獅子舞の紅葉の下を さらに上っていくと
見晴らしのよい大きな岩があります。
天候に恵まれれば、富士山がよく見えるのですが・・
今日は、お弁当を広げている人達でこの賑わい!
間をちょっと失礼して・・・・1枚
「天園」
この辺りは武蔵・相模・上総・下総・伊豆・駿河の6国が見渡せた
ところから「六国見山(ろっこくけんざん)」と称されてきました。
大岩の近くにあるのが、天園の「峠の茶屋」。
眺望と、おでん・甘酒などを味わいながら一休みできます。
茶屋の傍に、こんなプレートが立てられていました。
へ~、この辺りが横浜と鎌倉の境目なんですね。
横浜市内最高地点
栄区上郷町
海面からの高度:159.4m
横浜市内最高地点は、鎌倉市境にある大平山(山頂は鎌倉市域)の
尾根沿い(栄区上郷町)で、この付近となります。背後の鎌倉市
方面には、鎌倉市街や、相模湾を望むことができます。
このサインは、横浜開港150周年を記念して設置しました。
協賛:横浜栄ライオンズクラブ 設置:栄区役所
説明にある「大平山」に向かう尾根道も人がいっぱい!
「大平山」に到着しました。 標高159.4m
ここの眺望も、やはりこんなものですね・・
鎌倉市街と海が見えています。
広い草地でランチタイムを過ごす人達の横を通って
少し高い岩場を上り、天園ハイキングコースは続きます。
この道は昔 修験者の修行の道だったそうで、
今も どことなくそんな雰囲気が感じられます。
「十王岩」
ちょうど鶴岡八幡宮の真裏に当たる高みにある
苔むした岩に、石像が祀られています。
なんでも、閻魔大王だとか聞きましたが・・・
よく分かりません。
さらに、落ち葉の絨毯の道や
木の根と岩と苔の道が続きます。
天園では 紅葉はほとんど見られませんでしたが、大平山にいた
人達が「建長寺の紅葉がきれいだよ」と教えてくれました。
では、建長寺の方へ下りて行ってみることにしましょう。
「修験者の修行の道」の縦横に張り出している木の根っこのすごさ、踏まれても踏まれても力強く生きているんですね。
標高200m足らずのわりには山らしい雰囲気があるからでしょうか。
いつ行っても必ずハイカーさんに出会いますよ。
多少歩きにくい場所も一部ありましたが、道も標識もきちんと出来ていて
概ね歩きやすいコースじゃないでしょうか。