綴ったと言う。
クルーグマン教授といえば、もともとブッシュ政権の経済政策に対して批判的なことは
有名である。しかし、今年、この金融危機の最中にノーベル経済学賞を射止めたほどの
経済学者でもある。それだけに、その経済政策への評価には説得力が備わっている。
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2008101703-diamond.html

さて、今日の日経平均は、反発し235円高の8693円の大引けでした。
(出来高概算22.9億株の商いでした。)

NY市場の半値返しからすれば、物足りないが、週末に 前引けより、上げ幅を広げて
取引を終了したので、まずは良し
としましょう。
13日安値から、少しずつ下値を切り上げている状況なので、来週に繋がりました。

週末のNY市場に注目ですが、先週の金曜日のニューヨークの前場(7700ドル)を
大底に、金融危機が大きな山を越え、実体経済の折込に掛った週になる様、祈りたい

まあ、1930年代の大恐慌にでもならない限り、既にかなり、リセッションまで
現状の株価が、織り込んだという見方になるかどうかです。

NY市場が底堅い取引で終了すれば、来週は、リバウンドを試す展開になりますが、
どうでしょうか。

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