■チーム受付
プログラムを受け取る。毎年上位を占める中央発條の選手がエントリーしておらず、実業団ランナーが少ない。大学生はほぼ予想通り、あとはほとんどが高校生といったスタートリスト。例年なら先頭集団が勝負を意識して2000mまでは3'05"-6'10~15"、そのあと一気にペースアップという展開だが、もしかすると最初から先頭が抜け出して独走になるかもしれない。前半から縦長にバラけると難しい。1ヶ月もあれば簡単に伸びる高校生との競り合いは避けたい。
■UP
湿度が高めのせいか、ダルさがあるのでUPのタイミングが早すぎないようにストレッチ。
15:35~jog。消耗を抑えるため室内走路で。無理せず自然に乗ってくるのを待つ。ゆっくりと。歩くような速度から開始。それでも飽きてきたので外へ出た。スタンド裏側の歩道を折り返しjog。召集後はその場で待機しないといけないのでjogだけでなく流しも早めに済ませておかないといけない。レク広場に移動して、動かない体を動かすために、技術ドリルで体を大きく弾ませ、制限走で大きな動きの流しをする。しかし、UPjogをしただけで既に息が切れてしまっている。呼吸が浅く速い。脚(臀部)の柔軟性がなくて、1歩1歩がブチブチに切れて連続的な動きになっていない。
召集の最中にFFAC船村君から静岡県選3位だったとの報告を受ける。昨年の東海選手権で4,5位を争ったように今年も勝負しよう、表彰台狙って。と思ってきたが、達成するのは正直厳しい。
■3000mSC 1組目
スタートラインにつく前から既に走り終わったかのような疲労感。腰No.6。集団に揉まれて余計に気を擦り減らすのは厳しいので最初は集団の後方でいいからまず自分の感覚を確かめることを重視。1台目を跳んで最後尾に位置する。昨年、一昨年は先頭についていく田渕君を見て自分もついて行かなきゃと思った。今年は先頭から一連の集団で続いているうちは無理して出ていく必要はないと思っていた。一人ずつ抜いて常に集団の最後尾についていればチャンスが来るかもしれない。2,3台目は混乱を避けまわりの選手との間合いを取って跳ぶ。最初の水濠、これも最後尾からしっかり助走してまずは確実に跳ぶ。UPから重く、臀部の筋力が落ちている気がしたが、問題なく跳べた。ここから上げていけばいい。
が2周目には単独最下位になっていた。筋持久力がないので後半までセーブしておこうと無意識に働いたのか、ハードルの助走が慎重になりその度に離されていた。集団の最後尾についていくという考えをすっかり忘れ、開始早々、最後まで走り切れるペースに擦り変えてしまっていた。例年先頭が3'05"くらいの1000m通過なので今年もそのくらいだろうと思っていたが、実際には2'58"だったとか。アナウンスも聞き逃した。自分はすでに完全な出遅れ。遅いのはわかっていて見る必要もなかったが、参考までにウォッチを見ると1000mは3'14"くらい。前の選手とは50mも開いていた。この時点で最下位は確定。2組目のスタート時間を遅らせてしまう。あれ、3000mSCは途中打ち切りのタイムが設定されていたか?冒険もできないし最後まで維持できるペースで続けるだけ。単独走だから聞こえるのが明らかに自分のための応援だとわかる。ハードル前で加速して遠めから踏み切る。ハードルから降りた最初の一歩をしっかり振り戻して深い前傾姿勢を作る。そしてすぐ中間走に入る。心肺・呼吸器系がついて行っていないのに、バネは意外とあって、ハードルから降りた時にいつも以上に弾んでしまうほど。残り3周くらいで先頭争いをスクリーンの映像で確認。トヨタ加藤君とトーエネックの選手、豊川工業。そっちが気になって自分の2000m通過タイムを確認するのも忘れていた。映像を見るとこの差では周回差をつけられる。残り2周。自分より前の選手も大きくペースダウンしている。その前にももう一人見える。先頭ラスト1周の鐘。もしかしたら逃げ切れるか??前の選手を捉えるためにペースを上げる。ホームストレート。後ろから来た。加藤君。ゴール直前に抜かれる。今年は9分切り。いい目標となってしまった。自分は残り1周。最後だけでも帳尻を合わせなきゃ。まだ二人は抜ける。ペースを上げて前方の選手に詰め寄る。今から届きそうなのは一人。最終水濠でアウトから抜こうと思ったがそれまでに届かず。水濠から抜けて次のハードルまでに並びたい。ピッチを落とさずストライドを伸ばす。そのまま最終ハードルの助走に入る。ハードルでアウトから抜いて降りた1歩目で加速。振り切る。しかしもう一人前の選手には届かない。
ホームストレートでは死角になってゴールタイマーが分からなかったが、ゴール直前に見たのは10'10秒台。昨年の県選・東海選手権で一緒に走った高校生の成瀬君、平松君、竹内君たちがみんな力をつけて東海に駒を進めているのに、自分だけ大きく落としている。
今は廻りが全然見えていない。自分のことだけで手一杯。
もっと厳しい状況のなかで上手くやり繰りしている人はたくさんいるのに。
初めての県選、初めての東海の切符を掴んだ3年前の貪欲さは今は無い。行動する前に自分から可能性を打ち消してしまっている。
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7/16(Mon)
一切走らず。レースにすら参加できていないような走りだったが疲労は残る。酸素負債状態。
