明日からわが勤務先が業務再開ということなので、東京にいる私も今日が休業最終日のつもり。
その今日の予定は、秋葉のパナソニック修理工房に行ってカメラ(Lumix)の故障(シャッターがおりない)を診てもらうこと。
あと、帰りに近所で時計の電池交換も頼みたい。
まずは、修理工房でのカメラ修理の見積が思ったより高かったので(購入価格の半値近く)、カメラは研究の備品ということもあり、自腹は痛いので、研究費で賄うことにして修理はペンディングにした。
ついでに大黒屋で来週使う新幹線のチケットを買おうと思ったが、先客に時間がかかっており、また店内を覗くと私がほしいチケットは空のようなので、御徒町のチケットショップで買おうと1駅分歩くことにした。
御徒町でチケットを買い、ついでに二木の菓子で、チータラを買おうとしたら、売り切れ。
なら近くの多慶屋で買おうと思って、御徒町のガードをくぐって、多慶屋に向った。
すると、私を呼ぶ声がする。
立ち止まって振返ると、なんと愛知の職場の元同僚(♀)!
彼女は首都圏の大学の職を得て沿線の足立区に住んでいる。
人口の少ない町村なら、道ばたで出くわすことも珍しくないだろうが、
ここは大東京の繁華街。
お互いに家の近所ではない、買い物先の歩道で邂逅したわけ。
しかも私は、本来予定になかった行き先に向っていた。
この偶然感はすごい!
驚いた後は、互いに近況を伝え合って別れた。
こういう”偶然”てごくたまにある。
高校時代、北アルプスの涸沢で高校の同輩と遇ったり、大学時代、甲府の街でサークルの同輩と遇ったり。
べつに「シンクロニシティ」(意味ある偶然) と解釈するほどのことでもないが、相手に象徴される何かが今の私にとって必要なのかもしれない。
ちなみに、チータラは多慶屋でも売り切れだった(結果的には彼女と出くわす道を行く必要はなかった)。
そして、帰りがけに電池交換をたのもうと思っていた店も今日は休みだった。
こうして振返ると、新幹線のチケットは買ったものの、 本日目的とした2つの用事はいずれも達成されなかった。
むしろ結果的には、元同僚に遇うために外出したといってもよいことになる
(ついでに、チータラは近所の店で同額で買えた)。