4歳の甥柊ちゃんは、ウルトラマンシリーズの大ファン。
昨日、甥が実家にあるレッドキングで遊んでいた所、その祖母が「オジちゃん(私のこと)もキングコングやゴジラで遊んでいたのよ」と言ったら、
甥は廊下脇の書棚にしまってあった「キングコング対ゴジラ」(1962年、東宝。略してキンゴジ)のDVDを取出し、「これでしょ?」と言った(写真はgooの映画サイトより)。
カタカナは読めるので、このDVDの存在を知っていたのだ。
観てみたいという。
テレビのウルトラシリーズとは違ってシリアスな怪獣映画なので、恐がるのではないかと祖母は思ったそうだが、
再生すると、高島忠夫と藤木悠が扮するキングコング調査隊と現地ファロ島の原住民とのやりとりや、彼らの上司多胡部長(有島一郎)のコミカルさに笑って喜んだという。
特に、原住民たちの祈りや踊りが気に入って、われわれに謝る時も両手を高々と上げてひれ伏す動作をして、笑わせた。
一度終るとまた観たいと言ってきた。
私もそうだった。
「キングコング対ゴジラ」(←Wiki)は幼い私が一番ハマった映画で、ロードショーで7回(しかも1回につき2度)観た。
その影響で、国会議事堂を見ると、条件反射でキングコングなりきってしまう状態が続いた。
今でも、ゴジラシリーズでは最高傑作だと思っている。
有島一郎などのコミカルさもアイロニーを表現しており、怪獣映画のベースに求められるシリアスさを壊していない(制作側に、まだ”子ども用”という態度がなかった。その意味で他に観るに価するのは第1作「ゴジラ」。キングギドラが出てくる以降は”子ども用”に堕した)。
東宝の怪獣映画から入った年代としては、その後のテレビのウルトラシリーズは、基本的にチャチな映像なので、夢中になることはなかった。
テレビシリーズが先の甥たちにとって、安易にヒーローが登場しない怪獣映画はどう映るのだろうか。
昨日、甥が実家にあるレッドキングで遊んでいた所、その祖母が「オジちゃん(私のこと)もキングコングやゴジラで遊んでいたのよ」と言ったら、
甥は廊下脇の書棚にしまってあった「キングコング対ゴジラ」(1962年、東宝。略してキンゴジ)のDVDを取出し、「これでしょ?」と言った(写真はgooの映画サイトより)。
カタカナは読めるので、このDVDの存在を知っていたのだ。
観てみたいという。
テレビのウルトラシリーズとは違ってシリアスな怪獣映画なので、恐がるのではないかと祖母は思ったそうだが、
再生すると、高島忠夫と藤木悠が扮するキングコング調査隊と現地ファロ島の原住民とのやりとりや、彼らの上司多胡部長(有島一郎)のコミカルさに笑って喜んだという。
特に、原住民たちの祈りや踊りが気に入って、われわれに謝る時も両手を高々と上げてひれ伏す動作をして、笑わせた。
一度終るとまた観たいと言ってきた。
私もそうだった。
「キングコング対ゴジラ」(←Wiki)は幼い私が一番ハマった映画で、ロードショーで7回(しかも1回につき2度)観た。
その影響で、国会議事堂を見ると、条件反射でキングコングなりきってしまう状態が続いた。
今でも、ゴジラシリーズでは最高傑作だと思っている。
有島一郎などのコミカルさもアイロニーを表現しており、怪獣映画のベースに求められるシリアスさを壊していない(制作側に、まだ”子ども用”という態度がなかった。その意味で他に観るに価するのは第1作「ゴジラ」。キングギドラが出てくる以降は”子ども用”に堕した)。
東宝の怪獣映画から入った年代としては、その後のテレビのウルトラシリーズは、基本的にチャチな映像なので、夢中になることはなかった。
テレビシリーズが先の甥たちにとって、安易にヒーローが登場しない怪獣映画はどう映るのだろうか。