また、暴落です。昨日の東京市場の続伸でマインド好転と思いきや、
1日で戦後最大の下げ幅となった日本市場。
ここまで、下げた理由は、投資家の恐怖心理でしょうか。
株価の暴落は、2つの要因の「過剰」解消によって引き起こされる
ものと、良くテキストに書かれています。
第1の要因は「過大な株価」で、第2の要因は「過剰な負債」です。
現在の日本の株式市場は、上記2つの要因に当てはまらないと考えて
いる人も多いはずで、おかしな状況です。
東証1部上場銘柄のPBRは、また1倍を割り込んだんでしょうね。
PBR1倍割れは「解散価値」以下の水準で、企業が そのまま事業を
継続せず、解散してしまった方が株主にとって、メリットがある水準。
「金融危機」から「業績相場危機」と言う言葉が独り歩きしてる様な、
非常識な世界へバイアスが掛かり過ぎでしょう。
世界的な景気後退懸念が強まったとして、輸出依存度の高い日本企業も
業績下方修正を織り込み過ぎ~。
原油価格も7月ピークから半値になっており、75ドル/バレル程度。
原油価格10ドル下げれば 1.5兆円の経済効果になると試算もあり、
70ドル下落した現在、約10兆円の経済効果。
まあ、疑心暗鬼の中、予断は許さないが、過去の例から、短期暴落から
調整局面を経て、暴落1ヶ月前の株価水準の戻りもあるとすれば、年末
12000円程度となっても、おかしくない、と思ってます。
さて、今日の株式市場、暴落し1089円安の8458円の大引け。
この下げ幅は、今年最大。下落率の11.41%は、87/10月の
ブラックマンデー14.9%安に次ぐ、歴代2位の下落率でした。
(出来高 概算25.1億株)
テクニカルは、大陰線で、昨日期待した3陽連とならず、8000円を
割る水準も意識に入りますが、明朝にかけてNY市場、注目企業の決算
(IBM、グーグル、シティグループ、メリルリンチ、AMD)を受けて、自律
反発となるか注目です。
因みに今日、引け間際に、三菱商事と三井鉱山を拾いました。
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