今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

揚げ物を断とうかな

2019年11月11日 | 健康

人間にとって根源的な快楽である”食べる”ことを自ら制限するというのは、それだけでストレスとなりそうだが、

食の快楽の追求が、食の本来の目的である”健康”を損なうという矛盾にぶち当るなら、方向転換は止む終えない。

揚げ物というすばらしい食感の料理は、健康を損なうことが明らかとなった。

AGEという糖化物質が食材の高熱処理によって作られ、それが人体のあちこちを老化させる。
AGEを最も生産するのが、最も高熱を出す揚げ物だ。

さらに安い油で揚げる揚げ物は、体に悪いトランス脂肪酸を吸収し、カロリーも一挙に高めて肥満にも導く。

なので、まずは揚げ物を断つことが健康への道ということになる。

私はすでに「ラーメン」からおさらばしているが、これには覚悟はいらなかった。
野菜たっぷりのタンメンか焼そばを食べればいいから。

揚げ物を断つということは、海老天、かき揚げ、エビフライ、トンカツ、メンチ、イカリングからおさらばすることになるから、
これには決心がいる(鳥の唐揚げは元から選択肢外)。
蕎麦はOKでも、天ぷら蕎麦や天ざるはアウトになる。 
天丼は、ご飯が多すぎるので、元から選択外だった。

実はそれだけではすまない。
スナック菓子が全滅に近い。
まずは大好きなポテトチップス。
ポテトチップスは小学生の時に大好きになって、ポテトチップスの評論家になろうと思ったほどだが、
じゃがいもの揚げ物は、発ガン性が指摘されている最悪のAGE(アクリルアミド)が作られる。
だから、「じゃがりこ」や「ポテロング」はもちろん、健康的だと思っていた「おっとっと」もダメだ。
じゃがいも以外に、トウモロコシやもち米原料のフライ菓子もことごとくダメだ。
ポップコーンは油で熱しているが揚げてはいないからギリセーフか。
もち米原料では揚げていない(おかきでない)煎餅ならOK。 
とすると毎晩の寝酒のつまみ(これ自体が不健康な悪習)は、珍味と柿ピーが無難か。 

こう考えると、私の食生活から”快”のかなりの部分が失われる感がする。
AGEからすると、揚げ物の次に温度が高い炒め物も避けた方がいいのだが、
そうなると餃子も焼そばもダメとなり、いくらなんでもそこまで禁欲にはなれない(もっとも家で作る餃子も焼そばも油は少々で蒸すのがメイン)。
ちなみにω3の健康的な油は、加熱しないで摂取している。 

あと、旅先の宿で出される天ぷら盛り合わせはよしとしよう。

ということで、完全ではないが揚げ物断ち、いや揚げ物遠ざけを決行することにした。