東日本大震災から13年目を迎えた。
13年前の14時46分頃は、私は東京宅の近くのレンタルDVD店内で震度5強を初めて経験した(商品が床に散乱)。
その後数年間は東京での慰霊祭に行ったが、今年は勤務先で会議のため愛知の職場に戻る。
その時刻に研究室で黙祷した。
福島・宮城・岩手の震災遺構に訪れたいと思いながらも実現できずにいる(どうせなら一気に巡りたい)。
なので、せめて、こうして今日くらいは、テレビやラジオと同じく、当地に思いを馳せたい。
震災への思いを新たにすることは、自分たちの防災のためでもある。
「天災は忘れた頃にやってくる」(寺田寅彦)なら、忘れないでおこうじゃないか。
むしろ現実は、復興途中に新たな震災が発生する。
まるで、ゴジラ-1.0だ。
我々は、ひたすら災害からの復興に邁進するしかない。
それは新たな興隆、より安全でより住みよい地にバージョンアップすることだ。