スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

アブラギリ

2017-06-06 | 花散歩



入梅間近の「水辺公園」



今日は 奥にある池の近くまで入って行ってみましょう☆

入口にたくさん立掛けてある竹は・・杖?

ブッブーー! 正解は・・

マムシ避け
竹棒で地面を叩きながら歩くために 用意されているんです




歩いて行くと・・足元に              花が たくさん落ちていました

     


サクラみたいで 綺麗な花

管理センターで 教えて貰いました。

アブラギリ(トウダイグサ科)
江戸時代に中国から渡来し、種子から採れる油を傘や提灯に塗ったのだとか。
葉が桐の葉に似ているところから、この名が付いたそうです。

夏になると、この木の実に集まる虫がいるとか。
オオキンカメムシ

あのカメムシの仲間?
「大丈夫、この虫は臭くないから ぜひ見においで」と言われたけど・・・

遠目にも 白い花がびっしり





管理センターの人に、もう1つ教えて貰った綺麗なモノ☆

大水青
(ヤママユガ科)
羽を広げると10cmほどもある 大型の蛾。
羽の色が 美しい薄緑色をしています。
幼虫(イモムシ)も綺麗な緑色だそうですよ。

今日は いい出会いがありました~♪
     

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佐原城址

2017-06-04 | 横須賀・三浦


佐原十郎義連に関わる旧跡が、「満願寺」の北東約800mの所にもう一ヶ所。




「横横自動車道路」佐原出口から左前方にある セブンイレブンの広い駐車場の
脇の坂を上って行き、横横道路の高架下の階段を上り そのまま直進すると
     


畑が広がる平場になります。

標高30mほどのこの小高い台地一帯に、義連の居城「佐原城」がありました。


当時 この台地は三方が深い入り江で、築城に最適な地形だったようです。
開発が進み 現在では当時の面影を残すものはありませんが、周辺には
的場・射矢谷・殿騎・城戸際・駿馬入・腰巻などの地名が残っており、
自然の地形をうまく利用した当時の山城の様子を微かに偲ばせています。

入り江を挟んだ対岸にあった「怒田(ぬた)城」と共に、3km東の
本拠地「衣笠城」の大門を守る重要な役目を持った支城でした。


平場の畑の先 左手の茂みの中に、石碑1基と説明板。
     

石碑の正面に「佐原十郎義連城跡」 側面に「明治二十六年九月八日佐原里民建之」と。
     
佐原城が存在したことを示す唯一の証でしょうか。
築城年代は不明ですが、12世紀頃ではなかろうかといわれているそうです。


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散歩の途中に

2017-06-04 | 散策


時々 前を通りながら、いつも気になっていた
古めいた鳥居と その先に続いている長~い階段。



思い切って
今日はちょっと、‘ビビり猫’の大冒険デス!(笑)
人影もない結構急な長~い階段を 上って行ってみました。



     
段数を数えながら、エッチラオッチラ息はずませて・・なんと132段もありました!
その先に お社が見えてきた~♪

扁額

「熊野三社大権現」と読めます。

「熊野神社」

創建:1157(保元3)年
          祭神:天照大神・応神天皇・大国主命
もとは 三浦氏の居城「衣笠城」にありましたが、合戦で落城の際に炎上。
1185(文治元)年 三浦一族の一人 佐原十郎義連が社殿を再造営しました。

義連が会津に栄転の後も 里の氏神として人々に崇敬され、寛永年間から
「熊野三社大権現」と称し、明治初め「熊野神社」に改称されました。
現在の社殿は、1980(昭和55)年に再々建されたものだそうです。

狛犬さん
     
年代はわかりませんでしたが・・・古そうですね。


佐原十郎義連といえば・・
三浦一族のドン 三浦大介義明の息子の一人。 源頼朝の挙兵に加わり、
一ノ谷戦での‘鵯越の逆落とし’など 武勇の士として頼朝から篤く信頼
され、1189(文治5)年の奥州合戦でも活躍し 会津の地を賜った武将。
また、
静御前が鶴岡八幡宮で舞った際 若宮修理のため積んであった木材を
急拠並べて唐綾で覆い、即席の舞台を設えさせたというエピソードも。

