日本では視聴率歴代上位を次々に更新している WBC(ワールドベースボールクラシック)。
私も快進撃の日本チームの試合を連日テレビ観戦していた。
実は、日頃はプロ野球のペナントレースは観ずに、クライマックスシリーズと日本シリーズだけ観る(甲子園の高校野球もほぼ同様)。
要するに、にわかファンレベルなのだが、そうなったのは、普遍的な理由があるから。
試合時間が長すぎるのだ。
今回の WBC日本戦でもそれを痛感した。
毎回3時間を超えた。
サッカーなら2試合分。
映画だったら、例外的な長編。
夕食後に観始めると、試合終了したらもう寝る時間(球場観戦者は終電に間に合わず)。
そもそも、人生で最も大切なのは時間だ(減る一方だから)。
すなわち、時間の無駄遣いこそ、最も避けたい事。
なので、今回もテレビで試合を流している間、別のことをしたり、音声をオフにして読書に充てた。
野球人気が本場アメリカでさえ下火なのも、時間がかかりすぎることが一番の要因だろう(日本を除いて民間に広がりにくいのは、広い専用グラウンドと特殊な用具、それに複雑なルールのせいもある)。
観ていて実感するのが、9回までが長すぎること。
投手のコントロールが悪かったり、打線が強力だと1イニングが長引く。
延長後は得点が入りやすいタイブレークにしているが、最初からそれではつまらない。
やはりイニングの回数が問題だ。
個人的には6回くらいでいい(飽き始めるのがだいたいそのあたり)。