今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

七夕の夜は素麺パーティ

2010年07月07日 | 歳時
七夕復活委員会(五節句復活委員会の下部組織)の私としては、
七夕(正しくは”しちせき”と読む)の行事が、ゆっくりながら着実に復活しているのは
実に喜ばしいことだ。

なにしろ、勤務先の共同研究室にも、願い事の短冊が下った笹竹が今年初めて登場した。
ただ、七夕飾りだけでは物足りない。
何かわくわくするイベント性がほしい。

そこで素麺(ソーメン)だ。
七夕の夜は素麺を食べるのが伝統なのだ。
七夕の節句が明治政府によって廃止されるまで、日本人はそうしていた。
素麺というより、冷や麦に色の着いた麺が1,2本入っているでしょ。
あれ、七夕飾の五色の糸を模したもの。

国家から否定された伝統行事である節句(本来なら祝日)は、
われわれ国民が自主的に盛り上げるしかない。
たとえばスーパーマーケットが節分の恵方巻(これは伝統ではなく、
数十年前に関西の寿司屋がやりだしたもの)のように、
大々的に素麺を売り出していいのに。

どうせなら、七夕用の素麺(冷や麦)は、白いだけの麺でなく、
五色とはいかないまでも、色のついた麺を増やしてもっとカラフルにしてほしい。
素麺だけだとまだ地味なので、豆腐や茄子や、てんぷらやその他もろもろの惣菜を取り入れて、
ビール片手に暑気払いを兼ねたソーメンパーティをやるといい。

本当は、夜空の織女と牽牛を眺めながらしたいのだが.
いかんせん新暦だと梅雨の真っ最中。
それにめげずに、二人の逢瀬を祝って、盛大に盛り上げよう。

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