週明けのアジア市場/オセアニア市場ですが、序盤戦は、下げ止まりを
感じさせる展開となっているようです。
夕方からの欧州市場、明朝にかけてのNY市場と下げ止まりから、落ち
着きを取り戻せれば、いいなと思います。
10/12付のサンデー・タイムズとサンデー・テレグラフは、三菱UFJ
フィナンシャル・グループが、モルガン・スタンレーの買収を検討していると
報じました。
「 リバウンドするナイフ 」を買い時と見たMUFGは、9000億円に上る巨額
出資でモルガン株の取得を決めました。でも、モルガン株の株価は、結果論
として「落ちるナイフ」であったわけで、対応変更を余儀なくされ戦術変更と
見る方が、自然のようです。
一方、野村グループは、リリースにあったように、リーマンの「箱」は購入
せず、人的資源を買い取った訳で、「落ちるナイフを拾うな」の格言を実行し、
「落ちたナイフ」を拾った訳ですから、したたかです。
戦術に違いはあるにせよ、日本の金融機関が、M&Aを模索し成長戦略へ
軸足を移す事は、この「アメリカ発の金融危機」をグローバル展開好機と捉え、
勝負に出ることですから、市場の活性化につながりそうです。
日経平均株価は、25日移動平均線、11402円からマイナス乖離率は、
約27%に達しています。
下げ止まれば、日本株のPER11倍台、PBR1倍割れは「レッドタグセール」に
ある状況で、評価のタイミング待ちでしょう。
個人投資家、機関投資家を問わず、こういう局面で慌てずに済んでいるか
どうかは、日常のリスク管理が、身の丈に合った水準で行われていたのか
どうかを計るバロメータになるように思います。
3連休明けの明日、G7通過、ブッシュ発言、協調国の金融政策実行に
留意しながら、NY市場結果に注目。日本市場の暴落サイクルに歯止めが
かかり、反発になればと思います。
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