今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ゆせんの里ホテルなでしこ

2008年11月18日 | 温泉

岐阜県養老町の田園地帯できた「ゆせんの里」のホテルに泊ってきた。
養老町は、名神高速の大垣インターから近く、名古屋からなら距離的に手軽。
だが観光地ではないため(養老の滝の公園くらい)、周囲は宅地というロケーション的にも旅行気分にはなりにくい。
もっとも「ゆせんの里」自体が、日帰り用の大浴場やクア施設や複数の多彩な浴室があるため、日中も館内ですごせる。
なにしろ風呂は、すべて源泉掛け流し。
日帰り用までも掛け流しとは贅沢。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、茶褐色。

日帰り客用の本館は大衆的だが、ホテルの方はリゾートホテル風になっている。
客室エリアは、バリ島のリゾートホテルを思い出したくらい(造りは欧風。バリ風だったら一発で気に入ったが)。
中庭を囲んで、二階建ての宿泊棟が、イタリアあたりの古い町の一画の風情をわざとらしくもかもし出している(写真)。
各客室も独立性が高く、床も真新しいフローリングで、海外のリゾートホテルにいる気分。
室内は、木の椅子にソファもある。
シングルルームもビジネスホテルのような狭さがなく、丁度小洒落た一人暮らし的な広さで、居住性が高い。
トイレはもちろん洗浄器付き。
コンセントも多めで、持参のパソコン使うに不自由しないし、なによりLANをつなげるのがいい。
液晶テレビは15インチ程なので、ノートパソコンをつなげてDVDを観る気にはなれないが、
このような客室なら、パソコン持参での執筆滞在にうってつけ。

ただし料金は1泊2食で17500円。
この金額は、我が定宿よりも高い。
それと、水着着用のクア施設は種類が少なく、定宿の「クアリゾート湯舟沢」と較べるべくもない。
あとホテルのある新館の浴室も狭く、露天もない。
岩盤浴があるのはいいが(予約制。北投石ではない)。

食事は、ビュッフェバイキング、それにコンロ肉などの一皿がつく。
バイキングは野菜中心の健康的な内容なので、野菜好きの身としては不満ではないが、種類も少なく、バイキング的な豪快さ・ワクワク感には欠ける。
館内の喫茶室でコーヒーなどのドリンクが一日につき一杯サービス。
浴室ごとに利用時間が異なり、朝風呂は本館、寝る前のひと風呂は新館と使い分けが必要。
非接客系の従業員の応対に洗練が必要だが、まぁ観光地でないから仕方ないか。

以上、近さ・設備・客室的には、合格点。
でも料金が室内的に同等の浜名湖の2.5倍なので、年に1度くらいの利用でいいか。


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