計 0km
プログラムを受け取る。毎年上位を占める中央発條の選手がエントリーしておらず、実業団ランナーが少ない。大学生はほぼ予想通り、あとはほとんどが高校生といったスタートリスト。例年なら先頭集団が勝負を意識して2000mまでは3'05"-6'10~15"、そのあと一気にペースアップという展開だが、もしかすると最初から先頭が抜け出して独走になるかもしれない。前半から縦長にバラけると難しい。1ヶ月もあれば簡単に伸びる高校生との競り合いは避けたい。
■UP
湿度が高めのせいか、ダルさがあるのでUPのタイミングが早すぎないようにストレッチ。
15:35~jog。消耗を抑えるため室内走路で。無理せず自然に乗ってくるのを待つ。ゆっくりと。歩くような速度から開始。それでも飽きてきたので外へ出た。スタンド裏側の歩道を折り返しjog。召集後はその場で待機しないといけないのでjogだけでなく流しも早めに済ませておかないといけない。レク広場に移動して、動かない体を動かすために、技術ドリルで体を大きく弾ませ、制限走で大きな動きの流しをする。しかし、UPjogをしただけで既に息が切れてしまっている。呼吸が浅く速い。脚(臀部)の柔軟性がなくて、1歩1歩がブチブチに切れて連続的な動きになっていない。
召集の最中にFFAC船村君から静岡県選3位だったとの報告を受ける。昨年の東海選手権で4,5位を争ったように今年も勝負しよう、表彰台狙って。と思ってきたが、達成するのは正直厳しい。
■3000mSC 1組目
スタートラインにつく前から既に走り終わったかのような疲労感。腰No.6。集団に揉まれて余計に気を擦り減らすのは厳しいので最初は集団の後方でいいからまず自分の感覚を確かめることを重視。1台目を跳んで最後尾に位置する。昨年、一昨年は先頭についていく田渕君を見て自分もついて行かなきゃと思った。今年は先頭から一連の集団で続いているうちは無理して出ていく必要はないと思っていた。一人ずつ抜いて常に集団の最後尾についていればチャンスが来るかもしれない。2,3台目は混乱を避けまわりの選手との間合いを取って跳ぶ。最初の水濠、これも最後尾からしっかり助走してまずは確実に跳ぶ。UPから重く、臀部の筋力が落ちている気がしたが、問題なく跳べた。ここから上げていけばいい。
が2周目には単独最下位になっていた。筋持久力がないので後半までセーブしておこうと無意識に働いたのか、ハードルの助走が慎重になりその度に離されていた。集団の最後尾についていくという考えをすっかり忘れ、開始早々、最後まで走り切れるペースに擦り変えてしまっていた。例年先頭が3'05"くらいの1000m通過なので今年もそのくらいだろうと思っていたが、実際には2'58"だったとか。アナウンスも聞き逃した。自分はすでに完全な出遅れ。遅いのはわかっていて見る必要もなかったが、参考までにウォッチを見ると1000mは3'14"くらい。前の選手とは50mも開いていた。この時点で最下位は確定。2組目のスタート時間を遅らせてしまう。あれ、3000mSCは途中打ち切りのタイムが設定されていたか?冒険もできないし最後まで維持できるペースで続けるだけ。単独走だから聞こえるのが明らかに自分のための応援だとわかる。ハードル前で加速して遠めから踏み切る。ハードルから降りた最初の一歩をしっかり振り戻して深い前傾姿勢を作る。そしてすぐ中間走に入る。心肺・呼吸器系がついて行っていないのに、バネは意外とあって、ハードルから降りた時にいつも以上に弾んでしまうほど。残り3周くらいで先頭争いをスクリーンの映像で確認。トヨタ加藤君とトーエネックの選手、豊川工業。そっちが気になって自分の2000m通過タイムを確認するのも忘れていた。映像を見るとこの差では周回差をつけられる。残り2周。自分より前の選手も大きくペースダウンしている。その前にももう一人見える。先頭ラスト1周の鐘。もしかしたら逃げ切れるか??前の選手を捉えるためにペースを上げる。ホームストレート。後ろから来た。加藤君。ゴール直前に抜かれる。今年は9分切り。いい目標となってしまった。自分は残り1周。最後だけでも帳尻を合わせなきゃ。まだ二人は抜ける。ペースを上げて前方の選手に詰め寄る。今から届きそうなのは一人。最終水濠でアウトから抜こうと思ったがそれまでに届かず。水濠から抜けて次のハードルまでに並びたい。ピッチを落とさずストライドを伸ばす。そのまま最終ハードルの助走に入る。ハードルでアウトから抜いて降りた1歩目で加速。振り切る。しかしもう一人前の選手には届かない。
ホームストレートでは死角になってゴールタイマーが分からなかったが、ゴール直前に見たのは10'10秒台。昨年の県選・東海選手権で一緒に走った高校生の成瀬君、平松君、竹内君たちがみんな力をつけて東海に駒を進めているのに、自分だけ大きく落としている。
今は廻りが全然見えていない。自分のことだけで手一杯。
もっと厳しい状況のなかで上手くやり繰りしている人はたくさんいるのに。
初めての県選、初めての東海の切符を掴んだ3年前の貪欲さは今は無い。行動する前に自分から可能性を打ち消してしまっている。
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7/16(Mon)
一切走らず。レースにすら参加できていないような走りだったが疲労は残る。酸素負債状態。
計 0km