「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

G7行動計画、待ったなしの急務!!

2008-10-11 20:23:50 | ニュ-スからひと言

週末のNY市場、ダウが128ドル安の8451.19ドル、ナスダックが
4.39p上昇の1649.51pで終了しました。
ダウの終値は、もうすぐ反発するから市場に「早う、来い(8451)」と
ナスダックの終値は、「慰労、良く(1649)」で、語呂合わせはOK(笑)

G7に対する期待感から、取り合えず下げ渋った格好です。

ダウチャートを見ると、安値は8000ドルを大きく下回ったようですが、
引けにかけて買戻しも入り、1000ドル超反発する場面もありました。

G7行動計画で、銀行間貸し出し保証が 盛り込まれてれば、サプライズに
なっていたかもしれません。それでも 金融機関への資金注入や公的資金に
よる株式買取りもあり、金融危機打開フレームを具体化した実施が急務です。

金融システムの中で、金融機関の破綻を阻止するため、断固たる行動をとり
あらゆる手段を用い、各国の預金保証や保護プログラムを確実が肝要です。

週明け、月曜日のNY市場や欧州市場の値動きに注目ですが、底打ち脱却の
ために、早手回しの施策実施が急務ですね。

幸い日本市場は、月曜休場で、欧米市場の値動きに注視でしょうが、政府も
定率、定額減税の実施、中小企業への資金手当て、海外資金の国内投資
減税、内需振興策など迅速な手当て
が求められます。

また、日銀も来週の欧米市場の値動きによっては、0.25%の金利引下げ等を
示唆、実施する英断
が求められます。 金利引下げ示唆は、為替の円高を
抑止し、株式市場の円高シフトによる過度の下落を緩和するものとなります。

対岸の火事から、津波が押し寄せており、政府の財政政策/日銀の金融政策
実施は、「欧米を注意深く見守る。」では、済まされず、待ったなしなのだ。

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-------------<10/10 ロイター>------------ 
ワシントンで10日に開催された、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は
現在の金融危機を「緊急かつ例外的な行動を必要としている」と位置づけ、金融
システムや金融市場の安定に向けて金融機関への公的資本注入など「あらゆる
利用可能な手段を活用する」ことを明記した「行動計画」を公表した。
詳細は以下のとおり。

●G7の行動計画

G7は本日、現下の状況は緊急かつ例外的な行動を必要としていることに同意する。
われわれは、世界経済の成長を支えるため、金融市場を安定化させ、信用の流れを
回復するために共同して作業を続けることにコミットする。われわれは以下のことに
同意する。 

1.システム上の重要性を有する金融機関を支援し、その破綻を避けるため、断固
    たるアクションをとり、あらゆる利用可能な手段を活用をする。 
2.信用市場および短期金融市場の機能を回復し、銀行およびその他の金融機関が
    流動性と資金調達に広範なアクセスを有していることを確保するため、すべて
  の必要な手段を講じる。 
3.銀行やその他の主要な金融仲介機関が、信認を再構築し、家計や企業への貸し
    出しを継続することを可能にするに十分な量で、必要に応じ、公的資金、そして
    民間資金の双方により、資本を増強することができるよう確保する。 
4.預金者がその預金の安全に対する信認を引き続き保つことができるよう、各国
    それぞれ預金保険・保証プログラムが頑健であり、一貫していることを確保する。 
5.必要に応じ、モーゲージその他の証券化商品の流通市場を再開させるための行動
  をとる。資産の正確な評価と透明性の高い開示、および質の高い会計基準の一貫
  した実施が必要である。

これらの行動は、納税者を保護し、他国に潜在的な悪影響を与えないような方法で
行われるべきである。われわれは、必要かつ適切な場合には、マクロ経済政策上の
手段を活用する。われわれは、今回の混乱により、影響を受ける国々を支援する上で、
国際通貨基金(IMF)が果たす、決定的に重要な役割を強く支持する。われわれは、
金融安定化フォーラム(FSF)の提言の完全な実施を加速し、金融システムの改革の
差し迫った必要性にコミットする。われわれは、この計画を完遂するため、協力を一層
強化し、他の国々と協働する。
http://news.nifty.com/cs/economy/stockdetail/reuters-JAPAN-342536/1.htm