「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

週末NY市場結果と緊急10提言

2008-10-25 17:34:15 | 役立つ投資情報

 NY株式市場の下落幅縮小で、暴走していた円高も、少し戻して、ドル円
 94円台、ユーロ円119円程度に、取り合えず やれやれ
と言ったところ
 でしょうか。

 NY市場のダウ終値が8378ドルですから、10/22~24の日本市場は、
 為替円高シフトで、先物主導で仕掛けられ、日経平均7649円とアンダー
 シュートとなり、行き過ぎの感じ
ですね。
 
  原油の価格は64ドル台/バレルと想定外の下落ですが、価格下落で、
 今後1年程度、60~80ドル程度で推移すれば、10兆円程度の経済効果
 (10ドル/バレルの下落で1500億円程度と試算。) 
 ガソリン価格のウイークリ-な値下げは、国民にとって朗報です。
 また、企業の原燃料費コスト削減も、世界経済停滞の中、収益下支えの
 一助になると思われます。
 
 金は、有事の逃避先であり、1オンス730ドル程度と、現物金を保有する
 チャンスかもしれません。(詳細は、専門の先生に譲ります。)  

 今日の日経新聞朝刊、株価急落を受けて政府が24日、緊急市場安定化策
 の検討に入った
。と報じました。
 株価安定と金融機関の経営健全性を確保するため銀行の保有株式について
 銀行等保有株式取得機構による買い取りを再開、日銀にも買い取り要請
 するという。

 金融機能強化法改正案に盛り込んだ、公的資金注入枠2兆円も拡充する と
  伝えています。 政府が検討中の原案によると、安定化策は
  「株式買い取り」「金融機関の資本注入」「会計」「株式取引規制」 「その他」の
  5つの柱
で構成。 週明けにも公表する方向としています。    
 
 即効性のある施策は、為替の円高暴走を阻止するために、為替介入と
 利下げ示唆(リップサービスでも効果あると思う。)等、下記、10の提言です。
 
 <緊急10の提言>

  1.米欧との協調為替介入
  2.日本の単独為替介入
  3.利下げ示唆(リップサービスで可)
  4.取得機構や日銀による邦銀の株の買取(需給改善)
  5.邦銀への資本注入
  6.銀行の株売り凍結
  7.公的年金や生保に株買い要請
  8.空売り規制強化(リップサービスで可)
  9.空売り状況の情報開示の拡充(機関投資家の空売り牽制)
 10. 有価証券等の時価会計記載の一時凍結(09/3決算から暫定適用。) 

 10/27の日本の株式市場、下押し場面もあり03/4末の安値を割り
 込んでも、終値で下ひげをつけて、どこまで反発できるか、正念場です。

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---<参考>-----------------------------
a.為替
 
 20日からの週は連日、世界的な株安の動きが強まり、リスク回避的な円高
 および資金還流などのドル高の動きが加速した。週末にドル円が90円台に
 突入、13年来の円高水準となった。また、クロス円の下落が激しくユーロ円は
 一時114円割れと週初の水準から約25円、ポンド円は139円台と約40円の棒
 下げを演じた。世界的な景気減速懸念が材料視されたほか、円キャリー取引の
 解消が加速するなど市場の自律的な要因も目を引いた。
 主要国に利下げ圧力が強まる中で、次週のFOMCの動向が注目される。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=21968
 
b.NY株式市場

 24日のNY市場では米株式市場の下げ幅縮小を受けて円高圧力が後退した。
 通常取引開始後、米株式市場ではヘッジファンドの投げ売り観測を背景に、
 ダウ平均が一時500ドル超の下落幅となった。このためNY朝方は円買い圧力が
 継続したものの、バーゲンハンティングの株買いもあり、円高はやや後退した。
 投資主体全般の円買い戻しが続く中、パニック的な動きも含めて東京、ロンドン
 と未曾有の円高が進んだが、NYでは値動きが反転した格好。ただ、IMFが金融
 危機に陥っているアイスランド向けの緊急融資で同国政府と暫定合意に達した
 と明らかするなど、金融危機はすでに国家レベルまで達している。パキスタンと
 IMFも正式な融資要請のための予備協議を行った。IMFへ支援を要請する国は
 今後も増えると予想されており、逃避の円買い余地はまだありそうだ。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=21965

  ダウ平均      8378.95(-312.30 -3.59%)
  S&P500         876.77( -31.34 -3.45%)
  ナスダック      1552.03( -51.88 -3.23%)
 CME日経平均先物 7550   ( -70    -0.96%)

c.NY原油先物12月限(WTI)

 原油は軟調に推移。この日、石油輸出国機構(OPEC)は需給バランス調整の
  ため、日量150万バレルの生産枠の削減を発表した。カタールのエネルギー相
  は追加減産もありうるとした。ただ、世界経済の先行き不透明感が濃くなる中、
  マーケットへの影響は限定的。一段の石油需要後退が予想される中、終始売りが
  優勢だった。
  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=21956

 1バレル=64.15 (-3.69 -5.44%)

d.NY金先物12月限  (COMEX )

 金は堅調に推移。金融市場の混乱が新興国の破綻にまで発展する中、金は
  一時750.40ドルまで急反発したが、上げ幅を縮小して引けた。この日、IMFが
  アイスランドに対して20億ドル融資を行うことで原則合意した。
 パキスタンもIMF側と緊急融資に備えた協議を行った。
  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=21956

 1オンス=730.30(+15.60 +2.18%)