「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

待ったなし!日銀金融政策!!

2008-10-24 18:26:02 | マ-ケット

日経平均は 3日続けて 円の独歩高に歯止めが 掛からず、暴落となり、まさかの
8000円割れとなりました。

ドル/円は 97円台→95円台に、ユーロ/円は、125円台→121円台へと
円の暴騰です。

世界経済減速が懸念から現実味を帯び、アイスランドやハンガリーの通貨危機に
加え、英国も厳しい状況と、欧州の景気減速懸念で、ユーロ安が加速し、ドルも
後追いです。

10月末の米FOMCで、0.5%の利下げを見越した為替変動ですね。欧州は、
現金利が 高水準のため、金利引下げの糊しろ多い分、金利差縮小による低金利の
円を売って 高金利通貨を買う「円キャリートレード」の巻き戻し現象でしょうか。

白川日銀総裁は、今日の衆院財務金融委員会で、デフレに陥るリスクを「先行き
景気の停滞が続き、資源価格の下落が続けば、物価も大きく低下する可能性は否定
できないとみている。」と話たようです。
さらに「デフレが経済の大きな落ち込みをもたらす時は、金融システムが崩壊する
金融恐慌になるという状況の時。そういう意味で、中央銀行のなしうる貢献は金融
市場の安定を保つ事。この点については私自身も強い問題意識を持っている。」と
述べました。

問題意識なら、誰でも持てるが、要は、日銀総裁としてのアクションが急務の時。
この3日間の為替変動は、異常事態で、市場の安定化を保つリップサービスもない。
困った者です。

また、10/8主要中銀の協調利下げに、日銀が加わらなかったことは、日本の
現行金利0.5%で 引下げの糊しろの少ない分、あの時点で 決断できなかったと
擁護しても、今日の状況で、日本の経済や市場動向を踏まえると、流動性供給だけ
では、もういけません。金融市場の安定を確保するなら、待ったなし0.25%
金利引下げです。それとさらなる金融緩和政策と機敏な政策運営、実行です。

さて、日経平均ですが、暴落し 811円安の7649円の大引けでした。
(出来高 概算26.3億株と、またまた換金売りと赤札バーゲン。)

03年4月末の安値レベルを捉えてきました。あの時の経済状況(日本の金融危機)
と比べると、明らかに負のバイアスが掛かりすぎですが、こうなると テクニカルや
指標は、有って無いも同じ感じです。

ここまで来ると、外資が60%占める株式取引で、個人を含めた国内勢で逆転する
チャンスとも言えます。

来週の月曜は、今日が底値だったと言える様、NY市場のミラー相場から脱却して、
反発すれば、おもしろいのですが、10/27答えが待っています。

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