当社に隣接する「満願寺」は義連ゆかりのお寺。義連のお墓があります。
この場所も多分 満願寺の寺域(現在そうかわかりませんが)なのでしょう。


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花菖蒲

2017-06-02 | 花散歩


梅雨入り間近のようですね~
「大船植物園」では、花菖蒲が咲いています。
   


江戸時代 「菖蒲」が「尚武」に通じると武士階級に愛され、
やがて庶民にも
広まって 現在まで改良・育種が重ねられ、今や 2,000種とも5,000種とも。

長雨の季節の憂鬱を 忘れさせてくれる花ですよね☆
そんな幾つかをご紹介してみようと思います。


☆江戸系
江戸後期 旗本の松平左金吾(菖翁)が改良した菖蒲群を母体として発展し
野外鑑賞目的で育種。群生美を主な特徴とし、剛直で風雨にも耐える。

和田津海


初紅                           花奴
     

  追風                          春の海
     


☆伊勢系
江戸後期 伊勢松阪で 紀州徳川藩士 吉井定五郎が改良、発展した。鉢植栽培目的で
花びらが3枚(三英花)で垂れ下がり、縮緬状のシワを特徴とする繊細で優美な印象。

五大州


天平の夢                       深山の霞
     

藤の雪                          不知火
     

新猩々                         紅更紗
     


☆長井系
山形県長井市に江戸時代から伝わる。
江戸初~中期にかけ作出された品種を長井古種という。

萩小町



☆雑種

愛知の輝                       堺の黄金
     

金冠



今回は見当たりませんでしたが・・
花びらが6枚(六英花)を主とする「肥後系」も代表的な系統のひとつ。
江戸後期 肥後藩主細川斎公(なりもり)が 松平菖翁より譲り受けて育種・
発展させたといわれ、豪華な大輪で 堂々とした風格ある花姿が特徴。


☆大船系
大正4~6年に作出された品種で「祝! 百周年」のラベルが付いていました。

荒磯                          草の庵
     

朽葉


若紫                          遠山の月
     

今回 初めて知ったことがいろいろあって、ちょっとお勉強しちゃった花菖蒲。
これから こうした事も頭の片隅に置きながら 観賞してみるといいのかな☆


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閉園まで1ヶ月

2017-06-02 | 花散歩


「大船植物園」は改装のため 、7月3日(月)~来春3月31日(土)の間
一時閉園とのことなので、今のうちに! と行って来ました。




バラ園は、そろそろおしまいのようで・・


名残りのバラを 暫し楽しんでいきましょう。

クンバヤ(仏)


ドロシー パーキンス(米)







スカシユリがたくさん!



アケボノフウロ
(フウロソウ科)



シモツケソウ
(バラ科)

葉がモミジの形なので、シモツケソウですよね・・多分。


サラサウツギ
(ユキノシタ科)

蕾のうちはピンク色で、開花すると白色に。
「 神まつる 卯月になれば 卯の花の 憂き言の葉の 数やまさらむ 」 源 実朝


カンガルーポー
(ハエモドラム科)

オーストラリア原産のユニークな宿根草。
咲いた姿がカンガルーの前足に似ているので、この名。


星咲きフロックス
(ハナシノブ科)

かわいい~!


ヤマアジサイ
(ユキノシタ科)

出番がやって来ました~☆



涼しげなスイレン池に



     



初めまして!の珍しい花
ブルーアマリリス
(ヒガンバナ科)

ブラジル南部原産の球根植物で、いわゆるアマリリスとは
別属だそうです。藤紫の波打つような花びらが 幻想的で美しく、
「ブラジルの皇后」という呼び名もあるとか。

鳥が羽を広げたような葉が おもしろいね!



 



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