今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

室内の二酸化炭素濃度を測る

2023年02月01日 | 計測

 CO2削減は、地球だけでなく、狭い居住環境においても、頭脳労働の作業効率上必要なようだ。

適正な値は外気と等しい400ppm程度だが、締め切った室内に人がいて酸素を吸って CO2を出し続けているとどんどん濃くなる。

そうなると作業効率が濃度に反比例して落ち、眠気や頭痛が発生し、2000ppmを超えると健康被害が発生し、10000ppmくらいに達すると死亡するという。

ということで、”計測マン”の新たな装備としてハンディな二酸化炭素濃度計(アラーム付き)を購入した。

新築時に24時間換気システムを導入している東京宅の自室でも500ppmを超える(一応正常範囲内)。

そのような装置のない勤務先の研究室(鉄筋の個室)では、換気扇を常時回していても、机上で1000ppmを超えた(要換気アラームが作動)。

さらに木造の名古屋宅では、1200ppmを超えた。
暖房はエアコンでこの値だから、燃焼系の暖房を使っていたらもっと高くなっていたろう。

値を下げるには換気しかない。
冬なので窓を最小限に開けると、600ppmまで下がった(すなわち半減)。

換気は、電気を使う換気扇よりも、窓を開けて外気を入れた方が効率的なことがわかる。
ただ、これ以上窓を開けると暖房効果がなくなる。
600ppmはギリギリ正常範囲なのでこれで妥協しよう。

追記:翌日、同様な対応をしてみて、部屋の暖房に影響を与えない程度に窓をほんの小さく開けるだけで、室内の二酸化炭素濃度は平常値に下がることがわかった。これで問題解決!


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