今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

JR東日本、JR東海と乗り継いで

2019年08月09日 | 

例年のように、東京から名古屋まで、18きっぷで、東海道線の鈍行を乗り継いだ。

あの静岡県内の駅(熱海〜新所原)をすべて停まるJR東海の鈍行も、最近は浜松ではなく豊橋までの長距離便があって、これに乗れば乗換え回数が少なくできる。

夏休み中なので、私のような”18きっぱー”だけでなく、普通の旅行客も多く、特に東京—熱海間の快速アクティーはグリーン車も混雑する。
その熱海から豊橋までの長距離便はアクティーに接続する1本前の便なので、早めに上野に行き、駅弁を買って、余裕をもって熱海発の便につながる1本前の便に乗ろうとしたら、グリーン車が満席どころか立っている客までいる。

なのでこれに乗らず、次のぎりぎり1分前に着く便を待った。
すると、なんということか、その便は、栃木県内で踏み切りトラブルのため9分遅れているという。
熱海では乗換えに1分しか余裕がないから、これでは豊橋行きに間に合わない( JR東海は JR東日本の鈍行を待ってくれない)!
さっきの便に無理して乗っておけばよかったと後悔。

9分遅れで来た列車も、グリーン車は満席。
グリーン車がこんなに混むようになったのは最近だ。
以前は、二階席の海側の窓際に座って、のんびり駅弁を食べながら、相模湾を眺めていたのに。

幸いなことにグリーン車の客は、東京駅で結構降りたので、二階席の海側の窓際に座れた。
これでおちついて駅弁を食べれる。

そして9分遅れで東京駅を出発した列車は、なんと小田原までの間に、その遅れを見事に取り戻した。
すっかり諦めていたのに、JR東日本を見直した。

ダイヤ通りに熱海に着いたので、急いで向いのホームに待っている豊橋行き(3両編成)に駆け乗った。
車内はおおきな荷物をもった客でぎっしり。
1分前に駆け乗った私は、当然立ったまま。
いつもなら、三島・沼津でどっと空くのだが、今回は逆に混んでくる。
せっかく豊橋までの直行便に乗れたのだが、むしろ豊橋までの3時間立ちっぱなしになりそう。
しかも!、 JR東海の鈍行は冷房がない(送風のみ)便があり、この便もそれに当ってしまった。
車内の気温は31℃。
さらに長距離走るのにトイレもない。
 JR東海は、東海道新幹線で黒字のくせに在来線を冷遇していて有名だが、真夏に冷房なしとは、むしろ文字通り”冷遇”してほしかった。

JR東日本管内では、9分遅れのため、豊橋行きの次の便に乗るしかないと思っていた。
 JR東日本の頑張りのおかげで、予定していた豊橋行きに乗れたものの、この苦痛を3時間我慢する気になれず、興津で下りて、次の便に乗ることにした。

30分待って、興津始発豊橋行きのがらがらで涼しい便(6両編成)に乗った。
これで安心と思いきや、豊橋まで行くのは前の3両だけで、私が乗っている後ろの3両は浜松止まりだと。
前の車両に行くと、古い車両で冷房の効き悪い。
熱海発ほどの暑さではないが、もっとサービス頑張ってほしい。

JR東海も現金なもので、豊橋から先は、私鉄の名古屋鉄道と競合するため、クロスシートの快速が走る(もちろん冷房・トイレ付き)。 

どうもJR東海と静岡県て、相性が悪いようだ。