今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

地震に洪水

2009年08月11日 | 防災・安全
今日の未明、地震で目が覚めた。
わが家の簡易地震計も反応して音声で大騒ぎしている。
音声を消すために起きて、地震計の所に行くと、表示は震度4.1。
でも我が部屋の神鏡は倒れることなく、ちょっとズレただけなので、
前回の震度4よりは弱いみたい。

さっそくNHKをつけると、台風情報のさなかの地震速報(というより実質津波注意報)。
震源は東海地震の震源域内、マグニチュード6.5,付近では震度6弱。
これってミニ東海地震?
いや、この地震は”静岡地震”という30-40年周期のものらしい。

つい先日の深部地震も南方のフィリピンプレート境界だったし、
駿河湾トラフから南海トラフにかけての一帯が活動しはじめているのか。
それんしても、駿河湾で発生する地震でも、特定パターンの地震しか予知の対象でないわけだ。

さて、本題は、台風9号の余波の洪水災害。
兵庫県の佐用町を中心に13名の死者(今日現在)。
震度6弱の地震よりも豪雨の方が被害が大きかった。

そのほとんどが、避難するため屋外で洪水に流された。
地図によると、自宅から避難先の学校の間に川がある。
このような場合、避難するとしたら、川が氾濫する以前でないとダメ。

川の増水速度に避難勧告が間に合わなかったのか。
実際、避難を決意するタイミングは難しい。
先ずは、外の河川・用水路や道路の水位を目で確認(決して近づかない)。
次にこの豪雨がまだ続くかどうかの見極め。

そのためには気象庁の”レーダー・ナウキャスト”か国交省の”リアルタイムレーダー”にアクセスして、
画面を自分の住んでいる「地方」に拡大して、「予想」の動画にして、
頭上の強雨域が停滞するかを確認する。
停滞する予想だったら、事態は確実に悪化すると判断し、急いで避難を開始する。
自分と家族の命を守るのだ。
自治体の避難勧告が出るまで待つという受け身ではダメ。

では避難のタイミングを逃がしたらどうする。
氾濫後は、外に出るのはかえって危険に身をさらすことになる
(その中で8キロも流されて、無事救助された女子中学生は好運)。
一階は床上浸水しているだろうから、厚着して二階や屋根に上がる
(数年前、豊岡の豪雨で、バスの屋根に上がって一晩すごした人たちがいたでしょ)。
水害は上へ避難する。
水の中に入るのは、圧倒的な敵の中を突破する暴挙に等しい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。