今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

証明写真を撮る

2022年08月13日 | 生活

にわかに証明写真が必要になった。

JR東日本の「ジパング倶楽部」に入会したら届いた会員手帳に証明写真の貼り付けが求められていた。
もうひとつ、「マイナンバーカード」の交付申請を(いつかやらねばと思っていながら)先延ばしにしていたのだが、その一番の理由は証明写真が必要なことだった。

というわけで年貢の納め時、数十年ぶりに証明写真を撮ることにした。

言い換えれば、今の名古屋の勤務先に就職してから30年以上、証明写真を撮っていない(運転免許証・パスポートは除く)。

まず証明写真を撮ること自体が面倒。
手っ取り早いのは、駅などにある証明写真機
これならふらりと赴いてその場で写真をゲットできる(1000円)。
さっそく駅に行き、改札手前にあるその機械から出る写真サイズを確認。
すると、マイナンバー用のサイズと、ジパング倶楽部用のサイズの組合せパターンがない。
ただ、紙ではなくデータだけ受け取って自分で印刷する方法もあるという。

自分で印刷するなら、スマホのカメラで撮る無料の証明写真撮影アプリがある(ことを知った)。
さっそくアプリをダウンロードして、室内で自分にスマホのカメラを向けて撮った。
できた画像は、背景こそ証明写真風に処理されているものの、洗面所の鏡で見慣れている自分の顔とのギャップに唖然。
いくらなんでもこんな顔ではない!
絶対使いたくない。
どうしてこんな顔に写るのか? たぶん光の方向が悪いのだろう。

ずっと貼付けている証明写真だからこそ、見ていられる写真でありたい。
そうなるとスマホアプリはもとより、駅前の機械でもなく、撮影のプロがきちんとした光源で撮ってくれる写真館がいい。

そういえば30年以上前の履歴書に貼った写真は、新宿伊勢丹の写真館で撮ったもの。
さすがに出来がよく、親に「見合い写真に使える」と言われた。
サイトで伊勢丹写真館を探し、値段と受取りまでの日数を確認する。
この暑い中、新宿、しかも駅から離れた伊勢丹まで2往復するのが面倒。

サイトで近所の写真館を探すと、最寄り駅近くに昔からある写真スタジオがヒットした。
そこは駅の往復時にいつも目にしている。
値段は伊勢丹より安く、その場で受け取れる。
もちろんサイズはリクエストできる。

さっそく予約を入れたいが、この暑い時分なので、汗が出る前の午前中にしたい。
ところが先方の写真家は、天気がいいと午前中は撮影に出るという。

幸い、本日は東京に台風が接近し、雲行きが怪しい。
当日の朝に電話するとすぐにでもOKとのこと。

ごたごたした室内の一角に座って写真をバシバシ撮られ、パソコン画面から使う一枚を選ぶ(表情が硬すぎもなく、かといってにやけていないもの)。
さすが、鏡で見ている顔に近く、実用に耐える(今さら見合い写真には…)。
その写真を指定したサイズに合わせて数枚ずつ作ってくれ、残りの写真が並んだA4のシートと、cdでデータをくれた。
所要時間は30分ほどで、しめて2800円。
近所なので気楽に予約し、徒歩で往復できるので楽だった。